世界で2番目のオクトーバーフェストはカナダにあった!Kitchener-Waterloo の魅力
こんにちは。 のまどちゃんです。
主にワーホリなどカナダに住む人向けに、秋に訪れてほしい場所を紹介するよ。今回は、世界で2番目に多きなオクトーバーフェストについて。オンタリオ州に住む人は参考にしてね。
ドイツワーホリでミュンヘンに住んでいた経験もあり、本場のフェストと比べつつ紹介するよ。
世界で2番目のオクトーバーフェストはカナダにあった!Kitchener-Waterloo の魅力
移民の国ここカナダには、ドイツ移民が築き上げた、なんと、世界で2番目に大きいオクトーバーフェストが存在する!
Kitchener-Waterloo Oktoberfest is the world’s second largest Oktoberfest and the largest of its kind in North America. Many of the Canadians of German ethnicity reside in or near these twin cities of Kitchener and Waterloo.
Kitchener-Waterloo Oktoberfest
Kitchener-Waterloo Oktoberfest とは?
Kitchener-Waterloo Oktoberfest は少し歴史が古く、その発祥は1967年とされる。期間中は約70万人がこの街を訪れる。正式には「Canada’s Great Bavarian Festival」と呼ばれているよ。
日本やカナダでも各地でオクトーバーフェストが増えているよね。ところが、2000年以降に始まった新しいものばかり。どちらかというと富裕層向けのビールイベントとなっているものが多い。商業的なイベントなので、ワーホリにはあまりおすすめしない。
その点、Kitchener-Waterloo Oktoberfest は、カナダのドイツ移民が町おこしとして始めた、超がつく地域密着型イベント。家族連れから観光客まで楽しめる。カナダの歴史や文化もしっかり学べるから、ワーホリにおすすめだよ。
ミュンヘンとカナダのオクトーバーフェストを比較
本場ミュンヘンのフェストはその規模が特徴。広大な空き地(Theresienwiese)に、1ヶ月ほど前から遊園地を作り上げてしまう超気合いの入ったお祭り。42ヘクタールだって。グーグルマップで見てみて。
この空き地は、高級住宅地であるミュンヘンの中心地にあり、ほぼこのフェストのためだけに存在する。世界中から観光客が押し寄せることでも有名だよね。
私がこの辺を詳しい理由は、ドイツワーホリで会場から徒歩3分の場所に住んでいたから。本場のフェストは入場料がかからない。ディアンドルを着て日本の秋祭り感覚で遊びに行ったよ。
それに比べカナダのKWOは、町のあちこちが会場になる。期間中は、広場やレストランなど様々な場所でイベントが開催される。無料イベントがあるのもうれしい。
一方、トロントやバンクなどにある一般的なオクトーバーフェストは、比較的小さな会場で、週末の2日間のみ開催されるビアイベントになっている場合が多い。さらに入場料($35ほど)も必要など、成人の富裕層向けイベントとなっている。
てことで、オクトーバーフェストと言ってもいろいろある。
Kitchener-Waterloo Oktoberfest の開催期間
開催期間は毎年異なるので、公式ウェブサイトでチェックしよう。
Kitchener-Waterloo Oktoberfest
2022年の開催期間は、9月23日〜10月15日となっている。週末だけ開催ではないところがうれしい。
各イベントの開催日程や開催場所もサイトでチェックしてね。
一番の見どころ Thanksgiving Day Parade
カナダのサンクスギビングデーは10月2週目の月曜日。ちなみにアメリカは11月4週目の木曜日だよ。
詳しくはこの記事→カナダ流サンクスギビングから学ぶアメリカとの違いとは?
Thanksgiving Day Parade は、オクトーバーフェスト期間中に行われる。CTVで中継されるビッグイベントだよ。
日程は、Thanksgiving Day Paradeで確認してね。
時間は午前中(8:30 – 10:00)なので、朝トロントを出発すれば間に合うのかな。パレードの後にオクトーバーフェストを満喫し夕方の電車に乗れば、日帰りで楽しめる。
Kitchener-Waterloo Oktoberfest へのアクセス方法
Kitchener-Waterlooは、トロントから南西105キロにある双子都市の名前だよ。VIA鉄道やGOトランジットなどでアクセスできる。
所要時間:約2~2時間半
料金:約$20~
交通費がかかるので、ただのイベントではなく、日帰りや週末旅行として楽しむのがおすすめ。
詳しい日程や運賃は、以下の予約サイトで確認しよう。
GO Transit
VIA Rail
街中の移動は以下を参考にしてね。
Transportation and Transit
Public transit – City of Kitchener
Grand River Transit
カナダのご当地情報って、日本語のサイトにはほとんどないんだよね。ウィキペディアにも薄~い情報しかない。
あまり観光地化されていない都市は、より地元感を味わえるという利点があるよ。情報を探し自分流の旅行プランを立てることで、英語力はもちろん、クリエイティブ力や個性も養われるので、ワーホリにとてもおすすめ。
以下、Kitchener-Waterloo の特徴を、サクッとまとめたよ。
カナダのテック都市 Kitchener-Waterloo について学ぶ
これはザクっとした特徴だよ。他にも多くの魅力があるので行く人は調べてみてね。
- キッチナーとウォータールーは双子都市
- 人口は合わせて約38万人(2021年)
- ドイツ移民が多く本場により近いオクトーバーフェストが楽しめる
- University of Waterloo や Wilfrid Laurier University など学生の街で有名
- グーグル本社をはじめ、多くのテックカンパニーが集まる
- Waterloo Park や Kitchener’s Victoria Park などキレイな大型パークがある
街の様子は動画でチェックしてみて。
WATERLOO Ontario Canada Travel
10 REASONS WHY PEOPLE LOVE KITCHENER/WATERLOO ONTARIO CANADA
Kitchener-Waterloo の歴史、先住民とドイツ移民
カナダやアメリカは、16~19世紀ころにかけてヨーロッパ人が移住し、先住民の土地を奪ったという歴史がある。まあ、日本も他国のことは言えないけど…。
現在の Kitchener-Waterloo にはドイツ語ルーツの人が多いが、元々ここは先住民の土地で、現在も彼らが暮らしているということを忘れてはいけない。先住民 Iroquoian peoples の祖先が暮らしていたという遺跡などが発見されている。
イギリス政府支配化において土地の割り当てが行われ、主にドイツ語を話すヨーロッパ人がこの土地に住み始めたのが1819年ころ。ちなみに現在のキッチナーは、1916年(第一次大戦中)までは”ベルリン”という名称の町だったんだって。
これはかなりザックリとした歴史概要だが、この土地を開拓し現在の街を作り上げたのは、主にドイツ語を話す移住者たちだったようだ。だからオクトーバーフェストは、地元の文化あふれる歴史的なイベントなのさ。
人口割合は、ドイル・イギリス・フランスからの移民が多くを占め、その他にはポーランド・中国・ベトナム・南アジア・オランダ・イタリア・ウクライナにルーツがる人たちなども。
参考記事:
THE CANADIAN ENCYCLOPEDIA
Kitchener, Ontario
Waterloo, Ontario
オクトーバーフェストでカナダならではのドイツ文化を学ぼう
ワーホリやトロント移住者は、ぜひ Kitchener-Waterloo に足を運んでみて!バスや電車でアクセスできる場所は、安い費用で旅行が楽しめるよ。日帰りなら宿泊費もいらないしね。
街やパークを探索し、大学の敷地を訪れてみるのもおすすめ。冬はスキーやスノボなどのウィンタースポーツも盛んみたいだよ。
訪れた際は、積極的に現地の人と交流してほしい!歴史背景や原住民のこと、そしてカナダならではのドイツ文化を地に足をつけて学んでね。行く前に少しの歴史とオクトーバーフェスト文化を予習しておくのもおすすめ。
その土地の歴史や人の暮らしを学ぶ事で、イベントや旅行は必ず有意義なものになる。お金ではなく頭を使うことが成長の鍵だからね。
私はコロナ期のことや身体が弱いこともあり、カナダで多くの場所を訪れることができなかった。若いワーホリの人たちには、日本人にまだ知られていない多様なカナダを体験してほしい。
いつになったら発音練習方法を教えてくれるんだー!!
待望しています。🥺🥺🥺
あもんさん。昨年の10月にコメントをいただいてましたが、また体調が悪化しブログを完全停止しました。ほんとすみません。
その後、英語発音の練習はどうですか?ワーホリする予定などありますか?
現在いろいろ書きたい記事が立て込んでまして、もしまだ、あもんさんのご要望あれば、発音の詳細を優先して書きたいです。
コメントの返答ってこんな感じでいいのだろうか…。