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オーストラリア田舎で暮らすための知識/データ/マップ

オーストラリアの田舎で生活すると、都会にはない多様性を学べ、本当に人生の幅が広がります。

ワーホリだからこそできる体験だと思うので、気になる人は、まず情報をチェックしてみよう。

田舎で暮らすための地理・社会・データなどを学びます。

都市とダウンタウンの住みやすさと合わせてみてもらうとわかりやすい内容です。ではいってみよう。

オーストラリア田舎で暮らすための知識/データ/マップ

オーストラリアでファーム生活をしたときの写真だよ。おそらく Border Collie かな…。かなり賢く飼い主に忠実なファーム犬ですね~今調べた(笑)。彼女はどこに行くにもボスと一緒だったな。私になついてくれなかったのは、お〜そういうことか!今なっとく。知識遅ッ!

田舎の暮らしといっても、ホントいろいろあるので、こんなしょーもないブログでは語りきれないが、短めに、田舎の知識をまとめたよ。

田舎「Rural」は、「countryside」と言うほうがしっくりくる?「remote」「regional」という言葉もある。軽く覚えておいてね。紹介するリンクにでてきます。

オーストラリア「rural」の定義は、簡単に言うと 都市(city)の外側のことです。では、その田舎とは具体的にどこなのか?

Map of ASGS Edition 3 Remoteness Areas for Australia
Australian Bureau of statistics

都市と田舎の遠隔度合を5段階で表したマップです。「Five classes of remoteness」

濃い緑が大都市がある部分。薄い色ほど人口が少ない感じだね。

  1. Major Cities of Australia (人口の約半数)
  2. Inner Regional Australia (人口の約半数)
  3. Outer Regional Australia 
  4. Remote Australia (過疎地レベル1)
  5. Very Remote Australia (過疎地レベル2)

※()内は、ノマドちゃんのザックリした見解です。公式データではない。

ザックリ人口分布は、「Major Cities」に人口の約半分が、「Inner Regional」にだいたい半分が住んでいる、という感じです。ちなみに、東京・ジャカルタ・デリなどの都市は、単独でオーストラリアの総人口を越えるのよ。

ワーホリで田舎に住みたい人は、まず「Major Cities」エリアにあるファームや町を探してみよう。範囲を広げたとしても「Inner Regional」や「Outer Regional」までが賢明です。

4と5は、極わずかな人口が暮らす過疎地や僻地(へきち)という地域。交通・医療や救急・食品や日用品の入手、このすべてにおいて困難になってくる。

ワーホリで生活では、4と5はなるべく避けたほうがいいね。旅行も気をつけたほうがいい。一部の先住民はこの領域で暮らしており、貧しいまたは危険な生活を強いられていることが問題になっているよ。日本の田舎とは桁違いの想像を絶する居住地域だと思います。

都市別の田舎を探してみよう

オーストラリアの大都市は、基本的に5つ。それぞれの田舎というか、行政上の地域のマップをつけておいたので、活用してみてね。上の「Remoteness map」と一緒に見ると、地理がわかりやすいよ。

少し地図を見ておくだけでも、でかいオーストラリアの土地勘が掴みやすくなる。ファームとか探すときのために慣れておこう。Cartography や Statistics は、難しいけどおもしろいよね~。

Sydney (New South Wales)
NSW Government Regional Boundaries

Melbourne 
Victoria’s RegionsRural and Regional Victoria

Brisbane  (Queensland)
Regional Resilience StrategiesQueensland’s regions

Adelaide (South Australia)
Greater Adelaide snapshot

Perth (Western Australia)
Zone Map 2 – South West WA

他の都市は、[都市名 regional area / map] などのキーワードでイメージ検索すると出るかな。統計マップは多様な種類があるので、[population] とか、[government] とかで絞ってみても。

もちろん5つ以外に大きい都市は沢山ある。 → Top 50 largest cities in Australia

ノマドちゃんは、Victoria region の Gippsland のファームで生活したので、Inner Regional の範囲内に住んでいたことになる。今知りました(笑)。知識遅いね~、ほんと。

ワーホリ田舎で暮らすタイプいろいろ

選択肢でいうとこんな感じだろうか。ただ田舎で暮らす人は稀じゃないかな。

  1. 田舎街で暮らす
  2. ツーリズム
  3. ファーム(キツゴリ系)
  4. ファーム(ユルふわ系)
  5. マイニング

あえて田舎町で暮らすワーホリの人へ。ポイントや注意点を書いたよ。

オーストラリア田舎の社会知識

田舎は農家が多く、白人社会で保守的になるというの西洋国の特徴です。カナダも同じだね。

必然的に移民や外国人は社会的立場・移動手段・金銭面・食事面で、住みにくい環境になります。

  • 公共交通機関がほぼない = 車社会
  • 物流と店の数が少ない = 物の物価が高い。家賃は安いかも。
  • 政治的に conservative が多い = レイシズムが強くなる
  • Ethnic Neighborhood が少ない = 白人社会

Ethnic Neighborhood の意味は、ダウンタウンの住みやすさで紹介したよ。

お金に関して。オーストラリアは全体的に物価が高いので、田舎だから家賃が安いとは限らないです。田舎は物やレストランも高いです。僻地(へきち)への移動費も高くつくね。日本の田舎とは常識が違うので、思い込みは禁物で調べることが大切です。でかい国の田舎はほんとヤバいのさ…(笑)。

知り合いがいない状態での田舎生活は、いろんな意味でチャレンジです。英語が堪能でも、社会・文化・政治知識など、いろいろないと危険だ。なんにせよ肌の色は変えられないので…そこは気をつけよう。美白とかそういうのじゃないから(笑)。

交通マップもつけておくね。政治マップは複雑だし難しいので、英語ウィキをがっつり読める人は学んでみて。さらに情報は以下。

ファーム・ツールズム・マイニングの街

ファームについて。キツゴリ系は、主に個人農家とプランテーションの2種類があり、それぞれ全然違う環境に。あとユルふわ系のファーム体験は、労働で家賃を払うタイプの部屋と探し方に書いたので、気になる人は読んでちょ。

どちらにせよ、ファーム生活は経営者に大きく依存する生活環境になる。外国人をきちんと受け入れてくれる環境かどうかがポイント。車があればモビリティの自由は確保できるかな。

ファーム記事はいろいろ書いてるで、なるべく社会知識をつけて挑んでください。サバイバーシップバイアスにも気をつけて。

ツーリズムの街は、他のワーホリや外国人がたくさん住んでいればわりと安心かな。そこチェックしてね。稼げるかどうかよりも、生きて帰れるか。ワーホリはこれが重要です。観光地も、やはり労働搾取やレイシズムには、最新の注意を払う必要があります。

僻地の観光地であればあるほど物流が悪く、富裕層の観光客に限られるので、物やレストランの物価はかなり高くなると思います。なので外食は避け、まかないや自炊で生活、必要なものは都市で揃えてから移動するなど、出費を抑えるのがポイントです。

マイニングの街は、その産業に関連のある職業に従事することで生活できると思います。一つの産業に依存している街を Company town (Single-Industry Town) と言うよ。

もしマイニングで働きたい人は、Company town の生活とはどんなものなのか。社会知識を学んでから決めてくださいね。

オーストラリアには、なんと350カ所もの採掘場所が!めっちゃ多いやん…。

There are over 350 operating mine sites across the country, of which approximately one-third are located in Western Australia (WA), one-quarter in Queensland (QLD) and one-fifth in New South Wales (NSW), making them the three major mining states. 

Mining – Country Commercial Guide
  1. Western Australia
  2. Queensland
  3. New South Wales

この3州がメジャーだね。Australian mineral facts でマップを見てみるとおもしろいよ。労働で家賃を払うタイプの部も参考に。

マイニング参考リンクを集めておいたので読んでみて。

今回は、ここまでです。田舎も危険さえ回避すれば楽しいので、いろいろ検討してみてね。またね~。

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