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ワーホリでできる仕事・勉強・旅行の本質とは?

Image by Kelly Sikkema via Unsplash

3大陸でワーホリしたノマドちゃんの経験を元に、ワーホリでできる仕事・旅行・勉強について話すね。

社会知識・心理・哲学・英語知識などが学べます。

ワーホリでできる仕事・勉強・旅行の本質とは?

ワーキングホリデー制度は、若者に旅行勉強などで海外経験を積んでもらうためにある。

ただし海外経験をするにはお金がいる。何事もお金がなくては始まらない。Work Permit(労働許可)を出すので、その費用は自分で稼いで何とかしてねッ、という制度なのです。自己責任で生活保障できるなら自由にやりたいことをやってもOKということだね。

ただし長期の正規雇用や進学はこの制度の目的ではない。そういう理由で、学校へ通える期間や雇用期間などに制限がある国もあるのさ。

これがワーホリでできることの原則だね。何事も基礎を理解することは大切だよ。

ワーホリと仕事

ワーホリの仕事は生活費を補うことが目的。つまり初期費用が底をつく前に仕事を始める必要がある。もちろん親の全面バックアップパッケージを利用してもいい。個人の自由だね。

ワーホリビザは労働許可(work permit)があることにより、何のスキルも学歴もない凡人でも、海外で働くという貴重な経験ができる。

もちろん必然的に、ワーホリ制度1年でできる仕事は限られてくる。例えば以下。

前者は、簡単にいうとアルバイトやフリーターのような働き方だね。自分の時間を切り売りする働き方だ。主にレストランや小売店など第三産業の仕事となる。

後者は、農業や水産業、採掘など第一産業の仕事だね。

ワーホリは市民と同じ労働権利が与えられる。つまり所得税(Income tax)を払い、年度末には確定申告(Tax return)を行うという社会経験もできる。

注意点として、日本で得たスキルや経験をワーホリの仕事に活かせる、またはそれが帰国後のキャリアに繋がるといった考え方はしない方がいい。

ワーホリの仕事の原則は、自分が海外経験を積むための費用を稼ぐこと。そこを見誤ってはいけない。

なので①自分に与えられた選択肢の中から、②生活費を補える額が稼げる仕事を探すこと。これが分別のある考え方だね。この2つの根本からズレなければ、基本的にワーホリ生活はうまくいく。

例えば、自分がやりたい仕事だが不法賃金で搾取され、結局は海外でやりたいことができない。これは本末転倒だね。んっ日本での生活がそうだって?それはちょっと人生設計を考え直したほうがいいのでは…。

とまぁ本質さえ理解していれば、別にどんな仕事をしてもいいんだよ。法を犯さずきちんと税金さえ支払えば、君は立派な国際社会人だ。

ワーホリと旅行

西洋では Gap Year といい、高校卒業から就職までの間に大学ではできない経験をするという仕組みがある。といっても過去半世紀くらいの文化だが。だから西洋の人はワーホリ制度を利用し、長期のバックパック旅行や貧乏旅をする人も多い。

日本人の場合、社会構造上そのギャップを楽しむことは難しい。となると、ごく一部の本当〜に恵まれた人たち以外は、必然的に20代後半でワーホリをすることになる。フリーターは例外ね。この記事も読んでみて。ワーホリや留学に最適な年齢を判断するための3つの社会階級

要するに旅行には時間が重要なのさ。もちろん資金はいるが大金は必要ない。ワーホリで旅行を楽しめる最大の理由は、場所(海外)や年齢ではなく、自由な時間が持てるからだね。

旅行には、基本的に二つの方法がある。

  1. 移動を繰り返す長期間の旅
  2. 日帰りや数日で楽しむ短い旅

さらに大きくわけて①国内旅行②国外旅行の二つがある。

1年のワーホリで、どれもこれも楽しむことはできない。取捨選択が必要だね。

そこでワーホリの旅行計画に必要な知識は、地理社会(中高レベル)。

カナダ・オーストラリア・アメリカ人がイメージする旅と、日本・韓国・イギリス人がイメージする旅では概念が大きく異なる。地理や社会構造が全く異なるからだね。

移動を繰り返す旅や国内旅行に焦点をあてる人は、カナダやオーストラリアでもいいかも。短い旅行や複数の国をまたぎたい人は、ヨーロッパがあっているかも。

国土の広さと公共交通機関の発達度合で、旅行に必要な時間は大きく変化する。国土の広さに関係なく、交通機関が乏しければモビリティは低くなる。モビリティ手段が車または空路となると、お金と余分な時間が必要となる。そもそも英語「travel」は移動をするという意味。

1年で帰国する人は、時間が貴重になる。もし時間もお金も乏しい人は、モビリティを最適化する方法を考慮してほしい。

2年ワーホリや観光ビザで延長滞在できる人は、時間で買うことのできる選択肢が増える。

ワーホリの旅行は、①自分の持ち時間・②地理・➂社会構造を理解し計画することで、少ない資金でも多くの場所を訪れることができる。

そして旅を重視する人は、集中力を必要とする勉強は難しいかもしれない。

ワーホリと勉強

留学とワーホリの違いは、働く時間があるかないか。留学とは、ごく一部の恵まれた人にのみ与えられる特権。ワーホリとは、海外フリーター(笑)というコツコツライフの延長線上にある。

つまり、ワーホリでする勉強は忙しい。だって働く+旅行+勉強だよ。どう考えたって忙しいよね。学生は、勉強しかしないからそれに集中できるのさ。

基本的に、仕事で生活費を稼がなければいけない状態の人ができる勉強の質や量には、かなり限りがある。ノマドちゃんは、勉強のことだけ考えていればいいんだよ~という環境が与えられたのは、せいぜい小学校の低学年まで。だからよくわかるのさ。

勉強の質や結果は、自分の精神状態(集中力や自己管理力)、学習内容の難易度、過去の自分の教育レベル(シナプスの繋がり)など、多くの要素により左右される。

例えば、初期の言語学習は、非常に高い集中力が必要となる。忘却曲線の最初の方にいる人は、脳が劇的に疲れる。だからワーホリで仕事や旅をしながら英語を学び始めるという設定には、かなり無理があると思うのね。ただし勉強も最適化するコツがあるので、ノマドちゃんブログで学んでみて。

勉強の本質は、コツコツの積み重ね。つまり時間がかかる。なにより大切なのは、ワーホリで学習したことを帰国後に継続する力を身につけること。学び続けたことは必ず実になる。

自分の将来に繋げるために、海外経験するんだよね。そうでしょ?それともワーホリ1年を自分の人生から完全に切り離し、思いでフォルダに永久保存する?まぁ、人それぞれだよね。

ワーホリで仕事・勉強・旅行、3つのバランスをとるには?

イギリスやカナダの人は、一つの国で2年ワーホリできるのさ。制度の内容が日本と少し違うからね。彼らを見てると1年って本当に短いと感じる。1年でできることと、2年でできることじゃ3倍違うから。

たった1年で仕事しながらできることってそう多くはない。1年の海外に過度な期待はしないほうがいい。でも何かをあきらめようと言ってるわけじゃない。あきらめると最適化することは全然意味が違うからね。

とまぁ、今回話した本質を理解したうえで、仕事・旅行・勉強のバランスを考えてみて。もちろん運もあるので、計画した内容がたまたまうまくいく人もいれば、そうでない人もいる。

余談だが、ワーホリでは時間の認知(Time perception)も変化してしまう。計画や時間のコントロールは、バイアスなど心理的な知識もいるからね~。なのでワーホリ前に身につける知識も大切。

記事はここまで。またね。

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