ワーホリで本当の自分探し、自己中を防ぐ3つの要素
自分探しって自分の事だけを探すのかと思ってだけど、実際はそうではなかった。
ナルシシストやソーシャルパスにならないための、自分探し3つの要素について。
ワーホリで本当の自分探し、自己中を防ぐ3つの要素
前回は、ワーホリで学んだ自分探しのメカニズムについて記事にしたよ。
自分探しと言うとさぁ、なんかこうナルシシストな、自己中心的な響きを感じない?ところがワーホリして気づいたのは、自分を探すことで、自分以外のことが、すんごくよく見えるようになると言う事。
自己中にならないための自分探し、3つの要素
- 自分と地球とのほどよい関係性
- 自分と家族や友人とのほどよい関係性
- 自分と母国とのほどよい関係性
ワーホリで多くの経験をすることで、日本で経験では見えなかった新たな自分を、発掘することができる。心地よい生活スタイルや働き方、友人や恋人のタイプ、やりたい事や逆にやりたくない事など。
自分探しとは、自分はどんな人間で、何をしたいのかを探すこと。まあ、そんなのはわかりきってるよね。ただし海外で多様性を学ぶと、もっとでかい規模の自分探しが始まる。
1.ワーホリで探す自分と地球とのほどよい関係性
自分がやりたい事ができるのは、お金があるから。うん、資本主義世界だからね。
ただマクロな視点で考えると、地球が健康でなけば、お金も努力もへったくれも、ない。
日本社会にいたころの自分の思想は、仕事とお金がすべてだった。自分探しに必死で、成功やお金稼ぎに必死で、半径5キロくらいしか見えていなかったのさ。
「努力して勉強や仕事をし、良い職に就きお金さえ稼げば、最高の人生が送れる。」そう信じていた。
経済学の基礎、地球の健康なしでは自分探しもへったくれもない
でもワーホリで世界を見て、知ってしまった。
「あ〜地球は崩壊寸前なんだ。地球とうまく付き合ってかないと、自分の未来はないんだわ。」
努力してお金を稼いで、物を消費すればするほど、だらだら残業してエネルギーを使えば使うほど、冷房ガンガンでスーツとプラスチックの靴はいて、がんばればがんばるほど、私たちの未来は、ない。
経済はお金のことだと思っている人が多いが、経済学の本質は “限られた資源をどう割り当てるのか” というところにある。≫クラッシュコースで経済の定義が学べるよ。
でもさぁ、どうやって地球とうまく付き合っていくの?
個人レベルでいったい何ができるのさ?
うん、その答えは、ワーホリで探してね。
Self-searching isn’t being selfish. We need to seek and learn how to make a good relationship with our Earth. You will find some tips through Working Holiday, if you pay attention to it.
2.ワーホリで探す自分と家族や友人とのほどよい関係性
ワーホリで骨の髄まで染み渡るのが、家族や友人の大切さ。
だってさぁ、ハードモードだから、海外は。自分一人で言語もできず、なんかやらかした日には、全責任がドバーっと、自分にふりかかる。
日本社会で陥るヤバいバイアス
日本の生活だと、なんかいい感じに物事がうまくいく事もあって、自分で何でもこなしているような錯覚に陥る人が多いのね。これ陥るとヤバいバイアスの一つ。ナルシシズムまっしぐら!
勉強も就職もお金稼ぎも、それなりにうまくいっているのは、家族や友人の支えがあり、日本というすんばらし〜い国で、高度な義務教育を受けたから。
家族も友人も酸素みたいな感じで、無意識のうちにあって当たり前の感覚になる。で、海外で窒息しかけた時、酸素ってマジありがてぇ〜となる。
アーノルド・シュワルツェネッガーのスピーチがすばらしいから、ぜひ見て!いや、絶対に見て!≫I am not a self-made man.
自分探しには精神の安定が絶対条件
日々の生活をきちんと送れている人は、精神の安定という軸が根本にある。幼少期に親の愛情を受けずに育った子供は、それが障壁となり勉強や仕事、生活に影響を及ぼす。≫クラッシュコース心理学
たとえ会う機会が少なくても、家族や友人の存在そのものが、人と繋がっているという感覚そのものが、脳に大きな影響を及ぼすのだと感じる。
だから家族や友人とのほどよい関係性を探すことも、自分探しの大切な要素となる。
Self-searching is quite complicated. It’s not just about you. You will find out what I really mean by spending time the Working Holiday.
3.ワーホリで探す自分と母国とのほどよい関係性
ワーホリでは、底辺の自分なんかよりも恵まれない人たちと出逢う。
日本では片親育ちの低所得者、身体も弱めで、自分はなんて底辺にいるんだろう。となんかもうどうしたらいいのか、わけわかんなくなる時もあった。だけど海外にいると、そんな自分を恥ずかしく感じる。
こんな私でも、少しの努力で英語ができるようになったのは、日本で受けた義務教育のおかげで、親が必死こいて払ってくれた教科書のおかげで、こうやってブログを書けるのも、やはり優れたネットインフラがあるおかげなのさ。
キレイな水と、電気ガスなどのインフラのおかげで、衛生的な生活ができ、高度な鉄道技術のおかげで、自由に動き回ることができる。もちろん病気になれば、国の医療制度でしっかり病院にも行ける。
ワーホリで学ぶ政府や国の本当の意味
日本を始め先進国の人は、政治なんて何も変わりはしないと投票に行かなくなる。「自分は政府の世話になってない。政府は何もしてくれない。」と言う人がいるけど…。
えっ毎日インフラ使ってるよね。ガッツリ義務教育受けたよね。政府がちゃんと働いてくれないと、アルゼンチンみたいな国になっちゃうから、その考えはヤバいって。
そう、まともな母国があって、初めて自分は自分でいられる。ワーホリでは、母国とどう付き合うべきなのか、それをしっかり学ぶことができる。
Honestly, I didn’t know what the government meant to me, but Working Holiday taught me how important it is.
ワーホリで自分を探し、自己中な思想を回避しよう
ビジネス本や自己啓発本の多くは、ミクロな視点でしか書かれている。言い換えると具体的でプラクティカルだが、主観的で視野が狭い。
その辺の本ばかり読んでいると、自己中心的な思考になる。ブログや動画もそう。お金稼ぎ系のモノは特にそう。だからマクロな視点とミクロな視点、両方のバランスが大切になるよ。
ワーホリでは広い視野で自分を探し、自己中な思想を回避してほしい。