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英単語が思い出せない=脳が育つ、記憶の2つの段階【ワーホリ向け】

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Image by Brett Jordan via Unsplash

今回は、英単語をサクサク覚えるために、記憶の2つの段階である認識と呼び起こしについて、ノマドちゃん風に解説します。

この記事で学べることは、英語・記憶理論・心理学(メンタル改善)・英語学習法など。

ワーホリで、使える英語を伸ばしたい人!ぜひ学んでみてね。

英単語が思い出せない=脳が育つ、記憶の2つの段階

「あ〜わたし英語ダメなのかも〜ほんと才能なーい。やだぁ〜。」

と、なかなか英単語が覚えられず、苛立つことない?
覚えても覚えても、知らない単語が次から次に、気が遠くなるときない?

ここで朗報!と言いたいところだが、英単語を覚える魔法のような記憶術は存在しない。何千とある英単語は、コツコツ地に足をつけて学ぶしかないのね。

となると英単語学習の最大の敵は、モチベーションの低下・ストレス・心の迷いなど、精神的なところにある。

以下で、脳に記憶が定着する2つの段階を学び、超集中力を養ってみて。1.理論と2.感情にわけて話すね。構

1.記憶の2つの段階 認識と呼び起こし【理論】

ここでは、記憶のプロセスを理論的に話すね。
※今回は英語動画を参照したので、詳しくはリンクを見てね。

英語を学んでると、いつもわからない単語でつまずくよね。で、君はこう思う。
「この単語、見たことあるけど全然意味が思い出せない。何度見ても覚えられない自分、バカバカ、このヤロー!」→Recall

でも、すでに覚えている単語を見た時は、なぜかこうは思わない。
「この単語すでに覚えてるぅー。自分ヤバすぎ!スゴすぎ!イエーイ♪」→Recognition

Recall involves dredging the information up from the depths of your memory banks without seeing it, which is exactly what you’ll have to do in both your exams and in many real-world situations.

MEMORY: CRASH COURSE STUDY SKILLS #3

Recognition is what happens when you’re exposed to information you’ve already seen before and remember it. 

MEMORY: CRASH COURSE STUDY SKILLS #3

記憶の2つの段階を理解することで、自分がわかるようになる

人は完全に覚えていること(認識)に対し、いちいち思考を巡らすことはない。脳が無意識に物事を理解している状態を、認識(Recognition)という。

そして、何度も見てる単語なのに意味を思い出せない状態を、記憶の呼び起こし(Recall)という。

違う説明も読んでみて。

Recall
A measure of memory in which the person must retrieve information learned earlier.

How We Make Memories: Crash Course Psychology #13

Recognition
A measure of memory in which the person need only identify items previously learned.

How We Make Memories: Crash Course Psychology #13

なんとなくは、わかるよね?

ここで朗報!
脳は、思い出す行為(Recall)を繰り返すことで、記憶を強化していく。間隔をあけて何度も recall を繰り返すことで(Spaced repetition)、長期的な記憶となる(Long-term memory)。

英単語を短期間で詰め込むと世界ランクで右側の方に(苦笑)

EPI 2022 – EF English Proficiency Index
EPI 2022 – EF English Proficiency Index (最新版は写真をクリック)

試験対策などで短期詰込み学習をしてる人、周囲にいるよね?彼らはおそらく就職戦争組、まぁワーホリとは別種類の人たちだろう…。

コンテクストなしで短期間に詰め込んだ知識は、すぐに忘れてしまう。→ 動画:Forgetting curve

完全に認識していない記憶は使い物にならない。この根拠?上の写真見てね。

もちろん、試験対策英語と本当に使える英語はまったく別物。何を狙うかによるよね。

ただワーホリしたい人は、使える英語を身につけたい…んだよね?就職戦争組に流されず、
脳が知識を認識するまで、じっくり英語を学んでいこう。

2.「この英単語見たことある」が重要な理由【感情論】

ここでは、記憶のプロセスを感情的に話すね。(笑)

日本では、自分の成長を確認するために英語をテストで数値化する。
→数値化しないと自分の成長がわからず不安になる。違う?
→テストの点数で周囲と比べないと自分の実力がわからない。違う?

でもどうせなら、日々の学習の中で自分の成長を感じたくない?

日々の学習で学習の成長がわかると:

  1. モチベーション向上。
  2. ストレス減少、無駄なエネルギー消費の削減。
  3. 不安や迷い減少、集中力アップ。

ストレスは集中力を蝕む。何千もある英単語が覚えらず、いちいちショックを受けていたら、脳の貴重なエネルギーを消耗する。英単語は、冷静沈着・雑念ゼロで学習すること。

英単語学習の集中力アップ法は、以下です。

「この英単語、見たことある」からの Aha!

英語が未熟だった頃のノマドちゃんは、ある日…。

「この単語見たことあるけど、いや〜意味がさっぱり思い出せん。見たことある単語ばっかりで、ちっとも意味を覚えてないやないかーい!このおたんこ茄子、役立たず脳ミソめッ、くそッこのッ!」

と思ったとき、aha moment が起きた!

「あぁ〜、はいはいはいはいはいはい、そーいうことね!あぁ〜なるほどーーー!」

「見たことあるってことは、すでにちょっとだけ覚えてるってことやん、ヤバッ。」

意味がわからないだけで、脳はこの単語の存在をすでに認識している。これに気づいた瞬間から、私は別人になった。見たことあるが意味がわからない単語に出会った時は、「よっしゃ!」と思うようになったのね。

見たことある=すでにちょっとだけ覚え始めている証拠。そのちょっとをちょっとづつ増やすことで、 記憶は Recall から Recognition へと変化する。

「よっしゃ!見たことあるってことは、あと何回かこの単語に出くわすうちに、完全に覚えるってことや。」→ 動画:Spaced Repetition

この思考になってからは、英語以外の学習でも自分の成長を感じられるように。雑念がなくなり、学問に集中できる超精神世界へと突入した。(笑)

自分が学習する際に感情の動きを観察することはとても重要。記憶の理論と心の動きを学び、自分にあった学習法をみつけてね。

じゃまたね~。

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