ワーキングホリデー部屋し/不動産と大家の違いを英語で
不動産と大家の違いを英語で学び、ワーホリ責任と失敗の本質を理解しよう。
ワーホリは無知だとマズイ。それは制度の自由さにある。自由にはそれなりに責任が伴う。
前半では英語・社会常識・ソフトスキルなど、後半は歴史と心理学を学べるよ。
ワーキングホリデー部屋し/不動産と大家の違い
ワーホリは部屋を誰から借りるのか。これを構造的に理解することで、現地での大失敗を防ぐことができる。
- 不動産会社 / Real estate agents
- 大家 / Private rentals
2つの違いを学ぶね。英語圏で使える一般的な英語です。
不動産会社 / Real estate agents
不動産会社は、日常会話で、”real estate” やシンプルに ”agents” というよ。留学エージェントも ”agents” だね。そこはコンテクストで理解してね。
不動産業者は、家主と借主を仲介する立場にある。契約がフェアに行われるよう監督する責任がある。
不動産契約は、法律規則を理解していないと、貸す側も借りる側もトラブルに巻き込まれる可能性が大きい。不動産会社が存在する理由はそこにある。
One option is to apply for rental accommodation managed by a real estate agent who will also manage your rental agreement during your tenancy. A real estate agent’s office will usually respond promptly to your enquiries and talk to the property owner on your behalf.
Real estate agents
ワーホリの場合、自分でアパートを借りることは稀なので、real estate を利用する機会は、ほぼないと思う。ただこれは常識なので、しっかり覚えておいてね。
大家 / Private rentals
大家は、“Landlord” というのが一般的です。大家が女性の場合は ”Landlady” も耳にするよ。または、”private rental” や単純に “owner” ともいえる。
語源は、土地(land)の領主(lord)と、なんともストレートです。
中世の Feudalism から来ている文化だね。土地を所有する者は力を持ち、土地を持たない者は支配され労働力を余儀なくされる。現在のキャピタリズムも同じ構造だな。サラっと言う〜…。
借りる側は、”tenant” というのが通常です。つまりワーホリは ”tenant” だね。
そして ”tenancy” は、部屋を借りている期間、つまり賃貸契約そのものを意味する。この言葉は小作制度の意味もあるので、これも封建時代の名残ですね。(Wiki: Tenant farmer)
You could also apply for accommodation called a private rental, where the owner of the house deals directly with you and manages the property during your tenancy.
Private rentals
ワーホリでシェアハウスを借りる際は、大家と直接やり取りをすることも多い。不動産業者を挟まないメリットは、手数料がかからないこと。だから海外シェアハウスの頭金は、日本の一人暮らしに比べかなり安く済むのさ。
逆にデメリットは、大家が違反行為を行った場合、自分で対処しなくてはいけないこと。つまりバカではマズイということですね。でも大丈夫。住居契約の規則を少し理解するだけで、シェアハウスの大失敗は避けることができる。
It is important to be cautious when looking at private rentals not arranged by registered real estate agents. All property owners must strictly follow regulations on renter conditions and property repairs.
Private rentals
大家が物件を自分で管理する場合、テナントの要求に即座に対応できない場合もある。仲介業者に委託しないぶん、大家とテナントで、物件のあらゆる問題を解決する必要がある。となるとコミュニケーション能力も重要だね。
When you are in a private rental arrangement, it may be harder to get quick responses, including when requesting any urgent repairs. So, it’s important to understand your rights and entitlements from the very start of your accommodation search.
Private rentals
社会人になると、何でもお金で済ませてしまう癖がついてくる。そうなるとね、知識やソフトスキルは伸びにくくなるのさ。
お金で解決できないことは自分の頭とスキルで解決する。それがワーホリ経験で成長する一番の理由。もちろん海外生活には失敗がつきもの。ただ失敗の大きさは基礎知識で改善できる。そのためのノマドちゃんブログです。
あと、”Head-tenant” から部屋を借りるという概念もあります。これはワーホリに劇的に関係ある内容なので、学んでくださいね。
最後は歴史と心理学をどうぞ。映画がめっちゃおもろくなる知識です。
封建制度で繋げる歴史と心理学!
「Feudalism」は世界常識だね~。知らないとやや恥ずかしいやつです。特に日本人はね (Feudalism in Japan)。さらに日本と欧州の違い、サクッと言えると劇カッコいいやつ‼
参考リンク全部読んだらクソ長かった〜(笑)。てことで、Feudalism を簡潔に言うとですね…。
土地を与えられた貴族(Landlord)は、自分たちでその土地を管理しきれない。①騎士の軍力で土地を守ってもらい、②農民の労働力で土地を耕し利益を生み出してもらう。そうすることで莫大な土地を管理していた。いや、してもらっていたのさ。
The nobles who had received land, often called suzerain vassals, could have much more than they either needed or could manage themselves and so they often sub-let parts of it to tenant vassals.
Feudalism
貴族は、その土地を自分の力で得たわけでもなければ、実際にその土地から何かを生み出す能力もない。騎士や農民もその身分に生まれるものの、彼らは自らのスキルや労力で、その土地に利益をもたらす。
This service could again take the form of military service (typical in the case of a knight) or, as tenants might be of a lower social class (but still be freemen) and they might not have had the necessary military skills or equipment, more usually they offered a percentage of their revenue from the land they rented (either in money or produce) or, later in the Middle Ages, made a fixed payment of rent
Feudalism
親から何かを相続することで人の人生は決まる。ミリオネアやビリオネアの子孫は現代の貴族。そうだよね?だって自分自身で、その土地や財産を管理することなど到底できないからさ。
この相続するという概念、ノマドちゃん当たり前のことだと思ってたんだよね~。でもこれどう考えてもおかしいと、海外に住んで気づいてしまった。多くの国では生まれた瞬間に自分の力とは全く関係ない何かを相続する権利がある。これ身分制度と同じ定義…。
日本人が土地を所有するという思想を信じ始めた時代、北アメリカの一部の先住は、土地を所有するという概念すらなかった。だからヨーロッパ人がやって来た時、土地を守るという概念もなかったのさ。皮肉だね。
日本と欧州の違い?どうやら日本は、地主と部下の間に親と子のような関係性というか呼び名があったようだ。
おそらく地主を親のように思わせることで、彼らに仕える武士や農民を従順で扱いやすい心理状態にしたんじゃないかな。これは私の意見だけどね。一度、親類だと認識した相手には、酷いことをされても許す、又は従い続けるという人間心理がある。Nepotism に近い心理状態かな。
「社員は家族同然なんです。」と言いながら、安い賃金で社員を搾取、ガッポリ儲ける社長いるじゃん。あれ、たぶん封建時代のなごり。
歴史は心理学と繋げると10倍おもしろいよ。ぜひやってみてね。ではまた〜。