City, downtown

ワーキングホリデー部屋探し/都市とダウンタウンの住みやすさと文化

Image by Maarten van den Heuvel via Unsplush

ワーキングホリデーで部屋を探す際に、どの地域で部屋を借りるか。そのための社会知識です。

主にカナダやオーストラリアの話だが、他のワーホリ国でも役立つ内容だと思います。

主に社会学を中心に少し英語も学びます。

ワーホリ部屋探し/都市とダウンタウンの住みやすさと文化

ワーキングホリデーでは、公共交通機関がある都市で生活をするのが基本だ。

都市は「City」と言い、その中心部を「downtown」いうのが一般的だよ。

類義語は「Urban」「Metropolitan」「city center」など。どれも同じような意味だが国により言葉が違ったりする。

ダウンタウンの外側は、「outside of downtown」というよ。ときに「suburb」という場合もあるが、サバーブは「countryside」を意味する場合もあるので、そのあたりは住む都市により、言い方を学んでみてね。

今回は、ダウンタウン「downtown」と、郊外「outside of downtown」で生活する違いを学んでみるね。

ダウンタウンで暮らす「downtown」

ダウンタウンの範囲は、[都市名 downtown area map] でイメージ検索してね。すると一番上に表示されるはす。まずは、その赤い点線の中に住むとどうなるのかです。

ダウンタウンは、まさにイメージ通りの海外生活です(笑)。

国際色豊で多様なレストランやカフェがあり、「イェーイ海外にいる自分クールだぜ!」という雰囲気で生活ができる。ただこれは、外国人の目線だという点を認識してね。

ワーホリ・バックパッカー・学生などは、高層ビルのフラットシェアに、5~10人くらいで住んだりするのが、けっこう普通です。西洋では、接客業は外国人の仕事と相場が決まっている。通勤に便利な中心地に住む人に外国人が多いのはそのためです。

そんな理由で、ダウンタウンは国際色豊かなのです。

市民は、静かな郊外にマイホームを買うのがステータス。日本も似た構造だね。低所得の若者は、会社員のように郊外に家を買えないので、東京の中心地に近い場所に部屋を借りたりするね。

ダウンタウンの公共交通機関

[都市名 downtown area transit / transportation map] とかで、イメージ検索すると、見やすい路線図が出る、はず。

ダウンタウンは、電車・地下鉄・トラムなど、選択肢がだいたい2~3つはあると思います。交通の便はいいが、イメージとしては、東京の10分の一くらいの便利さだと思ってください。

ダウンタウンの住居

[都市名 downtown area] でイメージ検索すると、ビルがめっちゃ建ってる写真が出るかなと思います。

Condominium
完全オートロック。ジム・プール・BBQやビリヤードなどの共有施設あり。

Apartment
コンドーとの違いは、共有施設がない住居だけの建物です。

【House】
ベースメント(地下) + 1階または2階建ての戸建て。庭は小さい可能性も。

ダウンタウンには、コンドー(分譲マンション)が多いので、ワーホリはフラットシェアをする確率が高いがみんがそうじゃないよ。施設を利用したい人は、コンドーに住んだほうがいいですね。

家は敷地が小さく、いい感じの庭やバルコニーがない可能性も。

アパートは、郊外にあることが多いので少ないと思います。その見分け方は、建物のデザインや高さではないよ。共有施設がない2階以上の建物をアパートというのが一般的です。

どの形態にせよ、外国人や学生と共同生活する環境が多いです。

ダウンタウンの暮らし【メリットとデメリット】

①多国籍な文化や若者カルチャーが中心で視野が狭くなる。視野が広くなる、ではなく狭くなるです日本にくる外国人旅行者が、東京の中心地=日本だとイメージするのに近いかな。

たとえ1年滞在しても、その国の表面的な部分しか見えないので、観光客と同じ目線の体験で終わってしまう可能性もあるのさ。まぁ、本人はそれに気づかないんだけどね(笑)。

ダウンタウンは人種の多様性がある半面、年齢や社会クラスの多様性は低くなります。そこを理解して生活することで、物事を深く見ることができると思うよ。

②お金の使い方を誤る。ダウンタウンの商業施設は、お金がある層(観光客や独身貴族)をターゲットにしている店も多い。この地域は、ワーホリの身分や収入レベルに合わせて設計されていない。その特徴を正しく理解することで、収入と支出のバランスを整えることができます。

ダウンタウンに住むメリットは、ワーホリや学生、旅人やバックパッカーなど、自分と同じ種類の人たちとの出会えること。コミュニティが作りやすい。やはりそこは楽しい。必然的に恋人と出会えるチャンスも高くなります。

中心地は土地が狭いので、個人のスペースは小さくなるが交通の便は良い。これはまぁ常識だね。

心理的な話をすると、中心地や高層ビルに住むと、地域のコミュニティに触れる機会が少ないので、より孤独感を感じる場合があります。都心は人が多いのに孤独を感やすいという逆の現象があり、街づくりの問題点になってきているね。

ただワーホリ生活は、シェアメイトと暮らすのと、ワーホリコミュニティもあるので、自分がオープンマインドであれば、孤独は回避できると思います。

郊外で暮らす

ここでいう郊外とは、「outside of downtown」のことです。車文化が強い国は、車がある人だけが生活できるエリアが存在し、それを「suburb」という場合がある。これは田舎とは別の概念だよ。

カナダで「suburb」というと、家だけが建ちならぶ、公共交通機関がない地域を示す場合が多い。
オーストラリアで「suburb」は、地域を意味する「neighborhood」を示す場合も。

ややこしいね。土地が大きいカナダやオーストラリアでは、”郊外”の規模やニュアンスが日本と全然違うので、柔軟に理解してね。

ワーホリが生活できるのは、公共交通機関が便利な範囲の「outside of downtown」です。

[都市名 suburban areas area map]
[都市名 outside of downtown map]

基本的には、ダウンタウンの赤い点線の外側の分から交通機関が途絶える範囲です。

郊外の公共交通機関

郊外は、交通の選択肢が1つになる可能性が高い。

Streetcar suburb」というトラムがある郊外もあり、交通便が良いという特徴があるよ。

郊外に住む場合、ダウンタウンまで30分以内でアクセスできる場所であれば、住みやすいといえる。もしダウンタウンで仕事がみつかっても、30分以内であれば無理なく通勤できる範囲だね。それ以上かかる郊外の住居は、不便な地域になってくるので、ちょっと考えたほうがいいです。

バスの利便性は、都市により全然違うので、良いとも悪いとも言えない。バスしか交通手段がない場合は、その利便性をかなりしっかり調べて吟味したほうがいいですよ。

郊外「Ethnic Neighborhood」を理解しよう

人種のるつぼになっているのは、実際、ダウンタウン中心だけって知ってた?

”America is a melting pot!!” とよく言うけど…。人種がポットの中でスープのように混ざり合っている。あれはウソです!大ききウソです!

人種や民族は混ざり合ってません。どちらかというと、ダマになったチャーハンくらいの感じ。パラパラですらないから(笑)。

TribalismSocietal racism は根強い。多様な人たちが同じ国に住んではいるものの、完全に混ざり合うのは難しい。それがこの世界の真実です。

考え方としては、国の中にちっちゃい国がたっくさんある、そうイメージするととわかりやすい。98%が同じ人種である日本人には、掴みにくい概念だね。わかる。

Ethnic enclave :同じ民族や人種が、特定の地域に固まって生活すること。これワーホリに重要は知識です。「Ethnic Neighborhood」という概念だね。

  • White neighbourhood
  • Black neighbourhood 
  • Chinatown・Koreatown
  • Asian community
  • Little Italy・Little Tokyo
  • Portugal Village
  • ○○ area など、いろいろ言い方があるよ

「Neighborhood」は、人が暮らす地域やそのコミュニティを意味する。言い換えると「area」がわかりやすいかな。ご近所さんという意味とは区別してね。

Ethnic Neighborhood は、チャイナタウンのような華やかな場所を意味するわけではないよ。同じ民族同士で暮らしている地域のこと。つまり人の暮らしそのもの。観光客向けになっているのはほんの一部のこと。

郊外に住む場合は、どの Neighborhood (ミニ国家) に暮らすのかも意識しよう。スーパーや商店、レストランやバーの種類も全然違うよ。どんなコミュニティに属するのかで、生活の快適さは変わってくる。

人種の社会階級も理解しよう。白人層が多い地域は、裕福で治安が良い傾向に。逆に南米系・黒人系・東南アジア系・中東系など、いわいる肌が白ではない人種が密集する地域は、雰囲気がガラリと違う可能性もある。肌の色で収入格差があるのは、西洋国の真実です。

東アジア系(日・中・韓)のファミリー層も、ミドルクラス以上の暮らしをしている可能性も。もちろん世代にもよるけどね。

自分が住む都市には、どんな「Ethnic Neighborhood」があるのか、英語で検索してみよう。

[Ethnic Neighborhood Sydney]
[Auckland Neighborhood Map]
[Japanese ethnic Neighborhood in Vancouver]

みたいな感じ。例えばトロントの記事:Around the world via 10 ethnic neighbourhoods in Toronto

一般的な白人系の地域では、スーパーやレストランも白人向けが多い。映画に出てくるようなバーやパブもあったり。例えば、イタリア系が多い地域は、個人カフェが多いとかね。

郊外の住居

郊外は、駅周辺に「Condominium」が立ち並び、少し離れると「House」がある。または家だけが並ぶ郊外もあるよ。

地元の人と一緒に暮らす機会が増え、外国人同士で暮らすのとは、まったく違う体験になる場合も。犬やネコがいる家庭もあるしね。

都心に比べ、ゆったりできるバルコニーや庭がある家も多く、気候がよい時期はそこでくつろいだり、自分の時間を持てるのがうれしい〜。家は、駅から少し歩く可能性はある。

郊外の「Condominium」もまた、フラットシェアで、外国人や若者と住む機会が多い。

「Apartment」は、①地元の人と暮らす②外国人や学生と暮らす、どちらもあると思うよ。アパートは、エレベーターがない場合もあります。

①どんな建物に住むのか②どんな人と住むのか。この二つだけでも自分の精神状態が多きく変化するね。

郊外は小さなコミュニティ

郊外に住むと、ダウンタウンとは異なるローカルコミュニティがあるのも魅力的。観光客がほぼいないので、地元の人の暮らしをよく観察することができる。

地域の広場では、ファーマーズマーケットがあったり、地域の人種や民族に特化したイベントや集まりがあるよ。

個人のレストランやカフェ、パンややケーキ屋があったり、小さい定食屋や総菜屋があることも。

ただし何系の移民が住んでいるかで、雰囲気は全然違ってきます。本当に小さな国に住んでるような感じ。おもしろいよね。

記事はここまでです。私の意見が参考になるとほんと嬉しいです。またね~。

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