Workers at Cafe

オーストラリア仕事の基礎知識/問題の対処力アップ

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Image by amille Chen via Unsplush

オーストラリア・ワーホリのための仕事と雇用の知識です。

オーストラリア仕事の基礎知識/問題の対処力アップ

Fair Work Paying wages を元に、以下の内容を説明します。日本語ページもあり。

用語を理解することで、英語情報を自分で読む力が育ちます。

  • Pay slips 
  • Record-keeping
  • Payment summaries 
  • 雇用主が違反した場合の対処法
  • 職場の問題を解決するための情報

注意:知っておくと役立つ知識ですが。。。

ただ現実的に、職場でむやみに知識を話すとトラブルを招く可能性も。ソフトスキルも大事です。パワハラや不当な扱いを受けている場合は、身の危険を回避するため、他言は避けたほうが良い状況も。特にファームで孤立している状況などは注意。

ただし雇用条件の内容を職場で話すことは、違法でも違反でもありません。そこは勘違いしないように。(Pay secrecy)

Pay slips とは

「Pay slips」は、給与明細のことです。

Pay slips ensure that employees receive the correct pay and entitlements and help employers to keep accurate and complete records.

Pay slips

給与明細の見方は、別記事で詳しく学んでね。

Record-keeping とは

雇用主が、従業員の雇用記録(帳簿)をつけることを「Record-keeping」といいます。

雇用主は、雇用期間・雇用形態・給与情報など、様々な情報を記録し、これを7年間保存する義務があります。 

Employers have to keep accurate and up-to-date records about their employees. This includes information about an employee’s pay, leave and hours of work. Records also need to be kept about any changes to working arrangements or ending employment.

Paying wages

帳簿の内容を間違える雇用主もいます。自分で記録をつけ管理することが重要です。

Record は、個人情報であり関係のない第三者への開示は禁止されています。ただし従業員は、自分の記録を確認する権利があります。

Employee records are private and confidential. Only the employer, payroll staff, the employee and authorised individuals, such as an accountant, can access the records.

Who can access records?

Fair Work Inspector (FWI) が帳簿を確認する際に、ごまかしや誤解を招く内容が見つかった場合、雇用主に罰金が課せられます。これを、infringement notice という。

詳細: Record-keeping 

Payment summaries  とは

所得の年間内訳を記録した書類を「Payment summaries」または「Income statement」といいます。税金の年度末になると雇用主がATOへ提出します。

ワーホリの場合は、タックスリターンやSuperの返金(DASP)をする際に必要な情報です。

  • 年度の給与の合計
  • 控除された税金の額
  • Superannuation

雇用主が用意した自分の Payment summaries は、ATO online services で確認することができます。雇用主は7月14日までにATOに提出する義務があります。

  • Income statement 
  • Payment summary

書類には2種類あり、雇用主が Income statement を報告しなかった場合は、Payment summary を用意するようです。どちらにせよ従業員は ATO online services で、いずれかの書類を確認できます。

複数の雇用先で仕事をした場合は、Income statement と Payment summary の両方が発行される場合もあるようです。
詳細:Access your income statement

関連記事:

雇用主が違反した場合の対処法

以下のような場合は、しっかり対処しよう。

  • Pay slips をもらえない。その内容に間違いがある。
  • Record-keeping の開示を拒まれた。きちんとつけられていない。
  • Payment summaries が年度末に用意されていない。

ワーキングホリデーや外国人労働者も、これらの権利が守られています。もし雇用主が正しく対応しない場合は違反になります。(infringement notice)

雇用主は、Pay slips の発行が義務付けられています。紙またはデジタルどちらかで発行します。キャッシュ払い(in cash)の場合も Pay slips は必須です。(Receiving cash for work you do)

Pay slips を出してほしいと聞いて、7日以上待っても出してくれない場合は、ステップ2・3に進みます。

ステップ1:
雇用主に Pay slips の発行や、間違いの訂正を求める。
ステップ2:
雇用主に話し合いの機会を設けてもらう。Fair Workの参考ページを見せ、違反内容を認識してもらう。
ステップ3:
Fair Work OMBUDSMAN に相談・報告する。

I’m not getting pay slips によると、こういった感じの流れが書いてあります。

ただし英語が難しいと思うので、現地の友人などに通訳をお願いするのも一つの手です。通訳者には、ここで紹介した Fair Work の関連ページを見せ、まず内容を理解してもらってくださいね。労働規則を理解していないと、話し合いがスムーズにいかないでしょう。

違法賃金「cash-in-hand」とは
上記で説明した通り、キャッシュ払いという支払い方法は違法ではありません。

「cash-in-hand」という用語は、一般的に、雇用主が従業員の Record を記録せず、Payslip もださない、税金や Super の登録もしていないような状態を意味します。支払い方法がキャッシュかどうかは関係ありません。この名称は紛らわしいですね。
参考元:JobWatch Employment Rites Legal Centre

職場の問題を解決するための情報

Fair Work サイトには、日本語があるページもあります。ただあまり細かい説明がないので理解が難しい場合も。英語情報の意味がわからない時は、ノマドちゃんにコメントして記事にで頂くと記事にできます。

雇用主に提示すると良いページ
労働規則のページはめちゃ多いので、使えそうなものを一部絞りました。

雇用条件を調べるツール
自分の状況に適用される条件を調べるツールあり。難しいかもしれないが、試しにやってみてください。社会的な権利を理解するのは、海外でも日本でも大切なことです。

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