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オーストラリアワーホリの滞在先7種と社会知識

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Image by Andy Wang via Unsplush (Sydney)

オーストラリアワーキングホリデーの滞在先にはどんなタイプがあるのか。

アコモデーションを7種類の特徴を学んでみるね。

オーストラリアワーホリの滞在先7種と社会知識

オーストラリアへ渡航する前に、宿泊施設の種類や文化を学んでおこう。

ただしこの記事は、選択肢を広げるための知識だと思わないでほしい。選択肢が多すぎると、過剰なエネルギーを消費する、または不安を引き起こす原因にもなる。

決定力が弱い人や、旅や海外の経験値が低い人は、とりあえず無難に、安全杯で、自分ができそうな滞在先を探してほしい。

でもでも、幅広い社会知識をつけ、そこから考える力を育てることは大切。私はそう思っている。ってことで、滞在先の7種、いってみる。

あと、労働で家賃を払うタイプの部屋も参考に。

シェアハウス「share house / flat share」

シェアハウスは、ワーホリにとって料金と利便性のバランスが最も優れているアコモデーションです。

部屋の種類は主に2つ。

  • 部屋を共有「share room」
  • 個人部屋「private room」

オーストラリアの不動産価格は、2000年以降、劇的に上昇していますね。オーストラリア不動産価格の図をみてね。

「家賃は収入の3分の1」という概念。日本で習ったよね。西洋社会もこれは同じです。

住む場所は、①不動産物価②ワーホリで得られる収入の2つから考える。

ワーホリ収入の場合、プライべートルームを選ぶと、家賃だけで収入の半分を超えてしまう可能背も。となると2~3人の共有ルームを選ぶのが妥当な選択だろう。

プライベートルームを選んだとしても、現実的に、収入の半分までに抑えよう。

賃金の上昇は緩やかなのに対し、不動産の上昇は劇的に激しい。となると賃金変化よりも不動産変化を基準にして、生活設計を立てるのが大切そうだね。

詳細は、シェアハウスを探す方法5つを見てね。

ホステル「Hostel」

ホステルの特徴は、バックパッカー文化にある。一般的な観光客が泊まるホテルとは違った、独特の雰囲気があるね。部屋の種類は2つ。

  • 共有「dorm room」
  • プライベート「private room」

”Dorm” とは、学生寮を意味する。学生ドラマでよく耳にする言葉。イメージとしては、旅する学生の寮という感じ。もちろん学生でなくてもOKだし、年齢も関係ない。

一般的には1日から泊まれ、低価格で利便性が良い。数ヶ月など長期で滞在することも。移動が多い人に最適なオプションです。

キッチンがないホステルだと、食費が劇的に高くなってしまう。そこは気をつけてね。

宿泊費は、ドームで1泊$40〜(豪の相場)。物価変動で違いが出るので、必ずサイトで調べてみてね。

There are three main hostel chains that are well known in Australia – Nomads, Base Backpackers and YHA Backpackers.

Australia BackPacker Guide

文化の詳細は、ホステルで遭遇する人と素敵な出会いをみてね。

ホームステイ「Home Stay」

ホームステイは人との繋がりであり、若者が教育と文化学習をするための滞在先。つまり経験が目的なので、料金や利便性はあまり期待しないほうがいい。

ドイツに住んだときは、 Student exchange といって、高校生が他人の家で生活するという制度があると知った。へ〜オモロ〜と思ったけど、日本そういうのあるの?え、交換留学のこと?それ優等生と金持ち限定のやつじゃ…。

話それるけど、『The Simpsons』の The Crepes of Wrath で、Bart (小学生)がフランスへ行く回が面白いので見てみて。

ホームステイは、地元家族と共にローカル文化を学べるのが魅力。どんな文化の地域や家庭に住むかは、ルーレット的なところがあり、そのスリル感が面白い。たぶんワーホリもできるよね?どうなんだろう。実はよく知らない(笑)。

詳細は、アコモデーションの種類/ホームステイの項目を見てね。

もし公式ホームステイができない人は、個人ファームの生活で似たような経験ができる。ノマドちゃんは、メルボルン郊外のファームで地元家族と触れ合う経験をしたよ。

犬やらアヒルやら小学生やらとキャーキャーはしゃぐ謎のカタコト外国人(四ツ目しかもビン底)!子供って差別とか偏見とか知らないからさ。こっちがどんな人種とか、国籍とか、見た目とか、話し方とか、彼らには関係ないんだよね。まぁティーンとネコには、あの冷たい視線で見られたけど…。

不動産会社「Real estate agency」

ワーホリにはあまり関係ないかもしれないが、一般知識として少し不動産屋の話をするね。

オーストラリアの不動産屋で部屋を借りる際は、仲介手数料がかからないようだ。

理由は、大家が不動産手数料を支払い入居者を探すシステムだから。ゆえに大家から直接部屋を借りる場合よりも、少し家賃(レント)が高くなる可能性がある。

ただまぁ、不動産物価が高いことに違いはない。豪の大都市では、そもそも一人暮らしというコンセプトが無理ゲーな経済状況だな…。

The agency fees are the responsibility of the owner so you won’t have to pay anything. Landlords hire them to find tenants for their rental property and usually pay them the equivalent of two weeks’ rent. The service is free to you, as a tenant. However, the rent may be slighter higher to cover the cost of using a real estate agent, and the lease offered may be harder to break

※引用元どこかわからなくなってしまった。すんません。

不動産契約は、長期契約や家具の設置などが必要な場合も。不動産屋を利用する利点は、大家とのトラブルが起きないよう、契約内容に従い業者が対応してくれることです。

一応、大手不動産プラットフォームのリンクはこちら。相場や契約条件をチェックしてみてください。

ハウスシッター「House Sitting」

ベビーシッターならぬハウスシッター。

名前のとおり、家主が家をあける数週間~数ヶ月の間、物件の管理をしてくれる人を探すことです。

借りる側は、ペットの世話や庭の管理などを任される。ただ実際は、旅行中の家賃を誰かにカバーしてほしいというのが主な理由です。

つまり無料や格安で住めるわけではない。ノマドちゃん自身、友達と一緒にハウスシッターをした経験がある。貸し手はこんな人たち:

  • 長期の家族やカップル旅行をする人
  • 一人暮らし、旅や出張で長く家をあける人
  • 国際カップルや移民など、母国へ里帰りをする人

ドイツではハウスシッター文化が多く、衝撃を受けた。そんな簡単に他人を家に住ませていいの!とカルチャーショック。

近年は、ハウスシッターを探す人が他の西洋諸国にも増え始めているように感じる。その理由は、ネット個人取引の容易さや、不動産物価の上昇など。エアビーに近いシステムかな。

ハウスシッターは、部屋探しプラットフォームやSNS上で探せるよ。”Only for two weeks / few months” みたいな投稿が目印。中には ”Only week-day.” 「平日だけ住んでくれる人」みたいな、無茶ぶり投稿も。変なのものには気をつけてね。

ハウスシッターは、個人の責任で行うやり取り。トラブルに巻き込まれても自分の責任です。

犬の世話をする代わりに無料で住めるケースもって、そんなウマい話はないと思うよ。知人の紹介ではなく、他人を無料で住ませるという響きは怪しい。

類義語もあるので、気になる人は英語で検索してみてね。
[homesitter・home watche・live-in sitter・house minder]

Airbnb

エアビーは、日本で利用したことしかないので、ノマドちゃん詳しくないんだよね。

てことで、社会経済の話をしよう。

エアビーは、ホストまたはゲストに手数料がかかる。ところでこの中間手数料、トラブルが起きた時のサポートや補償はしてくれるのだろうか?

エアビーは観光客向けなので、ホテル滞在より安いのが利点。同じサービスのホテルより安く快適であれば、旅行で利用する価値はあるかも。

手数料は、じわじわと上昇しているみたいだね。さらにホスト側が払う割合とゲスト側う割合を定期的に変化している。

最新状況は、ホスト側が15%を負担する。冒頭で説明したように、不動産価格が爆上がりしている点も考慮すると、ホスト側の経営は厳しくなる可能性も。となると結局は、消費者がその一部を負担する状態に。それが何%なのか、もはや消費者側にはわからない…。

海外の大手コーポレーションは、経済状況とは関係なしにサービスの値上げをします。値上げができない状況になった時点では、サービスを低下させ利益を増やすというのがパターンです。

このあたりの経済の仕組みを理解し、ホテルよりも安く快適で、15%の手数料を取るエアビーがトラブル発生などの補償もしてくれるサービスであれば、利用する価値があるかもしれない。

カウチサーフィン「CouchSurfing」

カウチサーフィンは、人との出会いという経験が目的。滞在先として考えるのは、ちょっとポイントが違う気もするが、一応紹介してみる。

経験から言うと、前もって何度もコミュニケーションをとり、ホストの時間や都合に合わせてプランする必要があり、かなり不自由な滞在先です。無料で泊めさせてもらうので、こちらも気を使う。お土産や差し入れなどを渡すのも、礼儀みたいだね。

出会いや文化共有が目的なので、泊まれるのは1泊~数日。そこから親密な関係になれば話は別だと思うけど。冷静に考えて、カウチで素敵な恋人ができる確率より、変態に出会う確率の方が高い。ある意味で、ソフトスキルを育てる練習にはなるかもしれない。

やはり人との出会いを楽しむシステム。安宿を確保する手段とは言い難い。そのポイントを理解して利用すると楽しいです。

海外文化がわからないワーホリ初期はおすすめしません。ワーホリ中に海外社会や文化を学べば、帰国前に挑戦できるかもしれませんね。

ホストは圧倒的に男性が多い。カウチもまた、個人の責任で利用してください。

記事はここまでです。経済的に厳しい世の中。賢くプランを立てる知識が重要だね。それではまた〜。

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