お金ない人集まれ、カナダワーホリお手軽ブレックファスト5選【庶民の朝食】
こんにちは。のまどちゃんです。
ワーホリで大金を稼ぐに疑問あり。
ワーホリ稼ぐ系ブログの大半は男性だし、さらに稼ぐのは人種の頂点である白人男性たちだ。実際は、言語ができないアジア人女性や、身体の弱い人が海外で稼ぐというのは大変なこと。
この格差社会ワーホリを、日本人として、女性として、どうやって乗り切る? 今回はそんなビンボーワーホリのために、カナダの安くておいしい朝食を紹介するよ!
お金ない人集まれ、カナダワーホリお手軽ブレックファスト5選【庶民の朝食】
せっかくワーホリするなら、日本とカナダの朝食文化の違いをしっかり学ぼう!
日本は安い外食チェーンとコンビニ産業などの、大手コーポレーションに依存しきった食文化だって知ってた?母親が専業主婦の家では、出来立て朝食が食卓に並ぶのかもしれないけど、そんなのはアニメやドラマの時代遅れな設定に過ぎないよね?
アメリカのお隣カナダでも、大手のファーストフードやカフェ、サンドイッチショップで朝食を済ませる社会人が多い。でも日本人に、この朝食パターンはキツイかも。もちろん、日本のようなコンビニや定食屋は存在しないので、ささっと自宅で準備できるカナダの朝食を紹介する!
おすすめ朝食① ベーグルとピーナッツバター
ええ、いきなりピーナッツバターかよ!と思った君。
アメリカのムキムキ男が、ピナッツバターとプロテインドリンクをごく飲みしてるのをイメージして「うぇ~」ってなるやつ。実はこれ、西洋への偏見だった!ご飯に生卵ぶっかけて食べる日本人への ”Eww” と同じ反応なのだ。
日本人が知らないピーナッツバターの真実
バターというものの、表示を確認すると実はピーナッツ100%。乳製品も砂糖も添加されていない。そう、プロテインの塊だということ。ピーナッツバターは、健康な肌や髪の毛を維持するため、女性にとってもれしいアイテムだった!
カナダ健康食ピーナッツバターを選んでみよう!
ピーナッツバターは、スムースと粒入りの2種類あり。こしあんと粒あんみたいな感じかな。
- 添加物なしのピーナッツ100%を買うこと。
- アメリカ製ではなく、カナダプロダクトを買うこと。
- アーモンドバターは高いから間違えて買わないように(笑)
価格は、5ドルくらいです。
ピーナッツバターはおやつにも最適!
プロテインは、炭水化物に比べ少ない量で空腹感を満たしてくれるからダイエット効果あり。ピーナッツバターなら低価格だし、ほんのり甘いのでそのまま食べてもわりといける!個人的にはスプーン2~3杯なめると小腹がみたされます。
ベーグルはまとめて購入しよう
5~6個袋に入って4ドルほど、いやもっと安いかな、、。大きめを買って冷凍保存しよう。モントリオールスタイルとアメリカスタイルの2種類あるよ。個人的には、日本でもおなじみのアメリカスタイルが、もちもち感あって好きかな。安くておいしいベーグル、フル活用してほしい!
ベーグル記事:ベーグルで始まるカナダの朝はずるい【北アメリカのベーグル話】
おすすめ朝食② 北アメリカの定番、イングリッシュマフィン
マックマフィンでおなじみのイングリッシュマフィン。スーパーで6個入って2ドルで売ってたりするから安くて驚いた!味は日本のスーパーで購入するのとなんら変りはない。ただ北アメリカらしさを堪能するなら、外せないアイテムだ!無理くり(笑)。
おすすめの食べ方は卵!やっぱり卵が一番あうのさ。その理由はわからない。ただし、朝から卵めんどくせ~って思うよね。
そんな時は、プロセスチーズを挟んでトーストするだけでもおいしい。シャーロットやハーブなどを少し刻んで挟むとレベルの高い味になるよ!野菜が欲しい人は、サラダスピナッチもおすすめ。
イングリッシュマフィンとチーズを選ぼう!
①イングリッシュマフィン
プレーン・レーズン・全粒粉などがあるよ。
②チーズ
いろいろありすぎてわけわからんと思うけど、値段的にも質的にもおすすめなのは、ブロック型のプロセスチーズ。スモークやハーブが入ってるやつがおいしいよ!ブロック型は、カビが生えてもその部分を切り落とせば大丈夫みたい。
とにかく安いスライスチーズは、アメリカンなフェイクチーズでプラスチックを食べてるみたいなのでおすすめしない。シュレッドチーズ(ピザ用チーズ)は一見、便利で魅力的だけど、そのぶん添加物も多いみたい。この商品はカビが生えたら全て処分しなくてはけない。
おすすめ朝食③ 高い栄養、グラノーラ+ミルク+フルーツ
日本だと、意識高い系女子が食べるイメージがあるグラノーラ+フルーツ。本場カナダでは低価格で楽しむことができるよ。
繊維や炭水化物はもちろん、ミルクでプロテインがとれ、フルールでビタミンと完璧な朝食だ。冷凍ベリーをいれると、5ランクくらい上の味になるよ。ヨーグルトも安くていろいろ味があるからおすすめ!
カナダで冷凍ブルーベリーを食べない手はない件
地元カナダ産のブルーベル―!わんさかできるらしく、冷凍がとにかく安い。日本はベリー系が高いから。さらに冷凍の方が栄養価が高いから驚き!個人的にはフルーツの酸味がニガテなので、ブルーべリーは甘くておいしい~。アントシアニンやら、いろいろ豊富なので食べない手はないよね。
好みのグラノーラとフルーツを選ぼう
①グラノーラ
おすすめのブランドは「QUAKER」。定番で手に入りやすいから。1箱3ドル~6ドル。なぜか同じ商品でも、日によって全然値段が違う(笑)。いろんな味の種類ががあるよ。ベリー系を入れると甘味を調節できるので試してみて!※間違えてコーンフレークを買わないように。
②ミルク
カナダのミルクは、低脂肪・2%・3.5%の3種類だよ。日本人の好みは3.5%だけど、グラノーラに入れるなら価格の安い2%でもそんなに気にならないかなと個人的には思う。始めは小さめのサイズ(1L)で試してみて!好みのミルクが見つかったら、消費期限をチェックして4Lを買うのが経済的だよ。
③フルーツ
安くて栄養価の高い冷凍フルーツは種類が豊富。ベーリー各種・アメリカンチェリー・マンゴー・パイナップル・ピーチなど。フレッシュは、バナナが年中安いのでおすすめ!夏には地元の旬のフルーツが激安になるのでお楽しみに!
カナダに来てから、スナックが健康志向になった件
のまどちゃんは、シェアハウスで出逢うベジタリアンたちにすっかり感化された!日本の食文化である菓子パンなどの加工食品よりも、安くておいしいフルーツやナッツなどの自然食品を食べる習慣がついたよ。カナダの子供達はお弁当に、サンドイッチとタッパーフルーツを持ってく家庭も多い。いろいろ勉強になるよね。
おすすめ朝食④ 日本人が知らないカナダの食文化ジャマイカンパティ
オーストラリアはミートパイの本場だけど、カナダはやっぱりジャマイカンパティ!
ただおいしいからという理由だけでおすすめする。スーパーの冷凍パティが定番で、トースターで20分ほど。手間なしだけど時間かかるから、起きたらすぐトースターに投入する。おやつにも、軽食にもなる便利アイテム!
トロントはカリブ移民が多いって知ってた?
カリブの島は19世紀の黒人奴隷の歴史を背景に、サトウキビやコーヒーの栽培が盛んだよ。特にジャマイカ文化は有名だよね。西洋食に飽きたら、カリブの味を楽しんでみるのもあり!
ジャマイカンパティを箱買いしよう!
スーパーで10個くらい入って12ドルくらいで購入可能。ビーフが定番。ポークは見たことないのでおそらく宗教的な背景があるかと思う。もちろんベジタリアンもあり。マイルドかスパイシーが選べるよ。ケチャップやソースなどをかけても良いけど、そのままでも充分おいしい。
おすすめ朝食⑤ カナダで韓流ズボラ飯
どれだけ西洋かぶれしても、ジャマイカかぶれしても、やはり日本の心は米だ!そこでおすすめはこちら。
ピビンパ風ごちゃまぜご飯
写真なくてごめんね~。たくあん・キムチ・アボカド・レタス・きゅうり・ほうれん草などの野菜をご飯に乗せる。プロテインは卵や豆腐を乗せる。味付けは、韓国の「Ssamjang」、ごま油、あれば韓国のり。醤油やバターなどでアレンジしてもOK。
好きなものを乗せてぐちゃぐちゃと混ぜて食べる。前の日に材料を切ってタッパーに入れておけば調理時間2分てとこかな。ピビンパ風にすることで、野菜も簡単に摂取できるから、なかなか良いと思った!
※生卵を食べる場合は、必ずフリーレンジエッグでお願いします。
なんで韓流なの?
カナダは韓国移民が多く、日本製品よりも簡単に手に入りやすいから。そして世界は今、韓国文化が熱いからだ!
カナダで使える韓国製品を揃えよう
おすすめ韓国食材① たくあん
それって日本の漬物でしょ?というのは思い込みだった。たくあんは韓国料理の定番アイテム、韓国スーパーで必ず手に入る。キムチはおいしいけど、朝キムチは臭いも気になる。その点たくあんは、どんなご飯料理にもフィットする万能アイテムだと気づいたのだ!
おすすめ韓国食材② 「Ssamjang」とゴマ油
定番調味料と言えばコチュジャンだけど、調味料というよりはスパイスなので、ご飯のお供にならないし、ちょっと辛すぎる。「Ssamjang」とは、韓国の食べる味噌のこと。ご飯に乗っけたり野菜をディップするとめちゃおいしい。そしてゴマ油は、西洋スーパーでも売ってるくらいカナダの定番調味料だよ!
おすすめ韓国食材③ 韓国のり
カナダは韓国のり「Kim」が、日本よりも手軽に手に入るので、まあ食べない手はないよね。韓国スーパーで小パックを購入しよう。卵ごはん×韓国のり×みそ汁だけでもおいしい。
ワーホリカナダのおすすめしない朝食【西洋のパン文化を解説】
①安っぽい食パンと欧風パン
カナダの安い白食パンは、砂糖多めカロリー高めなのに、うん、なぜかおいしくない。ちなみにドイツで白い食パンを食べてる人は見たことがない。ヨーロッパでは、全粒粉や穀物、シードがたっぷり入った質の高いブレッドが主流。彼らはパン食でもアメリカ人みたいに太ってないさ。
カナダの安いパン製品の中には欧風パンを装った製品も多く、良く見ると穀物やシードの姿はなく、ただ茶色いだけで全然おいしくい。内容表示を見るだけでも勉強になるよ。あと、フランス語も学べる。(笑)
カナダでは、油断するとアメリカンな食生活に陥ってしまうので要注意。アメリカ発祥の大量生産、低価格、コーンシロップがたっぷり入った食品は太るので気をつけてね。多くのカナダ人は、アメリカのヤバい食文化に寄らないように意識しているよ。
②カナダ人は好きだけど、、、
マフィンやスクエアを朝食で食べる人もいるけど、スイーツみたいだから日本人にはどうだろうか?
③「ケーキを食べればいいじゃない」で有名なあのパン
カナダで「この食パン、甘味があって柔らかくておいしい~」と思ったら、それはブリオッシュパン。卵とバターがたっぷりの日本人好みの味だよ。おいしくておすすめだけど、気持ちカロリーと値段が高め。
マリー・アントワネットの醜い名言「Qu’ils mangent de la brioche !」。元のフランス語では、このブリオッシュなんだけど、英語と日本語ではケーキと訳されているよ。
【まとめ】ワーホリするなら、庶民の食文化を学ぼう
ワーホリが観光と違うのは、その国の真の姿を見ることができること。観光目的や国のイメージ戦略のために打ち出されるメディアや広告はうわべにすぎないよ。ビンボーワーホリだからこそ、その社会で暮らす庶民の目線に立ってみてほしい。
お金が無くても、うまく稼げなくても、恥じる必要なんて一切ないし、負け組になるわけでもない。自分はいったい何を学び、何を吸収するのか、それが一番大事だから。