suburban neighborhood

海外シェアハウス、部屋の内覧で最優先すること/地理と社会と心理

Image by Christian Lue via Unsplush

海外生活もシェアハウスも人生初!そんな人のために、部屋の内覧の心得を伝授するね。

ワーホリのための英語・地理・社会・心理などを学びます。

海外シェアハウス、部屋の内覧で最優先すること/地理と社会と心理

部屋の内覧は、英語で「Room inspection」といいます。

では、何をインスペクションするのか。

ワーホリの部屋探しで最も重要なことは、便利で快適な暮らしでも、リア充でもない。

最も重要なことは、何がなんでも大失敗しないこと。

大失敗=精神崩壊・大きな怪我や病気・命を失う。これは海外生活だけでなく、人生全体の話だね。

ただし、普通の失敗は何度繰り返してもOK牧場!

失敗と大失敗。二つの違いを明確にし、海外生活しよう。

20代のノマドちゃんは、2つの違いを理解していなかった。そのために多くの過ちを犯した。早い段階で違いを理解し、人生の意思決定に役立ててね。

部屋の内覧で最優先すること

  1. 健康と安全「well-being」
  2. 人権「human rights」

部屋を探す時は、この2つが保障されているのか。それが最優先です。逆に言うと、この2つが保障されていれば、多少の不便には適応できる

不便な生活は、学べるものがたくさんある。ただし危険な生活の結果は、10年後、20年後に後悔するものとなる。

部屋の内覧でチェックすること

  1. 住居の設備「amenity」
  2. 住居の周辺地域「neighborhood」
  3. 大家「landroad」

20代、親元を離れたばかりの人は、物事を正しく理解する力が未熟だよね。うん、部屋探しは失敗します。言いきる。ワーホリの部屋探しは、失敗してください。

この記事では、物事を論理的に考える力を育てます。

1.住居の設備「amenity」

前提として、住居の設備は大家の責任で管理します。つまり設備は外的要因であり、自分の能力が及ばない範囲です。

設備をチェックするポイント:
①ベーシックニーズを脅かす要素はないか。これが満たされない住居は論外です。
②自分の体質に合っているか。これは自己責任でチェックしてください。

部屋探しの用語集をまとめたので、設備の英語を活用してね。
住居の種類に関する英語も学ぼう。

水回り:シャワーは快適な温度がでるか。水回りや天井に水漏れはないか。

冷暖房:海外はセントラル冷暖房が一般的です。部屋に個別エアコンがなく確認が難しいので、シェアメイトに冷暖房の効きを聞いてみるなど。

カナダや寒い地域では、暖房が効いていても、窓が薄かったりカーテンがない状態だと部屋が温まらず寒いよ。気温の変化で体調を崩しやすい人は要チェックです。

音:睡眠の妨げは健康被害の原因に。ワーホリは活動的で疲れるので、ぐっすり眠れる可能性は高い。ただ現代社会は不眠症の人も多いよね…。

  • 道路の騒音 (音は上の階ほど大きくなるね)
  • ベッド―ルームから聞こえるリビングの音 (部屋のドアをしめた状態で誰かに外でを音を出してもらうなど) 
  • ベッドのギシギシ感など
  • ゴミ収集車や作業トラックの騒音 (朝はそれで目覚める場合も)

音に関する注意点はないか、実際に住んでる人に聞いてみてね。私はどこでも寝れるタイプなので、こういうのは全然気にならない。ただし音に敏感な人は要チェックです。

臭い:カビ臭さや異臭はないか。水回りやゴミ周辺は臭くないか。スパイス料理を好む住人はいるか。お香をたくヒッピーは住んでいないかなど。鼻が敏感な人は要チェックです。

体質は、内的要因だが自分の能力ではコントロールできません。ただしその環境を整えるのは、自分の責任です。

ノマドちゃん最近知ったんだけどさ、五感の一部分が人一倍敏感な人ってのが存在する。こういう身体の違いをバカにする人もいるんだけど、それは偏見やイジメになるのでやめよう。

コロナの後、私は温度に敏感な体質だと発覚、というか自覚したのさ。多様な身体の特徴を人に理解してもらうのは難しいこと。他の人はその環境が住みやすくても、自分はそうでない場合もある。逆もしかり。体質を理解するのも自分探しの一つです

その他:洗濯機・冷蔵庫・コンロなど、最低限は使える状態かなど、気になる人はチェック。

細かい家具や備品が揃っていないことは不便ではある。ただそれは自分の工夫次第で解決できる要素。最優先事項には入らない。セカンドハンドで揃えるなど、柔軟に対応しよう。

2.住居の周辺地域「neighborhood」

Image by Nathalia Segato via Unsplush

「neighborhood」は、住居選びで重要は要素だよ。地域の特徴のことだね。

「Urban neighborhood」と「suburban neighborhood」じゃ、雰囲気が全然違うしね。

上の写真は、道路が広すぎず、歩道はもちろん木や街灯もある。歩行者に安全な地域っポイよね。家の窓もたくさんあり、夜でも安心感あるかも。でも、見るからにお金持ちが住んでる地域でしょ。つまりこういう地域は、ワーホリには手が出ない。夢を壊してゴメンね。

ってことで、安全な暮らしができるよう、きちんと知識をつけよう。


①温度と体感温度。これは別物です。ネットで気温だけ調べ、日本のそれと比べるのは甘ーい。

人は、温度・湿度・風の強さ・日差しなど、様々な要素で温度を感じます。さらにを体調を崩す。

英語:Temperature・Humidity・Wind・ Sunshine (Cloudiness)

快適な気温なのに、風や日差しでめっちゃ寒いとか暑いとかある。都市でも、霧が出て視界が悪いとか。雪の地域は歩きやすさもあるしね。

寒さや暑さに敏感な人、気候の知識がない人は、最寄り駅から近い住居を選ぼう。徒歩5分圏内であれば、急な気候変動にも対応できると思う。

地理を学ぶ人は、気温で判断せず、その土地の気候を正しく理解しよう。予測が難しい地域に住む場合は、大家(地元の人)に気候の特徴を聞いてみよう。

気候の基礎用語、サクッと学ぼう。

②昼と夜。これは別物です。

昼間いい感じの住宅外でも、夜はゾンビ化することも。
観光客でにぎわう中心地でも、夜はホームレスがうごめくことも。

地域には、昼と夜の顔がある。土地勘がない夜道は精神的に落ちる場合も。地元の人や男性には安心な地域でも、アジア人にとって安心だとは限らないよ。人種や性差別は、どの国にも存在します。

道路が広い場所は車が危ない。車の数も時間帯により異なる。日本みたいに、コンビニというセイフティゾーンも存在しない。

大家は部屋を貸したいので、この地域は安心だよとか、住みやすいよとか、言うと思うんだよね。ただ実際にその地域を自分がどう感じるのか、これは別の話。上の写真の道も、夜は雰囲気が全然ちがうかも。

駅から距離がある住居の場合、あえて夕方以降に内覧にいくなど、工夫してみて。疲れてお腹が空いている状態で夜道を歩くとどう感じるのか。自分の精神状態も観察してみよう。

物事は、様々な状況や角度で見てクリティカルに考える。それは部屋探しでも同じこと。

3.大家「landroad」

契約する大家は危険な人物でないか、判断しよう。特に一緒に暮らす場合は気をつけて。

ただね~初対面の人を見極めるのは、超難しいのさ。見た目やステータスでは判断できない。30代の私にも難しいよ。

この人には何か嫌な雰囲気がある。
なんだかよくわからない圧力を感じる。
口角は上がってるのに目は笑ってなくて不気味。

自分の直感が危険信号を出している時は、それに従うのも大切です。

パワハラやセクハラは日本でも同じこと。海外だから危ないというわけでもない。過剰に怖がらなくても大丈夫。変な人に遭遇するかは運も大きい。※アメリカとイギリスは、人種差別がヤバい。

ただ世の中には、弱い者につけこむタイプの人間が存在する。日本人の大家に嫌がらせを受けるワーホリもいたよ。

内覧で大切なのは、自分の弱みを相手に見せないこと

友達や相談相手がいない・物事がよくわからず不安・部屋が見つからず絶望的になっている。

私は迷える子羊です。これを相手に悟られないような態度を意識しよう。虚勢をはる必要はなけど、自信ない感じをみせたり、無知であることがバレない程度に。

人を見極める能力は、ワーホリ中に育ててください。日本で順風満帆に育った人は、危険を察知する能力が低い場合も。危険察知は、育った環境や経験で違いがでるので、軽いことは言えないけどね。

プランB、用意してください。

若い人が、自分の力で住環境を整えるのは大変なこと。というか中年でもわからない人、沢山いるから~。

もし住み始めた後に、「well-being」と「human rights」が脅かされると感じた場合、即座に退去しよう。

ただし、プランBがないとテンパる。

①ホステルやエアビーなど、いつでも予約できるよう、そのやり方や情報をチェックしておこう。初期滞在でこれらを利用した人は、すでに経験があるので安心だね。

②他の部屋を探そう。退去の期限は無視してOKです。不便な住居の場合は、自分の判断ミスなので、なるべく入居時の契約を守るようにしてね。ただし精神や身の危険を感じた場合は、ウダウダせずに退去してください。失敗と大失敗の見極めが大事です。

➂日本への帰国も視野にいれよう。まともな住居が確保できない状況で、ワーホリを継続しなければいけない場合は帰国を。サラっという…。途中で帰国したところで、負け組でもなければ、失敗でもない。海外を経験し社会を学んだ。それだけ。挑戦したことの意味は大きい。

世界には、自分の国へ帰れない状況の人もたくんいます。少しのお金で解決できたり、帰国できる場所があるなら、それは恵まれていること。

退去知らせの責任の所在

大家が住居の設備管理を怠った場合、セクハラやパワハラを受けた場合は、相手に責任があります。その内容を伝え、ボンド返金の交渉をしよう。ただし危険な相手の場合は、とりあえず引っ越しをしてから、身に危険がない状態でボンドの交渉をするなど、無茶はしないでね。

住んでみたら夜道が危険だったなど、自分の判断ミスの場合。大家の責任ではないので、なるべく揉めないよう相談してね。危険な住居でズルズル暮らし続けるなら、ボンドをあきらめてでも、引っ越したほうがいい。

ボンドは1ヶ月分の家賃など。身の危険を回避できれば安い出費です。ワーホリで10万そこら失うとか、失敗のうちにも入らない。まぁしょうがない。

「今、走らなきゃヤバい。」あの瞬間、そう思った。セカンドビザの日数やら給料やら、そんなことはどうでもよかった。ファームから夜逃げしたことは、最も正しい決断だった。またねッ!

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