なぜかフランス語が聞き取れる!?ワーホリ後の言語脳のすごさ‼
ワーホリの後の英語力、ではなく言語脳の話をするね。
ワーホリをした人の脳は、長期的にどのような進化を遂げるのか。
そんな経験論です。全く科学的な話ではありせん(笑)。
なぜかフランス語が聞き取れる!?ワーホリ後の言語脳のすごさ‼
2016年にオーストラリアでワーホリをしてから、英語をちらほら学び始めるようになった。その後、ノマドちゃんの言語脳は驚くべき進化を遂げた。以下4つの要素を元に記録してみる。
- ヒアリング(耳)
- 発音(口)
- リーディング(目)
- タイピング(手?)
- 鼻…。
なぜかフランス語が聞き取れる言語脳
「えーっなんかフランス語、めちゃクリアに聞こえるやないかーい!」と、先日たまたまフランス語で動画を見て、マジでビビった自分。これは記録しなくては。
フランス語の聞き取り練習を、特に系統的にやったわけではない。それなのになぜかクリアに聞こえ、単語の途切れ目も明確にわかった、あら不思議。
なぜフランス語が聞き取りやすい脳になったか。
普段から第二言語の英語を集中して聞く習慣があり、脳の言語を聞き取る部分が勝手に発達したと思われる。ワーホリを始めて(英語を学び始めて)から3年くらいたった頃かな~。他言語の音も聞き取りやすいと感じ始めた。
海外にいると、街中でいろんな言語が飛び交う。英語字幕で動画見ていると、どこ発信かよくわからん謎の言語チャンネルを見ていたりすることも。見知らぬ言語に出会った時は「これ何語なんだろうか?」と、分析してみるクセがつくようになった。
多様な音を聞き分けてみようという好奇心が脳を刺激し、それを進化させるのではないか。無意識に聞き流すのではなく、集中して音を聞き分けてみるという作業が言語脳を刺激すると感じる。
※ちなみに、カナダに何年住んだところで意識しなければフランス語は上達しません。
言語脳とカタカナ発音
まだフランス語のスピーキングは挑戦してないけど、少し発音の言語脳について話すね。
第二言語の発音が上手になると、口や耳など音に関連する器官が柔軟になってくると感じる。
カタカナ英語の発音を続けていると、たとえ日常的に英語を話していたとしても、口は日本人のまま。となると第三言語を習得する際も、カタカナ発音になるのではないか。あくまでも私の推測だけどね。
訓練しない部分は成長しない、または衰える。これが人体の基礎的な仕組みだね。発音もある程度は訓練しなければ、カタカナ言語脳のまま成長しない。そう考えるのが自然だと思う。
筋トレをすると、鍛えた部分の筋肉だけでなく周辺の骨や関節も丈夫になる。逆に鍛えなかった部分は年月を重ねるにつれ衰える。これマジ。言語もそれと同じで、意識的に鍛えた部分は強化され、その後の習得速度も効率化していくと感じる。
親しくなる言語脳、親近性バイアス
中学や高校の頃、横文字を見ると脳が拒絶反応を起こさなかった?意味不明なアルファベットの羅列を見ると目を背けたくなるよね。言語を学ぶ、特にリーディングは単調で辛い作業。
ところが言語脳は、単調な文字の羅列に親近感を覚え始める。
26文字の羅列に脳が慣れてからは、フランス語やドイツ語など、まったく意味不明な横文字に向き合った時、まるですでに知っている言語かのようにストレスを感じにくい。つまり楽に学習ができる。
例えばハングルだと、文字に親近感が無さ過ぎて目を背けたくなってしまう。文字にも Familiarity Bias(親近性バイアス) が働くのだろうか。フランス語やドイツ語は、英語と似ている単語も多く、より Familiarity Bias が働くのかもしれない。
漢字とカタカナの日本語から、横文字へ移行する段階はとても苦しい。異質な文字パターンに脳が慣れるまでには時間がかかる。ノマドちゃんは読書力を強化したことで、言語脳の視覚の部分がかなり発達したと思われる。英語リーディング力を高めると、アルファベット系に親しみを感じる言語脳になるのだろう。
言語タイピング脳とは?
言語脳で最もおもしろい発見だったのが、キーボードのタイピング。
日本語のシャドータイピングはそれなりに早いのに、英語で打つと劇的に遅い!ノマドちゃん苦労した…。
手書きライティングは、学校でやったからスラスラ書けるのさ。日本人はアルファベットを書くスピードが早いのだろう。ところが英語タイピングは、学校で教えてもらってないので(平成育ち)、これは練習が必要な能力だと判明。
たとえ英単語の綴りや文法がわかっていても、指がついてこない。ローマ字打ちの日本語もキーの位置はほぼ同じなはず。それなのに英文を打つと言語脳がめちゃ混乱する。これ私だけ?いや、年齢が関係あるのか…。言語タイピング脳、確かに存在します。
英語を使えるようになりたい人は、早い段階で英語タイピングも練習してみてね。実践的なものなので、できないとけっこー困ります。英文を書き写すとかでOKだよ。
言語脳の進化、自分でわかるからオモロい!
結論。言語脳は思っていたよりも複雑。だから観察するとめっちゃオモロい!
おそらく身体が言語に敏感な構造に変化、第3言語を学びやすい脳、耳、視覚そして口(?)が発達した。言い換えると、多言語への適応能力が高くなったという感じです。
第二言語を使う環境に慣れると、脳が変化しくるのが自分でわかる。学び始めの人は、最初だけ苦しいけど、ちょっとがんばってみてください。英語検索をしたり動画を見るなど、日本で他言語環境に足をつっこんでみてね!