英語レジュメ作成の要点チェックリスト/必要な内容とNG集【動画つき】
英語レジュメ作成のポイントとNG集をまとめたよ。この記事は、レジュメを作る前に軽く読み、作った後にもう一度✓する、という使い方がおすすめです。
詳しいフォーマットや構成は、レジュメフォーマット3種・レジュメセクション5つを見てね。
ワーホリや留学生はもちろん、本格的な海外就活にも対応できる内容です。情報元の動画3つもつけたので活用してね。
英語レジュメ作成の要点チェックリスト/必要な内容とNG集
原則として、レジュメは自分で仕立てるもの、つまり応用力が重要です。いきなり脅しみたいでごめんね~。でも心配ない。基礎知識と原則さえ理解すれば、応用できる脳が育ちます。そのための記事です。
応用力の根本にあるのは、ビジネスの常識とモラルです。
- 常識とは、極端ではない分別のある考え方をすること
- モラルとは、相手の立場で物事を考えること(時間や社会効率)
あと問題解決力・論理的思考力・国語力なども大切です。
社会モラルをいち早く反映するレジュメは、進化のスピードも速い。海外は日本より、モラルが10歩くらい前に進んでます。これを意識することで、海外ビジネス文化の傾向を理解しやすくなります。
えっ、英語力?それは一日二日で伸びないので、今心配するところではない。レジュメを作成する過程で英語が伸びるので、とりあえず作ってみることが大切。
レジュメと社会知識の基礎は、この記事を見てね。
レジュメ作り、抑えるべき3つのこと
- ウソをつかない
- 関連性
- 簡潔
ウソをつかないとは、馬鹿正直に経歴を並べるという意味ではないね。応募するポジションに関連性のないことは省く。これがレジュメの原則です。不必要なことは伝えない。ビジネスでこれは、ウソではなく合理化です。何がウソで合理化なのか、それは常識で判断してね。
履歴書のように枠がないので、ついつい日記を書いてしまいそうになるが、そこはグッとこらえて!一目でわかるよう簡潔に箇条書きするのが原則です。
簡潔に、関連性のあることだけを、ウソをつかずに書く。これさえ忘れなければ、世に出してもはずかしくないレジュメが完成します。
もちろん、レジュメ見本をコピぺしてもOKです。基礎知識と本質さえ理解すれば、たとえ英語力が弱くても、どれが時代遅れな情報で、どれが自分にとって最適な情報なのかを正しく判断できます。必要なのは情報力です。
以下は、レジュメのチェックリストです。詳細を学びたい人は、一番下の動画を見てね。
名前と連絡先
レジュメセクションの一番上に書く「Contact Infomatin」のチェックポイントです。
- 無駄な余白ができる場合は、横一例に並べる。
- 長い住所は不要。番地もストリート名も不要です。
- 不必要な単語は省く。(例:Name・Address・Phoneなど)
- 写真や画像はいれない。ダサい・関連性なし・差別の原因に。
- 個人情報は記入しない。年齢・性別・宗教など。
住所は、大体どの地域に住んでいるかがわかることで、アドバンテージがあると判断した場合は、地域(suburb)などを書いてもOKです。
面接時の何気ない会話で個人情報を聞かれても、仕事に関連性のないことを答える必要はありません。
レジュメセクション5つも参考に。
職歴とスキル
「Summary・Experience・Skills」これらのセクションのチェックポイントです。
- 最も関連性が高いものを一番上から書く。
- 責任(”Responsibility for”)、目的(Obective)は不要。
- 関連性がない、時代遅れのスキルは不要。
- 個人の特性はスキルにいれない。(例:hard worker, dedicated)
- 無給の経験を軽視または除外しない。
- バズワードはNG。(例:synergy, think outside the box)
- 頭字語(Acronym)・業界用語(jargon) は避ける。
スキルや職歴は、自分の目的・情熱・責任感をアピールする場所ではないよ。これらは標準設定だよね。真面目・働き者・努力家です。これ「常識人です。」と言ってるのと同じじゃない?
では何を書くのか。具体的・実用的・専門的なことです。業績や達成したことです。雇われた後は○○をしますという目的や希望ではなく、「○○しました・できました」の部分を書いてくださいね。
無給でも有給でも、経験は経験です。逆に有給でも関連性のないことは省いてね。お金さえ稼いでいればすごい!という今の社会モラルや考え方は、変えていかなくてはいけないね。例えば、家事や子育て、ブログや動画制作で成し遂げたことも、実績でありスキルです。もしポジションに関連性さえあればね。
デザイン
関連性のある実績やスキルが豊富にある人でない限り、1枚の紙に収めてださい。これはそのための知識です。
- フォントを2種類以上使わない。Times New Roman・Arial・Tahomaなどが無難。
- フォントサイズは、大きすぎず小さすぎず(見出し: 13-16 本文: 10 – 12)。
- カラー文字は使わない。
- ボールド体とイタリックで抑揚をつける。読みやすくなる場合のみ使用します。
- 無駄な余白はNG、詰め込み過ぎもNG。極端でなければOKです。
レジュメのデザインとは、個性を出さないこと。合言葉は”無難”です。デザインに関しては、ザ・日本人でお願いします。目立つべき部分は文章の内容です。クリエイティブやデザイン業界の人も、文字で勝負してください。その方が説得力があるからです。
レジュメのデザインとは、①シンプル②見やすい➂読みやすい。
英語文法
ここは英語ネイティブも間違えてしまう横文字の注意点です。
- スペルミスはNG。怠慢・注意力のない印象に。
- 長々しい文章は避ける。読みにくいから。
- 堅苦しい表現は避ける。めんどくさい奴な印象に。
- 人称代名詞は省く。(例:”I” “Me” or “My”など)
- 過去の経歴に現在時制を使用しない。
- パンクチュエーションマーク( , . – /)は正しく配置。
- 他者の目で校正する。
誰でもわかるような言語を使用する。これがビジネス英語の本質です。意識高い系はアウト。
4について。レジュメは自分のことを書く場所なので主語はいらない。どっひゃ〜!主語なしでどうやって文章を書くんや〜い!日本人がニガテとする文法…。
このやり方は、別記事にしました。あと下につけた動画にも少し説明があるよ。
レジュメの校正、必ずやってね
英語で「proofreading」ですね。
たとえ日本語でも、自分が書いた文章を校正するのはとても難しい。人間の脳にはエラーがあるので、物書きのプロでもポカミスします。そういう理由で出版物は、ライター・編集・校正をする人が別々なのです。
どれだけ英語やライティングに自信がある人でも、必ず誰かにスペルチェックをしてもらってね。
「Career counselor」に見せる機会がない人は、英語が読めそうな家族や友達でもいいよ。自分ではない誰かがポイントです。欲を言えば、細かいことに注意を払えるタイプの人がいいかな。ネット上で誰かに頼んでもいいかも。
シンプルで一目で見やすいデザインになっているかも聞いてみてね。
もし誰かに見てもらうのが難しい時は、自分で校正します。
ポイント①:レジュメを書いたその日ではなく、翌日以降の新鮮な脳で校正してね。脳が疲れていないキリっとしている時がベストです。そうすることで、自分の間違いを見つけやすくなります。ポイント②:声にだして読んでみる。これ鉄板です。不自然な文章や文法を見つけやすくなります。
これはライターとしてのアドバイスです。って、私のブログ誤字めっちゃ多い…ごめんね〜。自分で校正は、想像するより難しいです。
レジュメ内には推薦をつけない
本格的な就活では、推薦を用意するんだよね。この「Reference」に関する内容も少し。
”References available upon request” という文面を記載する必要はありません。当たり前のことはわざわざ書かない。これがレジュメの原則です。スペースと時間の無駄だからね。丁寧と無駄の違いがわかるビジネスマンを目指そう。
「Reference」は、採用者から事前に要求された又は要求されてから、提出してください。提出する場合はレジュメ内には記入ぜず、「References」だけを記入した別紙を用意してください。
以上。レジュメのポイントはここまで。いやーレジュメって自由なのにルール多すぎ!大人ってマジでめんどくせ〜!てかコーポレーションめんどくせ〜。(笑)
ということで詳細は、情報元の動画でどうぞ。
レジュメのポイントを英語動画で学ぼう
レジュメ知識に関しては、文字よりも動画で見た方がわかりやすいと思います。逆に、レジュメ見本に関しては、ウェブ記事を活用したほうが見やすいです。
時短でわかりやすい動画だけを選抜したので、空き時間に見てね。
【動画①】主にレジュメデザインに関する簡単なまとめ動画です。
このチャンネルは本当に見やすいので、[GCFLearnFree resume] で他の動画も検索してみて。教育系の動画なので英語もわかりやすいです。
【動画②】レジュメ添削の専門家なので、助言の切れ味が半端ない!本格的な就活向けだが、レジュメの基礎なので見てほしい。あと以下二つも参考までに。コピペで検索してね。
- 7 annoying résumé mistakes – Business Insider(これも参考にしたよ)
- Never include these résumé-killers on any job application -Business Insider(この動画も)
【動画③】個人動画なのでテクニカルで本格的だが、レジュメの基礎ではある。TOMAS FRANK さん、就職アドバイザー系のプロなのかな。かなり動画数あります。
- 8 Tips for Writing a Winning Resume – TOMAS FRANK(これも参考にしたよ)
記事はここまで。引き続き、レジュメ記事を書く予定です。See you!!