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ワーキングホリデーの最大のリスクとは?お金、時間、それとも…

Image by Sophie Elvis Unsplash

ワーキングホリデーのリスクは、個人の状況によってまったく異なるよね。

幅広いな視点でワーホリのリスクを理解し、自分のことも、人のことも、深く考えられるようになってほしい。そんな記事にしたよ。人生の意思決定に役立ててね。

英語・心理・社会学などの内容です。

ワーキングホリデーの最大のリスクとは?お金、時間、それとも…

先日ニュースを見てて、こんな会話に。

“Why are those refugees sleeping on the street? First of all, how do they get into this country?”
“Maybe walk or swim…or sneak into a ship or something. Probably…some of them die on the way. ”
”So they somehow came into this land… I can’t imagine how hard their life is and have no idea how this really works.” 
“Government need to take care of them, so they can get job in this country, but it’s complicated mutter..“

カナダって海で囲まれてるからさ、そうそう簡単には入ってこれないんだよね、地理的に。

この人たちのリスクと自分のリスクの次元が違いすぎて、正直意味がわからん思った。イェーイ命からがらカナダにたどり着いたぜーと思ったら路上生活っていう…。

概念が自分の基準と違いすぎると、脳が混乱する時あるよね?海外にいると本当によくある。

何がリスクかなんて、人によって全然違う。だからね、ワーホリする時も、周りとは比べずに自分にとって本当のリスクとは何なのかと考えてほしいのさ。多様な人のリスクを知ることで、自分にとって本当のリスクが見えるようになる。

一応リスクの定義はこちら。

In simple terms, risk is the possibility of something bad happening. Risk involves uncertainty about the effects/implications of an activity with respect to something that humans value (such as health, well-being, wealth, property or the environment), often focusing on negative, undesirable consequences.

Wikipedia

価値(value)は、人によって全然違う。何がリスクかもその人の価値によるということだね。

ワーホリのリスク、階級による違い

ワーホリで1年も海外に滞在するリスクは、君のバックグラウンドにより大きく異なる。

ワーホリのリスクが、お金なのか、時間なのか、精神的なものなのか。その人の価値観によって異なる。


富裕層の人は、ワーホリでお金のリスクはないだろう。でも1年という時間はリスクかもしれない。たとえば医者や弁護士など、長くトレーニングをつむ職業につく人は、20代で1年も日本を離れるなんて、そもそも無理なのかもしれない。

富裕層の特徴は、社会ステータスを重視すること。彼らにとって名声や評判の低下はリスクとなる。ワーホリをすることで、自分の見栄えや体裁が悪化することは死活問題となる。

海外の有名レストランや観光名所に数多く訪れる、英語が堪能になって帰国しなくてはいけないなど、ステータスを維持できない場合、それがリスクになるのだろう。海外旅行も英語習得も、彼らにとってそれ自体に価値はない。それを手にしたという特別感に価値があるのだから。

ビリオネアレベルになると、お金や物に価値など全くない。自分は誰よりもお金を持っている、誰よりも秀でているというステータスに価値があるのさ。

ステータスに縛られるといくらお金があっても満足できなくなる。特別感とは他の人との格差により得られるものだからね。つまり、格差=金持ちの生きがいなのさ。現実はエグイよ、うん。


一般階級の人は、時間が最大のリスクかもしれない。1年も日本を離れると進学や就職のネックになるよね。日本は新卒雇用が鉄の掟でしょ?

ワーホリ費用は、留学に比べたいした費用ではない。20代後半など生活が安定している時期に設定すればお金のリスクは少ない。逆に進学や就職時期に費用を用意するのは劇的にリスクが高い。ワーホリ中に貯金できる確信のある人はいいと思うけどね。

正規雇用で収入の良い仕事についている人が、ワーホリでそれを一旦手放すのは、職の安定を失うわけでリスクが大きい。堅い仕事を取るのか、海外という夢をとるのか、取捨選択を迫られる。

ただし、高い生活水準を手放すことをリスクと考えるのか、自分のやりたい事をやらないことをリスクと考えるのか、そこは捉え方の違いだよね。

もしワーホリや海外をステータスだと感じているなら…まぁ、浅いよね~。(笑)


低所得層の人は、そもそもワーホリ費用を準備するのが困難かも。親のサポートがあるかないかで全然違うけど。もし正規雇用の仕事を失うなら、それは人生の存続を揺るがすリスクかもしれない。

でもね、収入が少ないことを現状をカバーする方法が一つだけ存在する。一番下で話すね。

親や家族のサポートが少ない人は、住んでいる場所を手放すのもリスクだし、帰国後に住む場所がないのもリスク。ベーシックニーズが脅かされる可能性がある人は、ワーホリ失敗=命の危険かもしれないので、そのあたりは慎重に。

私もそうだったけど、フリーターやニートの人は、ワーホリするのに一番リスクが少ないかもしれない。悪い意味で身軽だからさ。評判がそれ以上落ちることもなければ、状況がそれ以上悪化する恐れも少ない。(笑) ただし帰国後のホームレスだけは避けなければいけない。住民票がない状態になると、そこから挽回するのは難しい。


リスク=その人の価値の基準。ということは、何をリスクと考えているのかで、その人の価値感がわかるということだよね。なるほど、今気づいた!

お金や時間よりも怖いリスクとは?

今の世の中って漠然と不安じゃない?

その不安という状態が、実は一番怖い。多少の小金があっても、お金の意味を正しく理解していなければ、その不安は一生つきまとう。

不安を解消する方法は、不安の根源は何かを理解すること。つまり知識が必要となる。

私も20代の頃は、お金がないことが漠然と不安だった。逆にお金があれば人生うまくいくとも思った。でもワーホリして気づいたことは、ひたすらお金を稼いだところで、不安を解消する知識を身につけなければ、結局は不安なままなんだわと。

ワーホリをすることで自分の状況が変化することがリスクなのではなく、変化に対応する問題解決能力がないことがリスクとなる。たとえワーホリをしなくても、この先の人生で問題がおきた時に、それを受け止めることができる精神と解決する知識、この両方がなければリスクに対応できなくなる。

問題解決能力を養うためには、多少のリスクを取ることも大切。見方を変えると、リスク=成長とも考えられる。精神崩壊と命のリスクだけは、絶対に避ける必要があるけどね。

てことで、君はどんなリスクを取る?

記事はここまで。質問ある人コメントくださ〜い。またね。

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