Calculate basic living cost

海外ワーホリの生活費はいくら?日本でできる計算方法

Calculate basic living cost

こんにちは。のまどちゃんです。

今回は、そもそも生活費って何なのか、という話。

産業革命以降、人の暮らしは激変した。さらにインターネットやスマホの登場で、私が育った90年代と現在の生活はまったく異なる。

生活費の概念も、こうした時代の流れと共に変化しているよね。

ワーホリ生活を期に今一度、現代の生活費とはいったい何なのかを考えてみてほしい。

ワーホリ先で日本の貯金を使う必要があるかどうかも話すよ。

海外ワーホリの生活費はいくら?日本でできる計算方法

一応、ワーホリに人気の先進国という前提で話をするね。

結論からいうと、生活費は日本のそれとさほど変わりはない。ほぼ同等か、少し高めか、または少し安いくらい。

つまり、ワーホリ生活が日本の一般的な生活よりも劇的に高いということはまずないと思ってほしい。※ただしワーホリ先の家賃が高すぎる場合は話が別。

ここでいう生活費とは、最低限必要なベーシックニーズのこと。

ワーホリ生活のベーシックニーズ

Basic needs とは、簡単にいうと衣食住のことで、まともな生活に最低限必要なもの。

産業革命以前や90年代のそれとは違い、現代は、移動費やネット代やも含まれるよ。

現代のベーシックニーズの詳細:

  1. 住居(shelter)
  2. 光熱費とWifi(utility costs /Wi-fi)
  3. 携帯代(mobile cost, internet)
  4. 食費(food)
  5. 消耗品(consumable goods)
  6. 交通費(transportation cost)
  7. 衣類(clothing)
  8. 医療(healthcare)

今やネットは生活のすべて。仕事や買い物に移動は欠かせないので交通費もマスト。農耕時代や戦後の衣食住とは話が異なる。

シェアハウスが前提で日本と比べてみると、日本より安く生活できることも。理由は、シェアハウスでは光熱費とWi‐fi代もシェアになるから。実は日本の一人暮らしはかなりコスパが悪いのさ。

食品は高くないので、自炊さえすれば日本と同等の食費で暮らせる。
携帯代や交通費も日本とさほど変わらない。
衣類を現地で購入する場合、消費税率が日本より高い国は単純に高いと感じるかも。
医療費は、日本で加入した保険によるのでここでは触れないでおく。

※ただし、EUなど円安が激しい国は、日本円で換算するとすべて高くなる。

西洋の先進国は家賃が異常に高い問題

一番の問題は家賃なんだよね。西洋の有名都市は、家賃相場がとにかく高い。例えば東京は土地が狭く人が多いから、家賃が高いのはなんとな~く納得。

でも、シドニー・メルボルン・オークランド・バンクーバー・トロント・ベルリンなど。代表的なワーホリ人気都市の家賃や不動産の相場は、東京都心と同等かヘタするとそれ以上かも。

基本的には、不動産投資などで価格が押し上げられてるから。土地の大きさや人口密度はあまり関係ないのさ。これは壊れた資本主義社会の結果だから。不動産相場は、銀行や金持りにより大きくコントロールされている。

なのでシェアハウスであっても、家賃が理不尽に高い場合がある。そこは注意してほしい。

逆に手頃な家賃のシェアハウスさえ見つかれば、ワーホリの生活費は楽勝だとも言える。

GLOBAL HOUSING WATCH
この記事は、世界の不動産価格のデータが見られる。オーストラリアのランクが下の方なのは不思議だな…。

It’s Not Just Canada: Global Housing Sees Biggest Boom in Decades
この記事は、どの国の不動産が上昇してるかがわかりやすかった。日本は、他の先進国に比べ家賃があまり上昇していない珍しい国だよ。

ワーホリの生活費を計算する方法

ここで言う生活費とは、ベーシックニーズのことだよ。

日本で一人暮らしをして、親の援助なしで生活した場合はいくらかかるのか。まずこれを算出してほしい。

家賃+光熱費とWi-fi+携帯代+交通費+自炊費+歯磨き粉などの消耗品。

基本的には、その金額がワーホリの生活費と同等だと思ってほしいのさ。

一人暮らし経験のない人はちょっと大変だけど、スーパーで買い物して食費を計算したり、親に光熱費を聞いて家族の人数で割るなど、日本での経済知識を学ぶ必要があるかな。
関連記事:ワーホリ海外でスーパー知識を身につける3つのメリット

一人暮らしの生活費の目安は12~15万ほど:

  • 自炊→3~4万ほど
  • 携帯代→3千円ほど
  • 交通費→1万5千円ほど
  • 消耗品→5千円ほど

基本的にコーヒ―やお菓子、お酒もスーパーで購入する感じで。海外にはコンビニや自販機はほぼないから。

これだとシェアハウス+光熱費(wi‐fi)に、7〜9万ほどかかったとしてもOK範囲かな。

衣類に関しては、寒さ暑さをしのげて劇的にダサくなければいいから、日本から持っていきつつ現地で軽く購入すればOKかな。

あと、美容院代。海外ではけっこう自分で切る人も多いんだよね。ヘアカットは、2~5千円ほど。3ヶ月に一度くらいならいいかもね。ただしヘアカラーは劇高め。やはりサービス業だからね~。以下で説明。

ワーホリ海外生活、限られたお金と時間の割り当て方
この記事は、生活費と時間について書いたから参考にしてね。

ワーホリ海外でお金がかかるのはベーシックニーズ以外のこと

accounting in restaurant

上記で、ベーシックニーズは日本の都心に暮らすのとさほど変わらない話をした。

つまり、家賃の手頃な部屋を見つけ、最低限の生活をしていれば日本と同等のコストでいける。

ただし西洋の国では、日本よりかなり高いものがある。

それは外食産業や旅行などのサービス業全般。人が絡むサービスは高い、またはコスパが悪い。

この理由はよくわからない。

私の見方では、日本人は安い賃金でもめちゃがんばって働く。すると人件費が安くなり、サービスのコスパが高くなるのではないか?

ワーホリで日本の貯金を消費する必要がある人、そうでない人の違い

ワーホリ生活の目的によるんだよね。

海外生活の目的が社会勉強であれば、日本の貯金はほぼ手つかずでいけるかも。

  • 食事は自炊にする。
  • 人と合うのは公共の施設(図書館や公園など)やフードコートなど。
  • 娯楽は国が無料で提供する図書館や美術館など。
  • お酒やパーティは、家のみ又はシェアハウスの共有スペースで。
  • 旅行はなるべく徒歩で街散策、歴史と文化を学ぶなど。

ただし、豪やカナダで学校へ行く場合はめちゃお金がかかる。
※これは貯金を使わずに済む内容だよ。緊急時用の貯金は必要。

海外で贅沢するのが目的であれば、しっかり貯金が必要かも。

  • レストランやカフェなど外食が多い。
  • 人と会うのはカフェやバーなど。
  • お酒やパーティ―はレストランやバーで。
  • 娯楽は入場料の高い施設(遊園地・水族館・美術館など)へ。
  • 海外生活は買い物も目的。
  • スキーやスキューバなどレジャースポーツをする。
  • 旅行は車移動をしたりツアーに申し込む。

一般的な社会を学ぶ場合は、ベーシックニーズさえ満たせば、たいしてお金はかからないんだよね。日本の貯金をほぼ消費することなく、緩いワーホリ収入で楽しく生活できる。リスク低めだよね。

ただし贅沢な活動が目的の場合は、日本のそれよりもお金がかかるので、現地で本気で働くか、日本の貯えを消費する設定で計画を立てるのがおすすめ。

どちらが良い悪いではないので、予算の範囲内で自分にあったワーホリプランを立ててね。

今回の内容は自炊する前提なので、自炊できない人どうする?って思うよね。そのあたりは、次のブログで。

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