ニュージーランドワーキングホリデーの概要と条件【公式情報を元に解説】

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ニュージーランドやワーキングホリデーに興味ある人のために、ここでは最低限知ってほしい概要を説明しますね。

ニュージーランド政府の公式情報を元にした内容です。

※写真は、Canterbury Regionという地域の風景ですね。Aucklandなどの大都市はめっちゃビル立ってるので、ヒツジはあくまで田舎のイメージです。

ニュージーランドワーキングホリデーの概要と条件

ワーキングホリデーとは、若者が長期の休暇や旅行を経験するための制度です。勉強や仕事を第一目的としたものではないのです。政府公式ページにそう書いてあるね。

You need to be coming mainly to holiday, with both work or a short amount of study your secondary intentions.

Immigration New Zealand

これはあくまでも、”intention” です。どういった意図で入国するのか。外交では、この意図が重要なのです。まぁ名目や建前だね。

この原則を理解したうえで、この制度の条件を見ていきますね。

ワーキングホリデーの年齢制限

年齢制限は、18歳以上31歳以下です。

ワーキングホリデーは、若者の海外経験が目的なので、年齢制限があるのです。

ワーホリ年齢は35歳になるといったようなネット情報がありますが、それはハイプ情報です。外務省の方でそういった告知はないのでご了承を。

年齢の詳細は、この記事もみてね。

ワーキングホリデーの滞在期間とは?

ワーキングホリデーで滞在できる期間は12ヵ月です。

さらに滞在期間を伸ばしたい人は、エクステンションワークビザを利用してみるという手もあります。この詳細は、上の年齢記事の後半に書いたよ。

ワーキングホリデーに参加するには、まずビザを取得しよう。

ワーキングホリデービザの取得方法とは?

ワーキングホリデービザの取得は、オンライン申請で行います。

ニュージーランド政府(移民局)の公式サイトで申請できます。手続きは英語ですが、政府サイトは誰にでも使いやすいよう配慮されてますので、日本人の英語力でぜんぜん大丈夫ですよ!

一般社会常識と調べる力さえあれば、自分でビザ申請できます。ただし猛烈に忙しい人や、一般常識ありませんという人は、ビザ取り業者に委託するというのも一つの手ですね。

ビザ申請の手数料はいくら?

ビザ申請には、手数料がかかります。これを「Application costs」や「Immigration costs」というよ。

この料金は、定期的に変更されます。インフレという言葉知ってるよね?

2023年のビザ手数料は、NZD $420とあるが、最新の公式情報をチェックしてね。公式サイトの「Cost」の項目を見てみよう。

日本円の為替レート変換は、「Currency Converter」でチェックできるよ。例えば以下のサイト。

今調べてみたところ、NZD$420=約3万7千円ですね。為替は頻繁に変動するので自分でやってみてね。英語の練習に、[Currency Converter NZ to YEN ]で検索してもOK。

ワーホリビザの申請に必要なものとは?

前提として、滞在期間をカバーするパスポートは必須ですね。入国後に有効期限が15カ月は残っているパスポートを、と記載がありますね。「must be」ですね、マストです。

Your passport must be valid for at least 15 months after you first arrive in New Zealand.

Immigration New Zealand

渡航するための費用も必須だね。

  • ビザ申請の手数料(上で説明したね)
  • 航空券代
  • 海外の健康保険代
  • 資金証明書をするための貯金額(NZ $4,200)

他には、ビザ申請時に必要となる各種書類や、オンラインで申請手数料を支払う手段(デビットやクレカ)も用意しておく必要があります。

これらを手配する方法は、①自分で全部やる②親や周囲の協力を得るの二つがあります。ワーキングホリデーは、現地の生活以上に渡航前の準備が大変です。新生活は、始まる前が一番大変なのです。

自転車に乗るのと同じ。一度車輪が回りだすと楽なんだけど、その前がちょいと大変。

なので、できれば親や周囲の協力を得て準備をすることがおすすめです。必要な知識の方は、ノマドちゃんブログでサポートします。

旅行と入国の条件

ビザが発行された後は、12ヵ月以内に入国する必要があります。入国した日から12ヵ月の滞在が可能です。滞在中に何度出入国しても大丈夫です。ニュージーランドから国外旅行を楽しんでもOKですね。

ここに書いてあるよ。

Travel
You must come to New Zealand within 12 months of the date your visa is granted. After you arrive in New Zealand, you can come and go from New Zealand as many times as you like before your visa expires.

Immigration New Zealand

ただし国の外に出ている間も12ヵ月の滞在期間は進行します。なので基本的には、ビザを使いきった後、日本に帰国するついでに旅行するのがおすすめです。

ワーキングホリデー滞在中の条件

ワーキングホリデーが普通の観光滞在と違う点は:

  1. 仕事ができる
  2. 学校へ通える

の二点です。その条件を見ますね。

このページの下の方にある「Conditions」の項目を読んでください。

仕事の条件

ワーキングホリデーは、労働許可のあるビザとなります。これを「Work Permit」という。

外国人だからといって特別な決まりはないが、以下は禁止されてます。

  • 長期雇用の契約をしてはいけない。(ワーホリの仕事は、あくまでも滞在中の生活費を補填するもの。12ヵ月を越える長期雇用の契約をしてはいけません。)
  • 違法な仕事に従事しない。
  • 性を扱う仕事に従事しない。性に関する業種の経営や投資も不可です。

ワーホリビザは、渡航前にジョブオファー(仕事先を決めてくこと)は必要ありません。

ワーホリで気をつける必要があるとすれば、所得税を正しく申告しないことかな。きちんとした職場で働けばまず問題ないが、所得税の不正申告は違法です。まぁ社会常識だね。

上記の条件を満たせば、どんな職業に就いてもOKです。ニュージーランド市民と同じ労働権利が与えられます。つまり税金も同じように支払う必要があるということだね。ただこれは、あくまで制度や法律の観点です。

社会的観点で、ワーホリの仕事を考えることも重要です。

ワーキングホリデーは、社会的に外国人労働者という立場になる。移民というカテゴリーにも入るだろう。その立場を正しく理解し社会を深く観察することで、社会人として、人として大きく成長できます。

ワーキングホリデー制度は、若者にとって、そういう利点があるのです。

【学校とトレーニング】

現地で学校へ通う場合は、6ヵ月までという条件があります。つまり、ワーホリビザを利用して専門学校や大学等に通ってはいけないということですね。

6ヵ月以内であれば、語学やスキルを身につけるための学校へ通ってもOKです。

ノマドちゃんは、オーストラリアのワーキングホリデーで2ヶ月の語学学校へ。私にとって一生記憶に残る経験となった。

理由は、語学学校に通わなければ、絶対に出会えない種類の人たちと友人になることができるから。これはお金でしか買えない経験の一つです。

職場で出会う人は、バックグラウンドや国籍などにが偏りでます。社会クラスや人種の格差が存在するからですね。上流階級の人が庶民に混じって皿洗いをすると思う?

学校では、ドバイの金持ちから日本の低所得層まで、多様性が広がるのさ。これが語学学校ならではの利点です。

ニュージーランド・ワーキングホリデーの公式情報元

ニュージーランド・ワーキングホリデーを管轄する政府機関の名称は、「Immigration New Zealand」です。日本語では、総称で移民局と言ったりするね。

この移民局HPから、ビザのオンライン申請を行います。制度の詳細は、すべてこのサイトで確認できるよ。

日本人向けワーキングホリデー情報は:Japan Working Holiday Visa
ワーキングホリデーの一般概要は:Working holiday visas

今回は、この2つを参考に説明したよ。このサイトが最新情報となるので、以後お見知りおきを〜。

もちろん難しい社会知識もあると思うので、その時は、ノマドちゃんブログも活用してね。記事はここまで。またね。

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