Searching for a room

オーストラリアワーホリ/労働で家賃を払うタイプの部屋と探し方

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Image by Jaelynn Castillo via Unsplush

家賃はお金で支払う。日本の生活では、それが当たり前かもしれない。

ワーキングホリデーでは、労働で家賃を払うという特殊な体験をすることもできる。

ここでは、労働で払う部屋の本質や、部屋を探すためのリンクを紹介します。

オーストラリアワーホリ/労働で家賃を払うタイプの部屋と探し方

前回は、お金で家賃を支払うシェアハウスの探し方を紹介したよ。今回は労働で払うタイプ。

Work for Accommodation / Employer-Provided Accommodation
英語風に言うとこうなる。

労働で家賃を支払うタイプいろいろ:

  1. ファーム「Farm」
  2. ホステル「Working hostels」
  3. オペア「Au Pair」

それぞれの特徴や向いている人のタイプも見るね。

労働で払うタイプの部屋に向いている人

  • 苦労に耐え抜く体力と精神力のある人
  • 親が小遣い送金してくれる・貯金額が豊富にあ

歴史背景では、労働で家賃を払うタイプの部屋は、貧しい国から来た移民が、身よりもお金もない状態で新生活を始めるための手段であり、それは現在も変わりません。

故郷の貧しい生活を改善するために必死で生きる。それが労働で払う部屋の根本にあるもの。その歴史を心に刻みこんで海外で生活してね。

ただし、お金で解決できるユルくて楽し〜いタイプもあるので、ビビらなくで大丈夫。

労働で支払う部屋の共通点

労働で払う部屋の共通点は、住み込みです。

  • 農業(畜産業)または採掘
  • 掃除・家事・子供や老人の世話

そして3K労働が根本にある。

労働で払うタイプの部屋を探す場合は、3Kタイプなのか、ユルふわ系なのか、見極めて計画することが大切です。

どちらにせよ、お金たくさんありますという人は、辛いな~と思った時点で、スカイスキャナーをチェック。ゴールドコーストあたりへ飛べば、キレイなビーチが待っているので大丈夫。

ファームで暮らす「Farm Experience」

前提として、楽しいファーム経験はボランティアです。つまり裕福な国の人の旅行です。

ボランティア活動には、お金がかかります。僻地への交通費・衣服や装備を揃える費用・食費やおやつ代など。ただし無料または安い家賃で住めたりするので、普通のホテル観光よりは格安の旅行だと考えると辻褄が合う。これはユルふわ系です。

リアルなファーム経験は、違法賃金・搾取・差別・精神崩壊・エグイ虫などが定番(笑)。これは3Kタイプです。

ユルふわ系ファーム体験のサイトは、4つほどあるみたい。もっとあればまた追加するね。私も興味ある分野なので、別記事で詳しく解説できれば…したいと思ってます。

ユルふわ系ファームの特徴は、白人の富裕層が多いこと。ベジタリアン・ビーガン・ヒッピー・動物愛護や環境保護に興味のある人と出会う機会が多いかも。これらは、ヨーロッパをはじめ西洋人に人気の文化だから。最近は日本でも広まりつつある文化です。

あとは、ボランティアしてる超クールな自分をSNSでアピールする系の人も、ちらほらいると思います。意識高い系は、ユルふわ経験を好む傾向にあり(ノマドちゃん調べ)。

ノマドちゃんのユルふわファーム経験はこちら。いやお前もかよ(笑)

ホステルで働きながら暮らす「Working hostels」

ホステルで働く代わりに無料で住ませてもえる、という神話、耳にしたことない?ノマドちゃんもワーホリ中に聞いたことがある。

ホステルの受付や掃除をしながら無料で住めてしまう。そんなウマい話はあるのか?

調べてみると、どうやらそれは、小さな街や田舎にある慣習のようです。

Working hostels look like hostels and offer the classic experience—dorms, a shared kitchen, etc. However, they are usually located in towns or in rural areas, close to farms, and they help backpackers looking for work (transport to the work site can also be arranged, for a fee).

working hostels – pvtistes

主にファーム仕事を探している人が、ホステルに暮らしながらファームジョブの仕事依頼を待つというシステム。これもワーホリ中に聞いたことあるな。

ホステルのオーナーが、ファーム業者と季節労働者の仲介に入り仕事を斡旋する。ホステルにタダ(安く)で住めて、ファームジョブまで斡旋してもらえてサイコーやん!一見、都合の良い話に聞こえるが、ウマい話には、気をつけなければいけない。

ホステルのオーナーは、労働者をタダで働かせ運営費用を削り、さらにファーム仕事を斡旋することで仲介手数料で儲ける。仕事待ちをする労働者は、住む場所も仕事もホステル側に完全依存してしまう状況になる。

Here’s the deal: you sign up to stay at the hostel while you work, and the hostel helps you find a job (usually farm work). The hostel owner puts you in touch with either a local farmer or a contractor (a middleman between the farmer and agricultural workers) and in theory, it’s a win-win situation where demand meets supply.

working hostels – pvtistes

ホステル斡旋のファームジョブには、先にデポジットを送金して系のスキャムもあるので、本当に気をつけてね。採掘ジョブも同じようなシステムになってるかも。

なんにせよ、アコモデーション無料でしっかりお金も稼げる!という類の情報には気をつけてね。

オペアでファミリーと暮らす「Au Pair」

オーストラリアの Au Pair は、ホスト家族の一員として生活をするシステムです。

子供の世話や住居環境を整える役割を果たす代わりに、部屋や食事、小さい報酬等を受け取ることができる。プログラム期間は、6ヶ月が一般的のようです

Wikipedia によると、オーストラリアでは政府が用意している Au Pair プログラムはない。ゆえに Au Pair 専用のビザはなく、主にワーホリビザが活用されているようだ。

The Cultural Au Pair in Australia Association (CAPAA) という団体が Au Pair を運営しています。このエージェンシーは全土にあり、毎年、約5,000 世帯に Au Pair プログラムを提供しています。
参考元:Government of Home Affairs (PDF)

ワーホリのオペア経験は、ユルふわ系なのか、3Kよりなのか、ノマドちゃんはわかりかねます。CAPAAが、働く側の権利や労働環境をきちんと整えているのが、信用できるエージェンントかどうかが鍵となりそうです。

オーストラリアのオペアを探す方法は2つ

CAPAA によると、オペアを探す方法は以下だよ。

①母国で「International Au Pair Association IAPA」に承認された Au Pair Agencies を探す。
②オーストラリアの「Australian CAPAA Agencies」で直接、ホストファミリーを探す。

Pair in Australia, please check the list of Au Pair Agencies in your home country who are approved by the International Au Pair Association IAPA or apply directly to one of our Australian CAPAA Agencies.

CAPAA

SNSやオンライン上で探したホスト家族のもとで働いた場合は、問題が発生した場合、何のサポートもない状況になります。上記2つの方法で探してくださいね。

There are many ways to find your own family online and on social media, and whilst au pairs may find the perfect family this way – if there is a problem with the host family there is no support and au pairs can feel isolated and alone without the support of an Agency.

CAPAA

オペアは、子供と働いた経験も必要みたいなので、誰でもできる経験はないかな。子供が好きな人は、上記のファーム生活でも子供と生活できるよ。探してみてね。

オペアとファーム生活は、オーストラリアのリアルな暮らしを体験するにはとても魅力的です。

シェアハウスで他のワーホリやバックパッカー(BP)との生活も楽しいが、地元の家族との暮らしは全く別もの。BPライフは観光ビザでも体験できる半面、オペア生活は労働許可なしではできない経験だね。

今回の記事はここまで。今後も部屋探しの詳細記事を書きたいなと思います。またね~。

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