ドイツワーホリで学んだリユーズの精神、お金と体裁、消費主義の自分を知った瞬間
こんにちは。 のまどちゃんです。
リサイクルはウソだらけだって知ってる?あー世の中は本当にウソまみれ!
今回は、ドイツ人から学んだ、日本人が学ばなければいけない利他的な思考。
ドイツワーホリで学んだリユーズの精神、消費主義で自己中な本当の自分を知った瞬間
子供の頃さあ、一人っ子なのに、なぜか人のおさがりばかり着てたのね。(笑)
やや貧しかったからね〜。ぼっとん便所だったしさ…。
で、ガキだったから、ごねるわけ。
「おさがりなんかヤダ〜、新しい服買ってよ〜。」
「うちはお金がないからそれで我慢しなさい。北朝鮮の子供はご飯もろくにあーだこーだ。」
いやぁ、その貧しい北朝鮮のくだり、もう何万回も聞いたから!自分より貧しい人の事を考えなさい、でしょ。
そして大人になってからも、北朝鮮のくだりの真の意味がよくわからずにいた。
ところがドイツに住んでから、その答えが見え始めた。
ドイツで改めて学んだ、使えるものは使うの精神
”Why do your socks have so many holes? Wait…, ALL OF THEM!?”
“But I can still use them.”
ドイツ人の彼氏は、”Why not?” な顔でこちらを見る。
”But, that looks so poor and you can afford new socks. “
“I don’t care about looks and how people think, I can still use them.”
“How about T-shirts? That looks very bad.”
“Yea, but I can still use it.”
”But I care how you look, don’t wear it outside ok?”
“I don’t care if you care, these are my T-shirts. If it throws, that’s a WAIST.”
“But… PLEASE do not wear it on a date…”
まっ外出時も、穴あきTシャツ、ガッツリ着てたけどね…。
ドイツで自分の考え方が間違っていたと気づく瞬間
でも彼を見ていてハッとした。
自分の物に対する考え方は、すごく日本人的なのだと。
「穴が開いたり擦り切れた服は、みっともないから捨てたほうがいい。」
今まで自分が信じ続けてきた事は、もしかすると大きな間違いだったのかもしれない。映画の結末で、実は主人公が犯人だった時のあの衝撃が走った。
私の思想は、資本主義・消費主義・物欲主義。倫理的でもなければエコでもない。
ドイツ人をはじめヨーロピアンの思想は利他的。自分の評判よりも、地球規模で物事を考える。自分が取った行動は、地球にどう影響するのか。
これに気づいてからは、彼の考えを尊重することにした。
お金がもったいないからではなく、地球環境を考慮し限界まで衣類を使い倒す彼は、見た目や体裁、お金の事ばかり気にする私たち日本人よりも、よほど立派だと気づいたからだ。
貧しいのは穴の開いた靴下を使い続ける彼ではなく、貧しい思考を持った私自身だった。
現に彼はケチくさい人間ではなかったから。低所得にも関わらず、たまにバーやレストランへ連れていってくれた。そして従業員には必ずしっかりとチップを払う。そんな人だった。
ドイツワーホリ以降、私のTシャツは、穴だらけになった。
リサイクルはウソだった、リユーズこそがピュアなエコ
物は作られる過程や輸送でもCO2を発生する。リサイクルもまた、多くのエネルギーや汚染物を排出する。
現にプラスチックゴミは、10%もリサイクルされていない。さらに海に流れ太平洋ゴミベルトをさまよい続ける。
リサイクルを推進して得するのはいったい誰なのか。すこし冷静に考えると、物を大量生産し、株主のために利益を上げ続ける企業なのだと、まあ察しはつく。
それなら私は喜んでお古を着よう。お古を着てファッショニスタにでもなんでもなってやる!セカンドショップとガレージセール、これが私のお気にいり2大ブランドだ!
母ちゃんは、これを子供の頃にしっかりと教えてくれていたのに、私にはそれを理解できる頭がなかった。やはり母は正しかった。
もちろん、リサイクルゴミの分別は引き続きやります。はい。