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ワーキングホリデー、実は1年以上できる。セカンドなしでOK

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Image by JoEstée Janssens via Unsplush

ワーキングホリデーは1年だ。そう思い込んでない?

Did you know that you can take Working Holiday more than a year ?

ワーホリ経験、どの国でも、実は1年ではない。

注意:ワーホリをする予定の人・ワーホリを終えた人、両方のための記事です。飛ばし読みすると、意味不明な内容なので、上から順番に読んでください。

ワーキングホリデー、実は1年以上できる。セカンドなしでOK

ワーキングホリデーは365日。きっかり1年…。

いやちょっとまって、実際はそうじゃない。

だってオーストラリアのワーホリでは、3年以上の時を過ごしたから。

オーストラリアワーホリの3年間でやったこと

オーストラリアワーキングホリデー。3年の経験を、早回し10倍速で書いてみる。

初のワーホリ、まずは語学学校へ。まぁ王道だよね。初の海外シェアハウスは、学生アパートでの生活だった。住人のメキシコ人学生と、ビール飲みながらメキシカン食べたり、BBQやピクニックにも行ったな~。学生生活は、期待を裏切らない。

もちろんクラスメイトとの付き合いもたくさん。いや〜学生生活は、勉強に遊びに恋に、ホント忙しくて充実した。このまま学生生活を語ると10記事くらい必要に。うん、ここは省こう。

学校を卒業した後は、新生活の始まり。とはいえ部屋はまだ見つからず、短期的に友達の家で生活することに。仕事もまだ探し中。てなわけで相方と過ごす時間が増えた。よく夕食を一緒に作って食べたっけ。ホームパーティをしたり、ペンギンを見にいったり。学生から社会人へのシフト期間ってやつ。ダラダラ過ごす期間もまぁ、大切だよね。

やっとシェアハウスを見つけ、新・新生活が始まった。コリアン4人・ノルウェー3人・フランス2人・イギリス・ベルギー・コロンビア、そして日本人ワーホリ。いろんな人と生活をしたなホント。住人が入れ替わるたびに新たな発見があるから面白い。まぁ、人間ドラマはあったな。

部屋探しが落ち着いてからは、クリーニングの仕事とか、野菜をひたすら切る仕事とか、他にもいろいろやってみたっけ。最終的には居酒屋の皿洗いに腰を据えた。

部屋も仕事も安定してからは、学校時代の友達と遊んだり、シェアメイトと遊んだり、日本人ワーホリとの出会いもたくさん。いや〜新生活は弾けた。海外初のビーチでしょ、海外初の動物園、海外初のフラットホワイト、海外初のペンギン観察…アレこれ2回目か。まぁリア充話はつまらないし、横においておこう。

お金を貯めた後は、せっかくなのでファーム生活を経験することに。ただいきなり移動できるほど、物事は単純ではない。ファームの雇い主と連絡を取りながら、仕事を始める日取りを調節する。住み慣れたシェアハウスとは、おさらばすることに。複数の友達に協力してもらい、なんとか路上生活は避けることができた…。

皿洗いの仕事も辞め、収入が途絶える。その間は質素な生活をしたな。ただ時間はあったので、セカンドハンドやフリマへ行ったり、公園でブラブラしたり、お金を使わない遊びをしたっけ。一緒に自炊をしたり、ダラダラ家飲みをしたり、友達の家に居候するってやたら楽しいよね?

いざファームへ。マッシュルームファームではね〜、いろいろあったのさ。人間ドラマ。

メイトと友達になったと思えば、最終的にバトル勃発。ボスの奥さんに差別的な扱いをうけ、それを察した隣人が、定期的に家に招き話を聞いてくれたり。同僚のオージー家族とドライブで地元を散策したり。都市から友達が訪ねてくれた時は、人生で一番かってくらい楽しくて、なんだか小学生時代に戻った〜。小学校の時って、やたら時間長く感なかった?

最終的にボスのリアルな顔を目の当たりにした。夜逃げ。同僚家族のお宅へお世話になることに。ミステリー映画だったな、あのファーム。真犯人はクライマックスまでわからない。考えただけで、涙も笑いも滲み出る経験に。演技派女優になれるなこりゃ。

田舎のファーム生活の後は都市へと帰郷。いや普通逆か。とりあえず、短期の部家へ。持ち寄ったご飯やお菓子で即性パーティが始まる。そんなシェアハウス。謎のメガネも仲間にいれてくれんの?台湾語できないけど、いいんすか?てか、おっちゃんも混じってるんだ。人種も性別も関係ないがなぜか台湾人だけの空間。NHKの朝にやってるみたいな、ホッコリするドラマ。

ファームで精神ダメージをうけた私をみて、居酒屋時代の友人が、「少しうちで療養すれば?(英語)」と、旦那さんと暮らすホームスイートホームに招いてくれた。活動的な生活は一時中断。静かな郊外でゆったりと暮らすことに。

ただ生活費は必要。すぐ仕事がみつかる日本人経営の店で働いた。

とりあえずラーメン屋。最初は野菜を切るポジションから始めて…。ちょっと揚場やってくんない?と言われ、おらよっと。 次は焼き場をお願い。あいよっと。 次はラーメンまかせるけどできる? OK牧場(実は半信半疑)。ってことで、徐々にポジション昇格。忙しい店で大変だったけど、責任あるポジションを任されるのは、なかなか気持ちがいいもの。

カフェでも働いたんだが…。「この店、時給が違法なうえに、無給の時間外労働がヤバいよね。」と真実を話すと、「雇ってもらえるだけありがたいよ。ボスは悪い人ではないし。」と、重めの現実逃避をする同僚たち。日本人経営者に生活の全てを操作され奴隷化。真実を伝えた私は悪者に。グループラインの標的へ。海外で日本の集団イジメにあう自分…。ドラマ再び。しかも昼ドラの方。

郊外に住んだものの、心の安らぎは得られず…。ダウンタウンに戻り、心機一転する決意をした。

中心地にある設備の豪華なコンドーで生活開始。いざ、新生活!と思ったのはつかのま、住人の誰かにスマホを盗まれる。壁にあるルール書きも、住人同士の会話もすべて韓国語。あれは何かの警告だったのか。それともクレプトマニアの存在か…。真相は謎に包まれた。

ジムやプールで身体を動かし、精神統一をする日々。そんな中、ヒッピーたちと知り合う。誰でもウェルカムな人たちとは、やはりウマがある。そこで恋人と出会う。彼は一緒にファームへ行こうと私を誘った。正直、戸惑ったものの、オレンジファームへの移動を決意した。新たな経験は、私を魅了し続けた。

ファーム生活へのシフト期間は、ホステルに滞在し日取りを調節をした。海から離れ、赤土のプランテーションへ。イタリア人の恋人と過酷な農園での生活。甘さと酸っぱさが絶妙な味わいの経験となった。人間ドラマ?あったよそりゃ。新ファーム=新作ドラマ。

ワーホリの卒業旅行は、赤土平野から白とブルーの楽園シドニーへ。ファーム生活後の旅行は、足枷から解放された、そんな気分だった。

もちろん貧乏旅行だよ。ホステルの6人部屋。移動は徒歩。レストランにはいけなくて、中華街の定食屋で大盛りを食らう国際カップル。MSGの旨味に悟りを開くイタリア人と、アジア食のコスパの高さにドヤ顔する日本人。シドニー、物価は高すぎたけど楽しい旅行だった。


他にもいろんなヤバい経験をしたんだけど、なんせ3年分の経験だからね…。書ききれない。

オーストラリアから帰国。その後ドイツへ。その間は日本で何をやっていたのか。

ん〜、正直あまり覚えてないんだよね。お金を稼いで、英語を学んで…。あ〜よくコンビニスイーツ食べたな。お気に入りはなんだったっけ〜…覚えてない。

ワーホリと時間の意味

実際にオーストラリアで過ごしたのは365日。きっかり1年です。うん、ワーホリビザは1年です。結局はセカンドビザも取得しなかった。なんかもうね~、お腹一杯すぎた。

私の経験談を読んで、もし1年以上だと感じた場合、それは君の時間認識が関係している。

ドラマや映画を見ると、実際どれくらいの時間が経過しているかわからない。今回は、その手法を用いてみた。ドラマ『24』、あれは無茶ぶりだけどねぇ。

ノマドちゃん、今(30代後半)でもオーストラリアのワーホリ経験は、3年以上だったと認識している。オーストラリア後の数年間は、5年以上だと感じたことも。

一方、ドイツへ行く前、日本で過ごした半年以上の時間。これは3ヶ月ほどしかなかったように感じる。おそらく10年後には、ほぼ消去されてしまう記憶だろう。

私が時間を有意義に使えるようになったのは、ワーホリ経験で、自らが時間認識の実験帯になったから。やはり学術理論ではなく、経験から見えるものは大きい。

時間は増えない。でもその認識は変えることができる。

次回の記事では、時間の認識が変化する仕組みについて。See you!!

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