ワーホリ3ヶ国で経験した有意義な人間関係と海外５つの社会的要素
こんにちは。 のまどちゃんです。
一緒ににいると、なんかそわそわしてしまう。そんな友達いない？それってさ、フェイクな関係だよね。逆に信頼できる人といると、心満たされるでしょ？
ワーホリ海外で、その真の友情を見つけるって、けっこう難しいんだよね。1年しかないからさ、サクッと信頼できる友人を見つけないと、だよね。
今回は、私の3ヶ国の経験を元に、海外の人間関係について学ぶよ。恋愛にも必ず役に立つからね。
特にワーホリ1年しかできない人、参考にしてほしい。人間関係の本質が学べるから。
ワーホリ3ヶ国で経験した有意義な交友と海外５つの社会的要素
前回、ワーホリ海外の友達作りには、まず自分の社会的立場を理解する必要がある、という話をした。
ただその社会的立場って、ちょっと複雑なんだな。人種、国籍はもちろん、多くの要素があるのさ。
ここでは、ザクっと５つの社会的要素をまとめた。
- 現地語レベルや英語レベル
- 学歴や教育レベル
- 収入レベルや生活水準
- バックグラウンド(育ちや宗教、人種など)
- 社会的地位(職種・役職や権威)
海外で深い人間関係を構築するには、これらを意識する必要がある。海外でこの社会知識を学ぶことで、君は劇的に成長するよ。
社会的立場が近い人で、性格が合えば、深い交友関係を構築できる。逆に立場がかけ離れた人とは、フェイクな関係になりやすい。
ということは、自分の社会的立場が変化すれば、必然的に付き合う人間も変化するとうこと。まぁ、基本だよね。
ただ説明しても難しいので、私の経験を見てもらった方がわかりやすいと思う。
のまどちゃん3ヶ国の有意義な交友の具体例
ワーホリの出会いのポイントは、どこで・どの社会的立場の人と出会うのか。
初の豪ワーホリは27歳の頃。社会的立場なんて概念は、まったく理解していなかった。まあ、世間知らずの世界知らずだったのさ。
ただ結果的に、真の交友関係は、ほぼほぼ社会的立場が近い人たちだったのね。
さらに、自分の成長に伴い、友人のタイプは徐々に変化したよ。
- 英語の上達
- 社会知識の向上
- 経験値アップ
これらの要素が大きいと思う。ただし1年ワーホリの場合、成長してる時間などないので、ワーホリの社会的立場を今のうちに正しく理解し、友人作りを最適化しよう。
ワーホリオーストラリアで築いた有意義な交友関係
当時の自分：
- まったく英語ができなかった(WH5Yレベル)。
- 海外の社会知識も経験もゼロだった。西洋の旅行も移住も初めて。
一番信頼できたのは、ベトナム移民1世の市民女性で、小学校の先生だった。仲良くなった要因は、生活水準が近かった・育ちが裕福でない・アジア人女性などの共通点かな。
市民の彼女もまた、安いシェアハウスでワーホリや学生たちと暮らしていた。彼女と知り合ったキッカケは、語学学校の友人の紹介。わりと派手な暮らしをする学生たちよりも、ガッツリ地に足をつけている彼女の方が、気が合ったのさ。学校の先生や福祉関係って給料安いからね～日本も海外も。
彼女は、私の社会的立場や生活水準、そして超カタコト英語をほぼ理解していた。私の経済力でも楽しめる、安くてコスパの高いレストランや、買い物場所を紹介してくれた。相手の状況を汲み取ることができる、思いやりのある人だった。
落ち合う場所は、決まってお金のかからないコンドミニアムの共有スペースやパークなど。彼女といると、まったく背伸びしなくてもいい。そわそわ率ゼロ％。
ただ市民の彼女でも、白人層との間にある壁には疑問を感じていた。
“Europeans, those white people are different. They don’t understand us.”
“What do you mean? They are so cool. I like them.”
“No, Nomadochan, you are not understanding at all. You gotta be careful.”
当時は、彼女の助言の意味がわからなかった。いろいろとアドバイスしてくれた彼女の言葉を理解できなかったのは、私の社会知識が低かったからだ。
多様性がありすぎる街メルボルン
彼女の他には、主に台湾・韓国・東南アジア出身の女性、他のワーホリと自然に友達になった。世界中の人たちとも知り合ったが、わりと浅く広い関係だったが、浅く広くもメリットがあるからね。
主な出会いのキッカケは、2ヶ月だけ通った語学学校からの繋がり・シェアハウス・ジャパレスだよ。
ファームの田舎生活では、地元の人たちとの有意義な出会いもあった。
メルボルンは学生の街、つまり世界中から富裕層が集まる。超がつく多様性の街だよ。こういった社会的要因を理解しておらず、やたら生活水準の高い人達ともつるんでしまい、わびしい思いをしたことも。
ワーホリドイツで築いた有意義な交友関係
日本帰国後の発音の特訓により、スピーキングは向上していた。しかし海外の社会知識は、まだまだ低い状態だった。
ドイツでは、なぜだか一ヶ月目に恋人ができた。出会った場所は、初期に滞在していたユースホステルだよ。
彼と私の共通点、それは低所得の落ちこぼれだった。(笑) 出逢ったときは、互いに住む部屋もなければ、仕事もたいした貯金もない。互いにいくどか公園で野宿したなんて経験もあり、同じ苦悩を共有できる間柄となった。これは(笑)えない経験、マジで。
ドイツは英語できる人率が高い。彼は私より英語ができたのでそこは助かった。
ドイツはカナダや豪とは、わけが違う
特にドイツでは、日本人コミュニティで友人を増やした。日本人が少ない土地のその絆は、より深いと感じる。出会いの場所は、日本文化のエクスチェンジとジャパレスだよ。
他には、日本に興味のある人との交友関係が広がった。ドイツは豪やカナダに比べ、アジア人が極端に少なく、白人率が極端に高い。黒人もわりと多い。自然に白人や黒人の友人も。
ワーホリとの出会いは少ないが、地元の人との距離感は近め。出会いの場は、やはりエクスチェンジだよ。
ミュンヘンは、ドイツの超高級住宅街。実は、ワーホリがサクっと住めるような土地ではない。ただし今回は、ガッツリと地に足をつけた結果、自分のレベルにあった人たちとつるんだことで、生活が充実したよ。人間関係うまくいくと人生楽しいよほんと、お金じゃない。
ところで『Veronica Mars』ってドラマ見たことある？金持ち地域って、貧富の差が極端に2層化するのね。このドラマを見てその意味を学んでみて。
ワーホリカナダで築いた有意義な交友関係
ギリホリで滑りこんだ最後のカナダ。日常英語は特に問題はなかったのね。だけど低所得な移民・東アジア人という立場に違いはなかった。
フィリピン・ベトナム・カンボジア・インド・イラン・黒人系など、マイノリティーと言われる人たちとの交友が広がったよ。やはりこれが自然なのさ。どれだけ英語ができても、自分もまたマイノリティー。
※ちなみにイラン人とインド人はわりと富裕層が多い。うん、海外の社会階級は複雑なのさ。
出会いの場は、職場とシェアハウスだよ。掛け持ちしたから、知り合う確率も2倍。
でもやはり豪の頃と比べ、自分自身が大きく成長していた。必然的にワーホリとの付き合いは減り、地元の人や、白人層との付き合いも増えたよ。
社会知識がついてくると、人種の壁はもちろん、収入の壁も少しマシになってくると感じる。やはり、教育はとても大切なんだよね。有意義な人間関係に、英語力はまったく重要ではない。
ワーホリで社会レベルの違う人と付き合うとこうなる
特に収入レベルだよね。ワーホリ初期、まだ貯金があるうちは、イキガッテ金持ち学生や、ミドルクラスと知り合いになってしまうケースも多い。そしてお金が尽きた時、それはフェイクだったのだと、気がつく。
“Sorry, my income form Japanese restaurant can’t not keep up this kinda life style. ”
なんてバカ正直に言った日には、
”All right, don’t worry. We’ll catch up sometime. I’ll text you.”
なんて社交辞令でフェイドアウトが落ちだろう。まあ、その方がいいか。
恋愛も同じこと。例えば、男性側がいつも食事代を出す状況が続けば疲れてくる。
”It was a nice meeting you. Ah…I’ll text you…ok? Good night. “
とこれまたフェイドアウト。
ワーホリで信頼できる友人は、1～2人見つかれば上出来だよ。スタディでは、一度にメンテできる人数は3～5人ほど。
ワーホリ1年だけの人は、のまどちゃんブログの知識をフル活用し、失敗を最小限に減らしてね。
【まとめ】海外の交友関係は、内と外の様々な要因で多様化する
私の例でわかるように、移民が圧倒的に多い国と、そうでない国(ドイツなど)では、状況がまったく異なる。はたまた韓国や台湾など Homogeneous な国は、移民が劇的に少ない。
プラス自分の経験値・社会知識・言語力など、成長の度合いで激しく変化する。
海外生活は、スタート地点が低いぶん、成長の伸びしろが半端ない。社会知識ゼロとか、もう子供みたいな感覚だから。だからたったの数年でも、別人のようになるのさ。
海外の交友関係は、内と外の様々な要因で多様化する。背伸びせず、自分の社会的立場を理解し、社会を学び続ける事が大切だよ。
