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英語ができる日本人も日本語の情報に頼っている件【ワーホリ使える英語学】

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こんにちは。のまどちゃんです。

英語ができるようになっても、ほしい情報を得られるわけではない。その理由は、英語ができるのであって、使えるわけではないから。

ワーホリで3大陸に住んで、あ〜なるほどねって気づいた、情報社会で使える英語。

英語できる日本人も日本語の情報に頼っている件【ワーホリ使える英語学】

そもそも英語ができるの定義っていったい何なのさ?

話せるとか? 
吹替えなしとか? 
あ〜、IELTS満点とか?

でもそんなのどうでもよくない?だって情報社会でしょ。情報がなんぼでしょ。みんなそう思ってるはず。

結局英語ができても、情報には強くならない

海外で移民を観察し気づいたこと。

海外に住んでる日本人の中には、日本国外の情報にも関わらず、日本語で情報を探してる人もけっこういる。

その理由は、一番使いやすい母国語を使い情報収集するから。

もちろんこれは日本人だけの特徴ではない。

カナダや豪でも、英語ではなく母国語で情報収集している人たちは意外と多い。移民1世は、英語が母国語ではないからさぁ。英語圏に何十年と住んでいても、やはり母国語が使いやすいのさ。

うん、それはよくわかる。横文字に触れている時の脳ミソの消費量は半端ない。

現地でカレッジとか行ってる人は、英語テストをパスしてるのさ。それでも英語で情報を集めるのに苦戦する。その理由は、英語はできるが、情報収集できる使える英語ではないから。

英語社会の情報力って何なの?

情報社会が多くの誤情報で溢れているのは、言うまでもないよね。

  • ブログやネットニュースなどの権威性の低い情報
  • 国家のプロパガンダやコンスピラシーなどのニセ情報
  • 企業や団体のバイアスまみれのマーケティング情報

こういった情報の中から、正しいまたは自分に必要な情報を掴み取るには、英語テストの英語力+α が重要になる。

一般的な社会知識・国語力・インターネット力・論理的思考・洞察力など。英語力+多くの能力が必要だよね。まぁ簡単に言うと、アホではダメということ。かと言って天才にる必要もない。

私も豪ワーホリ当時、これらを理解できていなかったので、多くの誤情報に翻弄された。

英語ができる日本人がニガテな情報とは?

政府情報や法律に関すること。これらの情報を正しく理解できない、というか、そもそも理解しようとしない人も多い。もちろん日本人以外もそうだけどね。

日本人でも海外在住の場合は、その国の法律が適応される。例えば、日本では飲酒は20歳以上だが、ドイツでは16歳以上。一般的な日本の高速道路の最高速度は100キロだが、ドイツの高速道路(Autobahn)には制限がない。

※日本で違法なドラッグや風俗などのために、わざわざ海外へ行く人は、どうかと思うけどね…。法律とモラルは、全く別の話だから。

外国にいる間は、基本的にその国の法律が適応される。それはわかるかと思う。ところがこれを理解していても、労働法や緊急事態になると混乱する。

例えば:
海外でフリーランスやデジタルノマドをする際に、労働許可証はいるのか。
パンデミックの助成金やサポートは、市民でなくても受けられるのか。
ワーホリや観光でも、国の医療保険や税金免除などを受けられるのか。

こういったことも、国が提示する条件を満たしていれば、市民や永住権保持者かどうかは関係なく適応される。

国の条例や法律に関する誤情報を流す人に注意

「税金を納めていないのに、その国の公的サービスを受けるのはおかしい。」などと、誤情報を流す人がいる。

国はそんな風には機能していない。日本に来る外国人旅行者が利用する無料の道路もインフラストラクチャーも、すべて日本人の税金で義なわれているのだから…。

日本国内にいる外国人は、日本の公的サービスを利用できるし、海外にいる日本人も同じこと。外国人や移民の福祉や権利などをケアすることも、国の役割の一つだから。まあ、まともな国の話だけどね。逆に言うと、外国人をろくにケアできない国へ旅行したり滞在するのは、お金があっても危険だということ。

なので、法律や条例を正しく理解できる英語力は、とても重要になる。

英語だけでなく日本語も使い情報社会に強くなろう

私の観察によると、英語ができても情報には強くならないということがわかった。

情報に強くなるためには、誤情報を流す人の言うことは真に受けず、政府や権威のある文章を英語で読み、それを正しく解釈する力を養う必要がある。

情報には、インプットとアウトプットの二つがある。
インプット(物事を理解するための英語) とアウトプット(物事を伝えるための英語) 。

使える英語を養うには、まずインプット英語を徹底的に育てた方が良い。その理由は、物事を間違って解釈してしまうと、自分自身もまた、誤情報を流す側になってしまうから。

まずは情報を正しく理解できる頭を育てる必要がある。

そこで英語に慣れるまでの間は、インプットは英語で、アウトプットは日本語でも別によくないかな?

そんなに世界に情報発信したい?
でも世界の情報は誰だってほしくない?

使える英語って、今の時代は情報を正しく理解できる英語だと思うけど、君はどう思う?

英語ができる日本人ではなく、英語を使い正しい情報を掴める人になろう

情報社会は複雑の一言。

マスターレベルの英語力は必要ではない。難しいことを理解してみようとするかどうか。現に私は大卒の称号も、なんの英語資格もなく、ビジタービザの常連だけど(笑)、至福の時は英語で本を読むこと。

情報量が増えれば、必ず量の多さに圧倒される。ついつい日本語の狭い情報に飛びつきたくなる。ただ小さな泡の中にいればいるほど、あとあと情報に苦しむことになる。

それが情報社会。どんどん情報の波に飛び込んで行くしか、ないよね。

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