休暇が得意なドイツ人と働いてるフリが得意な日本人【残酷な話】
こんにちは。 のまどちゃんです。
最近日本では働き方改革、みたいなの流行ってるんですかね、、、2019年4月から『 有給休暇の義務化 』というのが始まったんですかね?
日本は超保守的なんで、そもそも『 改革 』という言葉が似あわないですね。改革を待っても無駄に年取るだけなので、のまどちゃんは自分で改革しました。
フリーターからフリーランスに転職しまして、休暇をいつでも取れる状態です。
今回は日本の超残酷な話をしますが、最後にセルフ改革法もいくつか用意してます。
休暇が得意なドイツ人と働いてるフリが得意な日本人
オーストラリア・ドイツ・カナダに暮らしてみて、やはり日本人は働きアリ的なイメージが強いみたいです。
日本を良く知るカナダ人に、日本で働いてたころの話をすると、 醒めた目 でこう言われます。
“Japanese people work so hard with some even dying from the long hours and stressful work but salary remained low despite high costs of living”
「日本人てさあ、長時間労働とかストレス多すぎで死んでる人いるし、生活費高い割には給料は安すぎるよな」
やめえてくれえ、グサッとくるその言葉。
と図星すぎて、何も言い返せない訳です。。。では本題に入ります。
残酷なデータを紹介します
<有給休暇> 実際に国民がとっている平均
ドイツ 平均30日
日本 平均10日
< GDP > 一人当たりの経済成長率 2019年
ドイツ 2.2%
日本 1.7%
ドイツに住んでる時「ドイツ人よく休んでるな」というイメージはあったんですが、上記の数字を見て自分でもドン引きです。というか悲しい。というか残酷
自分自信は27歳まで日本にいまして、残酷な労働で肉体を破壊してました。
上記のリサーチと私の肌感覚では以下のことが言えます。
日本人→忙しいアピールが得意
ドイツ人→リラックスと休暇が得意
日本のサラリーマンは、毎日きちっとスーツ着て、革靴とか履いて、満員電車にのって、『 がんばってますアピール 』すごいですね。
上記を見てわかるように頑張りに数字がまったく伴ってませんよ。
私は日本で働いていたころ、割とサクサク仕事を終わらせるタイプでして、するとどんどん次の仕事が舞い込んできまして、時間が来て帰ろうとすると「これだけは終わらして」と言う言葉が飛んできます。
「時間なんであがります」ときっぱり言うと「他の人はやってるんだから」と意味のわからん返しが飛んできます。
日本人は『 仕事をやってるフリが正解 』でして、『がんばって仕事をするは不正解 』です。私は正解を知らなかったので身体を壊しました。
ドイツ人は休暇を取るのが得意なのは本当でした
ドイツのあるあるがこちら
< 仕事中のボスとの会話 >
自分「最近街に人減りましたねー」
ボス「あー今休暇でどっか行ってるんでしょ」
自分「最近静かですねー」
ボス「休暇休暇、休みとってどっか行ってるんでしょ」
< スーパで働くドイツ人彼氏との会話 >
「 今週は仕事どお? 」 「 今週はマリアが休暇中でさあ、 」
「 今週は仕事どお? 」 「 ボスが休暇でさあ、 」
「 今週は仕事順調? 」 「 ボスがまだ休暇でさあ、」
「 今週は誰が休み? 」 「 今週はモハンマドが休みで、来週はオレ 」
このような会話がほぼ年間を通して展開されます。これはマジです。たとえスーパーでもフルタイムの場合、『 全員が年間30日の有給を取れる』ように人員を確保してます。
なんでドイツ人は休みまくってるの?
年間に『 平均30日の有給休暇を使い切るのが与えり前 』でして、日本人には残酷な事実でして、知らない方が良かったかもですが、現実逃避はやめましょう。
ドイツの法律では週5日勤務の場合、最低20日の有給となってます。
最低『 20日 』で一般的な有給消化が『30日』なドイツは謎です。
祝室が含まれてるのでは?
祝日は有給とは別でして、年間で約20日あります。
さらにドイツでは、日曜日は基本的には労働してはいけない法律になってまして、ドイツ人は休暇に関してはわりと法律に従います。
もちろん例外となる職種はありますが、日曜日は多くのお店が閉まってます。
計算します。
ドイツ 有給30日+祝辞約20日+日曜約50日 = 年間休暇100日
ドイツでは一般的に年間100日は休みがある計算です。※ここに年末年始休みと病気休暇が入ってないので、実質もっと休みがあると思われます。
ドイツ人にとっては最高ですが、日本人には残酷な内容ですね。
会社員の有給休暇は比較的バケーションシーズンの春~秋が人気のようですが、基本いつでも取りたい時期に希望をだして、他の社員の休暇とかぶらないように、または仕事の進行具合をみて、休暇日程を調節するそうです。
ドイツに興味のある方はこちらもどうぞ。
ドイツでワーホリして本当に良かった理由10選【3大陸に住んだ私が解説】
日本人は働いてるフリが得意だがドイツ人はマジで働いてる
日本はGWとかお盆に祝日込み込みで休暇を取りますが、行楽地に人が押し寄せて道路が渋滞しまくる、ストレスフルなアレですね。
ではドイツ人はそんなに休みまくって仕事はどうなってるの?
「同僚が風邪で休んで、仕事が増えて大変」とか「誰かが休暇中でその穴埋めが必要」とかいう話も耳にします。 もちろん 帰宅してから家で仕事してるドイツ人います。
それはなぜか?
言うまでもなく、『 休暇をとるため 』でして、会社のためでも周りの目があるからでもないです。
休暇というご褒美があるから、自分の仕事をしっかり終わらすわけで、ドイツ人は自分に利益のないことはがんばりません。
ドイツ人の仕事ぶりはとてもまじめだと思う
ドイツ人を見てるとまじめです。
物事がきちっとルール通りになってないと気がすまない性格です。自転車に乗ってて、少し道路からはみ出してたりすると、知らない人に危ないと注意されます。ゴミ出しのルールとか、洗濯機を回す時間とか、うっかり間違えると誰かが注意してくれます。
ドイツ人とても合理的です。
スーパーのレジでモタモタしてると、後ろの人からするどいまなざしが飛んできます。他の人を見てると、レジ袋の口を大きくあけ、財布も手に用意して用意万全で自分の番を待ってます。
こんなドイツ人が仕事を適当にやるとは思えませんがどうでしょうか?
ドイツ人は人生そのものを効率化してる感じがします。
日本人は特に給料や休暇などの見返りなく、ただ仕事があるからこなす。と言う感じですね。
どうせめちゃくちゃがんばったところで、給料アップや休暇がもらえるなどのメリットがあるわけではないので、とりあえず頑張ってるふりをして働くという心理になりますね。これは当然の心理でして、日本の働き方をすれば誰でもそうなるかと。
周りが長時間働いてるので自分も残業代なしでも働く。日本はこんなボランティア精神で経済が伸びてきた気がします。=金持ち(社長)にボランティアするなら、恵まれない人を助けた方がいいのでは?
がんばっても褒められるだけの日本。まじめのムダ使い日本。
がんばれば休暇がもらえるドイツ。まじめに効率化するドイツ。
日本人が休暇を取るのが得意になるためには
働き方改革を待っても時間の無駄なので、休暇のために行動するしかないです。
方法としては、フリーランスになる、または若者ばかりが働くベンチャーに就職とかですかね。英語をサクッと勉強して外資系に就職もおすすめです。または日本脱出。これも簡単です。
日本人が休暇を取りにくいのは古臭い思考のせいかと。以下データです。
・有給休暇をとるのに罪悪感がある人が50%以上
・休み不足を感じている50代の割合が40%
・50歳未満の上司が休暇に協力的と回答した人50%未満
こちらのデータを参考にしました。
要するに上司からの圧力で休暇を取りたいけど取りずらいみたいな状況がうかがえまして、 50代位以上の管理職の方々はいいお給料をもらってるからいいですが、休みずらくて給料の安い若者はがんばって働くメリットがほぼないですね。
解決策としては、
上司の目は気にせず、手を抜きながら働いて、定時が来たらサクッと帰宅。残業を頼まれても断固と断る。上司に白い目でみられつつもまったく気にしない。
仕事をサボりつつエネルギーを自分のために使うこと。
- 英語の勉強に費やし外資系に転職や日本脱出
- 転職を繰り返しつつ、がんばりが評価される会社を探す
- スキルを身に着けてフリーランスとして独立
このあたりです。
ドイツ人いいなと思いますが、結婚でもしないかぎりいきなりドイツ人になるのはけっこう難しいです。
ただ日本で働き方改革をするというのも完全に無理がある思うので、というか、少子高齢化ですし、終身雇用によりかかった無能な方々が居座ってるうちは難しいかと。自分が行動した方が100倍早く働き方を変えれます。
学歴なしお金なしフリーターの私でも3年位で改革できたので、大体の人はできるかと。
今回は残酷な内容になってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
世の中は残酷でアンフェアでなので、それを受け入れつつ行動すればOKです。
残酷な世の中は変えられないけど、自分の人生はかサクッと変えれる時代です。
下記の記事も参考にしてください。
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