【カナダのプライド】LGBTQコンバージョン・セラピーは違法【自分を偽ることで崩壊してしまう精神】

こんにちは。 のまどちゃんです。

人は、極度のストレスを受け続けると寿命が短くなるとリサーチが出てます。偏見や迫害によって命の危険にさらされる人達が存在する。あなたの言動や行動が、気づかないうちに彼らの寿命を削っているかもしれないということ。

今回は、人の精神を崩壊させるコンバージョン・セラピーという言葉を学んでほしいと思い記事にしました。英語が学べるおすすめ動画、映画なども紹介するよ!

カナダLGBTQコンバージョン・セラピーは違法【自分を偽ることで崩壊してしまう精神】

ぶっちゃけると、のまどちゃんが海外に住む理由は、日本から逃げたかったからだ。社会から、君は普通の日本人とは違う、言ってる事がズレている、など社会からアイデンティティを否定されながら育った。

それで死のうと思ったことはないけど、本当の自分を隠して生活していた時期もある。自分のプライドや尊厳が否定され続けるというストレスは、以外と多きかったのではないかと今では思う。

プライドパレード「pride」の意味とは?

pride【名】プライド、自尊心

自尊心(じそんしん)とは、心理学的には自己に対して一般化された肯定的な態度である。英語のままセルフ・エスティーム(英: self-esteem)とも呼ばれる。ここでは社会心理学における自己の概念に関して、育み維持される自己評価や、あるいは「ありのままの自己を尊重し受け入れる」態度とする。

ウィキペディア

多様な価値観や性を否定するということは、その人の存在そのものを否定しているようなもの。この自尊心に深い傷がつけば、精神は崩壊し、取り返しのつかない事になるよ。

自殺に繋がるコンバージョン・セラピーの実態を英語で学ぼう

Gay conversion therapy is any treatment that aims to turn gay, lesbian or transgender indivisuals into hetetosexuals.

同性愛のコンバージョン・セラピーは、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの人たちをヘテロセクシャルにする治療のこと。本来のアイデンティティーを抹殺しまったく別人にしてしまおう、という恐ろしい試みだということ。

The patients are predominantly minors or young adults, many of whom are forced or pressured into therapy.

未成年や成人初期の患者が多く、強制的に圧力をかけられセラピーを受けさせられた。

Attempts at gay conversion are performed by medical professionals, religious leaders or counselors.

治療は、医療専門家、宗教の指導者やカウンセラーなどによって行われた。同性愛は出生異常とされ、催眠術や電気ショック療法あど、非人道的な処置が行われてきた歴史があります。

Sigmund Freud began to classify homosexuality as a mental disorder, treatable with psychotherapy and medication. Freud later concluded that homosexuality was not an illness and publicly discouraged any treatment of it.

精神科医ジークムント・フロイトは、同性愛を心理療法や薬物治療による治療が可能な精神疾患としたが、のちに同性愛は病気ではないと治療を推進しない事を公にした。

プロフェッショナルな人達までもが、同性愛を病気として扱ってきたみたい。恐ろしすぎる!

Conversion therapy on minors can lead to an increased risk of depression, anxiety, drug use, homelessness, and even suicide.

未成年に対するコンバージョン・セラピーは、鬱、精神不安、ドラッグの使用、ホームレスになる率を高め、自殺にいたるケースもある。

人は心が弱いからドラッグに手をだすのではなく、世間からの強いプレッシャーや偏見にさらされ精神が崩壊し、生きるか死ぬかの精神状態からドラックに助けを求めるという解釈が正しいと思っている。彼らを精神崩壊に追いやったのは一般の人や社会全体だよね。

Research shows that people who are preudiced against the LGBTQ comumunity will die sooner than those who don’t. People who are prejudiced against LGBTQ community will die 2.5 years earlier than an equally healthy person of the same age. 

偏見を受けたLGBTQの人たちは、そうでない人と比べ寿命が短いというリサートがある。同年で健康な人と比べると、2年半も寿命が短い

こういった、人の尊厳を損なう活動や発言は、現在のカナダでは違法だと見なされるよ。

カナダは公共の場でLGBTQに対する差別や迫害は犯罪行為です

ただこういった人権に関する法律は少し複雑だったりするので、柔軟な理解が必要。

On March 9, 2020, the Minister of Justice and Attorney General of Canada introduced a bill that proposed to criminalize aspects of conversion therapy.

2020年3月9 日、カナダの法務大臣、司法長官は、コンバージョン・セラピーをあらゆる側面で犯罪とする法案を提出した。コンバージョン・セラピーを主催するのはもちろん、その宣伝活動やネットで紹介するのも違法のようだ。

ただ実際にセラピーは未だに行われていて、いわば日本の風俗のようなグレイゾーン状態に。違法だけど、暗黙の了解になってしまっているみたい。LGBTQ団体が、セラピー廃止活動をやめられないのはそのせい。

言論の自由は効かない、カナダで人権を汚す発言は完全にNG

These new offences would not criminalise private conversations in which personal views on sexual orientation, sexual feelings or gender identity are expressed such as where teachers, school counsellors, pastoral counsellors, faith leaders, doctors, mental health professionals, friends or family members provide affirming support to persons struggling with their sexual orientation, sexual feelings, or gender identity.

教員やカウンセラー、宗教者などプロが公の場で性の権利に対し差別や迫害、否定するような発言をするだけで犯罪になるというような内容だけど、いまいちどういう法律なのかよくわからない。そこで、詳しいカナダの友人に聞いてみました。

一般の人でも罰せられるよ。とのこと。

例えば、

  • 個人でも公共の場でゲイの人を侮辱し、裁判になればカナダの法では人権を害したとされ有罪になる可能性が高い。
  • 該当インタビューやSNS上などで人権を侮辱した場合。罰せられることはないかもだけど、モラルの問題から職を解雇され、社会的な信用を失うなんてことがあります。

宗教の自由や言論の自由はどうなるのか?

一部の宗教では、同性愛は罪とみなされている。ただしカナダでは、宗教の自由よりも、人権が先に守られるのでご安心を。

さらにカナダでは、人の人権を迫害しても良いという言論の自由は存在しない。他人の人権を損なう言動は自由ではなく、罪です。人を差別しても良いという自分勝手な自由なんて存在しないということ。

参考:
The official website of the Government of Canada
Government of Canada Department of Justice

最後にコンバージョン・セラピーの実態が学べる映画を2つ紹介

『BOY ERASED』 (2018) 

  • ゲイ男性の体験記が元になっている実話ベースの映画
  • ニコール・キッドマンとラッセル・クロウなど豪華俳優

『The Miseducation of Cameron Post』 (2018)

  • 小説を映画化したもの
  • 2010年『キック・アス』でヒット・ガールを演じたクロエ・グレース・モレッツ主演

本はこちら

小説『The Miseducation of Cameron Post』Written by: Emily M. Danforth

体験記『Boy Erased』Written by : Garrard Conley

どちらも2018年ということで、コンバージョン・セラピーの実態に注目が集まっていることがわかる。プライド月間、映画や本で性や人権について学んで見よう。

同じ話題のコンテンツを続けて学ぶことで、英語の吸収が早くなるから試してみて!

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