ワーホリのシェアハウスで失敗しないために必要な思考【シェアのプロから学ぼう】
こんにちは。 のまどちゃんです。
3大陸、3ヶ国でワーホリしました。
シェアハウスの本質を学びました。
ワーホリのシェアハウスで失敗しないために必要な思考【シェアのプロから学ぼう】
最初に、シェアハウスの本来の意味は以下です。
「Share house」「Room share」「Share Room」「Flat Share 」
国(英語圏)によっていろいろですが、どれもカッコよく聞こえるという共通点があり、これが問題ではないかと思いました。
日本語だと『共同生活』ですかね。とてもダサめです。
本来シェアハウスとは、人と共同で暮らすという貧乏暮らしのこと。
超オシャレなシェアハウスは、金持ちのお遊びだったりします。
横文字が多め、日本のマーケティング戦略の影響
横文字にしただけで「無駄にイメージが良くなってしまうという効果」というのがありまして、特に日本女子はこれに注意です。
シェアハウスは貧乏な暮らしの事なんだと認識し、横文字に惑わされない事が大切です。
話それますが『パリ症候群』という言葉も知ってほしい
パリに憧れた日本人女子が陥る適応障害のことです。
日本人特有とのことだと知り驚きました。
発症者で多いのは、裕福な家庭に育った20 – 30代の日本人女性とされる。この中の多くの者は、小説や映画などによってつくられたイメージに影響を受け、パリでファッション・旅行・メディアなどの仕事に就くことを希望したり「留学」「ワーキング・ホリデー」のため渡仏した場合が多い。
https://ja.wikipedia.org/wiki/パリ症候群
「自分はそんなステレオタイプじゃない!」
と思うかもですが、理想と現実がマッチしてない系の人は、ワーホリや学生に多く(特に女子)、もしかして自分もそうかも、自問自答してみるのもありです。
このタイプの人は、シェアハウスで失敗しやすいかと思います。
ワーホリや学生だからシェアハウスなのではない
共同生活をする人の本質は、お金に余裕がない人のことです。
ワーホリや学生に関係なく、そもそもお金を持っている人は、人と共同生活しようという概念すらない。物好きな人は別ですが。
例えば、ワーホリで月収50万の人がいたとして、わざわざ共同生活しようなんて思いますかね?サクッと10万以上出して都心に綺麗なワンルームを借りようと思うのが自然ですよね?
お金持ちの留学生であれば、勉強に集中できるワンルームを親に用意してもらう。
収入の高い生活をしたことがない人は、この感覚がわらないですよね?
それなりに程度の収入がある人は、シェアなんて概念すらない。(泣)
私もそちらサイドに行ったことないので、もちろん知らなかったです。(笑)
こんな風に考えれば、あのテラスハウスに登場する豪華なシェアハウスは、幻想でしかないということがわかりますよね。
思考がズレてる場合はサクッと修正しよう
ズレてる思考
「私はワーホリだから、海外でシェアハウスをするのだ。」
わりと普通な思考
「私は貧乏だから、海外で共同生活をするのだ。」
日本語で理解する方が、現実的で良いかなと感じました。
日本人が忘れてしまった共同生活の本当の意味
共同生活=人と協力しながら生活する=助け合い
裕福な人は協力を好みません。むしろ嫌がる。
なぜなら、なるべくお金で解決しよういう思考になるからです。
逆に東南アジアなど貧しい国の人々は、協力して生活する事に優れてます。
協力しないと生きていけないからですね。
裕福な人は協力を嫌う
貧乏な人は協力が得意
まずはこの構造を理解する。
そして日本人は中途半端な事を理解する
世代によるんですが、今のワーホリ世代は中途半端な傾向です。
戦前や戦後の日本人
協力のプロでした。貧しかったからですね。
80年代後半から起こったバブル期
日本は世界一お金持ちの国と言われてたみたいですね。このあたりで、協力がヘタクソな人種になったと予想しました。
現在の貧富の格差が激しい日本
若者世代は貧よりな人が多いのに、協力の仕方はよくわからない。
今の若者(20~30代)は、たいしてお金もないのに協力することもヘタクソな世代でして、中途半端で生きづらい感じです。
全部自分でやらないといけない。
人にに頼ってはいけない。自立してないとけない。
お金さえ稼げば大丈夫なんだ。
だけど、どれだけ働いても稼ぎは低く、お金ですべてを解決できるレベルにはならない。理由は以下です。
親世代と同じように普通に勉強や仕事を頑張っても、結果は10分の1くらいだと思ってください。がんばりの量に結果が比例しない時代だからです。
子供のころ、貧な地域に住めたのはラッキーでした
片親一人っ子、ぼっとん便所のある木造アパートに住んでました。親が仕事中は近所の人がおやつをくれたり、作ったおかずをおすそ分けしたり、貧な協力生活を学べる環境でした。※これでも都会でした。(笑)
田舎出身とか、貧出身の人、兄弟が多い人は、協力が得意かなと思うので、住む相手さえうまく選べば、シェアハウスは最高に楽しいと思います。
自分は、お金もなくて協力もヘタクソで中途半端だなと思う人。
協力のプロから学んでみればOKです。
海外で協力が得意な人たちから学んでみる
協力の仕方を覚えると、仕事や社会でも生きやすくなります。
具体例として、私がオーストラリアで学んだ例をあげてみます。
協力が得意な台湾人から学んだシェアの本当の意味【ワーホリ学】
生活水準の低い台湾人の特徴
- 他の人種も快く受け入れる
- 男女関係なく仲が良い
- 貧しい状況でも人に与える精神が強い
- 生活レベルが低いのにめちゃ楽しそう
1年目の豪ワーホリで、私は台湾人のみシェアハウスに住みました。
一部屋に2段ベットで3~4人。男の子も普通に混ざっている。学生やワーホリなど。
小さなテーブルで、みんな一緒にご飯やお菓子を食べてました。
「こっちに来て、これ食べてみて」と、私もその輪に入れてくれました。
勉強や仕事で忙しいはずなのに、彼らは周りの人を助けようと必死でした。
日本人で新入りの私にも、出し惜しみせず情報を教えてくれたのを覚えてます。
小さな部屋にみんなで住む彼らの生活水準は低い。豪は人種の収入格差が大きい国です。当時の台湾人は、おそらく日本人より低かったんじゃないかな。
語学学校の台湾人の友達の家も、狭いところにたくさん人が住んでましたね。まさしく川の字で寝てました。(笑)
彼女は、英語ができない海外初心者の私にいつも良くしてくれました。
仕事を紹介してくれたり、安くてうまい店を教えてくれたり、何も言ってないのにお菓子やドリンクもシェアしてくる。
彼らの共通点は、なんか人生楽しそう。
彼らの中には、男だから、女だから、国籍が違う、そんな概念はないように感じました。困ってる人は助ける、みんな協力するのが当たり前だという思考。
台湾旅行に行った時も、生活水準は日本より低そうなのに、親切な人が多いと感じました。
海外の共同生活で協力する力を養おう
台湾人はあくまでも一例です。別に狭い部屋に川の字になって寝なくても良いし、ご飯をシェアしなくても良いかと。
自分はワンルームも借りれないレベルなんだという思考設定で、人と協力する術を学ぶ事で、シェア生活が有意義になものになると思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
のまどちゃんブログでは、海外で学んだ知恵をシェアしてます。人生に役立てていただけると幸いです。