Time and money

ワーホリ海外生活、限られたお金と時間の割り当て方

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こんにちは。のまどちゃんです。

今回は、ワーホリ海外生活に、いくらお金が必要かではなく、どうお金を割り当てるのか、という話。

ワーホリ海外生活、限られたお金と時間の割り当て方

ワーホリで、どれだけお金が必要なのかという考え方の場合。

必要なお金を作るにはどうするか、に着目しなくてはいけない。つまり、①日本でしっかり貯える、②ワーホリ中により稼げる仕事に就く、③働く時間を増やす、などの必要がある。

ところが、今の資本主義経済では、ワーホリがどれだけハッスルしたところで、微々たる金額しか稼げくことはできない。どれだけ頑張っても、低所得なことに違いはない。

ワーホリ資金には限りがある。だがそれ以上に限りがあるもの。それは時間。特にワーホリは30歳までという、厳密なリミットがある。

お金も時間も限りがある。そこで、こう考えてほしい。

限られたお金と時間をどう割り当てるのか。

ところでマズローさんの自己実現って知ってる?

『Maslow’s hierarchy of needs』

アメリカンの心理学者マズローさんが、有意義な人生を送るために必要な事を、ピラミッド形式で理論化したもの。これすごく有名なのね。

このピラミッドをよく見ると、下の方のベーシックニーズ以外は、さほどお金がかからない事に、私は気づいた。

証拠に私の3ヶ国ワーホリでは、日本のフリーター生活よりお金がなかったにも関わらず、このピラミッドをほぼ達成し、お金では買えない幸せも、生きる意味も、真実の愛も、すべて手に入れてしまったのさ。

てことで、この『Maslow’s hierarchy of needs』を少し頭に起きつつ、ワーホリのお金と時間の割り当て方、いってみる。今後の人生の課題にもなる、しっかりワーホリで学んでね。

※ワーホリ中の資金の話で、健康保険や準備費用は含んでないよ。

ワーホリ生活、5つのお金と時間の割り当て方

  1. 1.生活費
    2.アミューズメント・娯楽費用
    3.旅行費用
    4.学費・教育費
    5.募金・慈善活動

1.生活費

まずここを突破しなくては、先へは進めない。英語では ”Basic need” などと言う。『Maslow’s hierarchy of needs』では、下の1段か2段のとこね。

ワーホリのベーシックニード(月額)

食費→約3~4万円
衣服→数千円
安全で衛生的な住居→約5~6万円(シェアハウス)
ガス・電気・水道→シェアハウスは込みが多いのでゼロ
携帯とインターネット→約2千円
交通手段→約1万円

すこし余裕を持って、月に10万円ちょっと、というところだろうか。

このベーシックニーズが確保できない人は、ワーホリをすることはでいない。逆に言うと、ここを突破すれば、誰でもワーホリができてしまうとも言える。ちなみにのまどちゃんは、10万以下に抑えたよ。

2.アミューズメント・娯楽費用

外食・飲酒・買い物・イベントやミュージアムなど。

ここで私の話をするね。私は日本でフリーター、つまり低所得者だった。さらに慢性的な身体の痛みにより、言語ができない海外ではお金を稼ぐ事が難しく、一般のワーホリよりも、さらに低所得になった。(笑)

そこで見つけた答え。娯楽には、少しのお金とたっぷりの時間を割り当てる事

外食は控える→公園でピクニック、シェアハウスで友人と料理する。
イベントやミュージアム→イベントは無料入場のもの。ミュージアムは無料観覧日に。
買い物→セカンドショップ・ヴィンテージショップ・フリマを満喫する。
お酒→お酒が高い国では家のみ。安い国(ドイツ)ではバーで一杯。
カフェ→自宅で本格的なラテを入れる。たまにお気に入りのカフェへ行く。

ワーホリのお金と自由時間の価値

「時間をお金で買う」という概念があるが、アレは若い低所得層の話ではない。時間を切り売りする最低時給の仕事をすればするほど、君の貴重な時間は奪われる。

ワーホリでは、海外で様々な経験を積む時間の方が、微々たるお金を稼ぐ時間よりも大切。海外での自由時間は、日本のそれ以上に価値がある。

心配しなくても、健康体な皆さんは、私よりはちゃんと稼げるから大丈夫。あくまでも私は超がつく底辺だから。ね、気が楽になったでしょ?

3.旅行費用

旅行は、基本的に時間に余裕がある人は、やればいいと思っているのね。なぜなら、あまりお金をかけずに旅行を楽しむ方法はあるが、ある程度の時間はかかるから。東アジア人がよくやる短期の目まぐるしい旅行は、お金とストレスがかかり、休暇の逆効果になるよ。

一般的なワーホリよりも、低収入だった私が旅行(23ヶ国)を楽しめた理由:

  1. お金稼ぎにハッスルしないぶん時間があったから
  2. リゾートやお金のかかる観光地は避けたから
  3. 航空ではなく、安いバスや電車で移動したから
  4. 最低限の英語力で自分で情報収集したから
  5. 買い物や贅沢な食事ではなく、学びに特化したから

あと②の娯楽費を抑えたから。もし②でお金を消費していたら、どう考えても旅行は満喫できなかった。

4.学費・教育費

教育は、絶対に大切だよね。なぜなら世界はどんどん複雑化しているから。アホを続けていると、企業や投資家、汚職政治家の策略に簡単に騙され、損をする。

教育レベルは上がり続けているので、若い世代は古い世代よりも賢い。ただし、学び続けなければ取り残され、やはり損をする。あと老害になる。心理学では、Arrested Development なんて言葉も。

ワーホリ後にカレッジや大卒資格が必要な人は、ある程度お金がかかる。その場合は、②をやりくりし、旅行は減らし、その時間を仕事に割り当てる必要があるかもしれない。

最低賃金の収入では、多くの時間を失う事になる。ブーマー世代は少しのバイトで学費を工面できたが、現在はわけが違う。もちろん、通信などで安く学べる大学もあるので、そこをチョイスするのもあり。

独学で学ぶ人は、費用はほぼゼロ、かかってもたいした金額にはならない。

もちろん私は学校へ行くお金も体力もなかったので、独学という選択肢しかなかった。
①図書館の本を読む  ②無料の動画コースで学ぶ  ③旅先で学ぶ
言語学習も翻訳もライティングスキルも、ウェブサイトの構築もすべて独学だよ。

19世紀以前の旅行は、学問のためにあったのは知ってる?世界を旅し、地理や自然、生物や人の暮らしなどを観察し、学者たちは本を書いていた。一般人は旅行などできる身分ではなかったからさ。

大学やカレッジは、独学の何十倍ものお金+体力+時間がかかる。なので学校へ行くかどうかは、お金と時間の量を計算して検討しよう。現在の学費は、70年代の約2倍だからね(インフレ調節あり)。

5.募金・慈善活動

この項目はおまけで書いた。④では歯切れが悪かったので。(笑)

ドイツでワーホリで、ドイツ人はとても利他的なのだと学んだ。彼らは日常ベースで、地球環境や、恵まれない人たちの事を考えている。ではドイツ人は日本人より裕福なのかというと、そんなことはない。単純に考え方の違い。

ワーホリで、少し人助けをする心の余裕を持ってみては?

カナダや豪では、先住民のプロテストやイベントに参加するなど。
ドイツでは、動物愛護やエコなどのボランティア活動をするなど。
親のいない子供や、LGBTQ・身体障害者を支援するようなものでも。

私自身、他人の事を考えられるようになってからは、精神がとても安定してきたのね。周りのアホな奴の存在や、小さなお金のストレスなど、くだらない事に脳ミソを費やす時間が減ったから。限りのある脳ミソをどこに割り当てるのか。これもワーホリで学んでほしい。

ワーホリでお金と時間の概念を学び直し成長しよう

ベーシックニーズが満たされなければ、人は幸せにはなれない。
逆にお金がたくさんあっても使い方を間違えれば、人は幸せにはなれない。

お金はあくまでも、生きるために必要な資源を得るためのも。それをどこへ割り当て、どう使うかのか。ワーホリ海外で学んでほしい。

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