オーストラリアワーホリビザオンライン申請フォーム記入方法【英語解説】
オーストラリア・ワーキングホリデービザ(WHV)のオンライン申請フォームの記入方法を説明するね。
手続きの本質や英語内容を正しく理解できるよう構成したので、様々な状況の人に対応できると思います。
手続き内容を正しく理解するごとで、ワーホリ中の英語と物事の理解力が高まります。この記事は、情報力や問題解決能力の向上も狙っているの、しっかり内容を理解してね。
簡単な記事ではないので、表面的な情報がほしい人は他のまとめサイトへ。
オーストラリアワーホリビザオンライン申請フォーム記入方法
この解説は、わかりやすいカナダの英語サイトを元に日本人向けに作り上げました。内容が細かすぎて、私自身、書いてて吐きそうになった。これマジ。
参考ページ:
Applying for a Working Holiday Visa (Subclass 417) To Australia – The Ultimate Step-By-Step Guide
ここに細かく画像もあるので別ブラウザで開いてね。もちろん英語で全部やってもいいよ。ただしカナダ人向けの内容なので、そこは気をつけてね。
ImmiAccount をまだ作成していない人は、ImmiAccount作成方法へ。
ここでは ImmiAccount 作成後の「New appication」から始めます。1~12の手順になってるよ。
申請フォームの内容が更新されている場合は、若干内容が異なる可能性があるが、本質を理解できるように記事を構成したので、大きな問題ないかと思います。
オーストラリアWHVオンライン申請フォーム【手順1~12】
「ImmiAccount」 にログインしホームページへ。
「My applications summary」ページから「New application」を選択。「Work & Holiday」を選択し、「Working Holiday Visa (417)」を選択する。※セカンド・サードを申請する人は、次のページでその選択欄があります。
注意点:途中で中断するとやり直しになるので、なるべく細かく「Save」してね。
画面の右側に関連ページが設けられているので、知識が少ない人はこれも利用してね。
- 「Related link」
- 「Help and Support」
1 – Terms and conditions
規約リンク2つに目を通し、チェックをつけて次へ。
英語サイトの方に規約の要約説明があるので、リーディングしてみてね。
2 – Application context
「Current location」今住んでる国なので海外在住の人はその国を入力してね。
※オーストラリアからは人は申請できないので注意。
「Legal status」
日本国籍の人は日本市民「Citizen」だよ。
Applicants とは申請者つまり君のこと。”the applicant” を “you” に置き換えることで、ややこしい文章が読みやすくなるよ。
「Will the applicant be accompanied by dependent children at the time during their stay in Australia on this visa?」
ワーホリは同伴者なしが条件なので「No」だね。恋人とペアワーホリする時は、それぞれビザ取ってね〜。
「Has the applicant ever been granted and entered Australia on a Work and Holiday visa(subclass 462)before?」
Work and Holiday visa(462)を取得したことがない人は「No」だね。
「Has the applicant been granted and entered Australia on a first Working Holiday visa(subclass 417)before?」
ファストWHV(subclass 417)を取得したことがない人は「No」。セカンドやサードを申請する人は「Yes」だね。
「Proposed arrival date」
”Proposed” の概念は「提案」。つまり「決定事項」ではない。プロポーズしたからといって結婚したわけじゃないよね~。
この日にワーホリしたいかな〜という大体の渡航日を入れてね。ただ基礎知識がない人は、ワーキングホリデービザ発行にかかる時間にサクッと目を通してから、この項目を記入してみて。
3 – Your personal information
「Passport details」
ワーホリ期間を余裕でカバーしているパスポートで手続きしてね。期限がギリギリの人は、まずパスポートを切り替えよう。
Queer の人などは、性別を男女で答えなくてもOK。日本は、先進国の中でも性のモラルが低〜い国…。国際人を目指す人は、性についても学んでいこう。
「Nationality of passport holder」
これは国籍のこと。日本は二重国籍が認められていない。そのせいで海外に住む多くの日本人はその国で市民になることができない。ゆえに選挙権がない状態に。他の先進国では、オーストリア・オランダ・シンガポールが二重国籍を認めていない。
Many countries allow foreigners or former citizens to live and work indefinitely there. However, for voting, being voted and working for the public sector or the national security in a country, citizenship of the country concerned is almost always required.
Multiple citizenship wikipedia
「National identity card」これは国が発行するID(身分証)を意味する。
日本では一応、マイナンバーカードがそれにあたる。英語だと Individual Number Card と言うみたい。「?」をクリックし日本に関する注意事項がないかを一応確認してね。詳細:National identity card
国のIDカードがない人も多いと思うので、ここは「No」で問題ないかな。「Yes」にした人は詳細を入れる必要があるよ。
「Relationship status」
一般的に”relationship”は恋愛関係のこと。例えば、”I’m in a relationship” =「恋人いるよ。」となる。
ただこの項目では、「Marital status」のことを意味している。
- De facto:事実婚・同棲
- Divorced:離婚
- Engaged:婚約中
- Married :既婚
- Never married:未婚
- Separated:別居
- Widowed:死別
この中から、なるべく自分の状況に近いものを選ぼう。
「Other names / spellings」
パスポートに載っていないミドルネームなどがある人は「Yes」。必ず「?」で詳細を確認してね。詳細:Other names/spellings
「Citizenship」
日本国籍の人は日本市民(citizen)となる。日本人は二重国籍が許されていない。二重国籍でない人は「citizen of any other country?」 は「No」となる。
ただ事実上は二重国籍になってしまった人が多く存在する。片親だけが日本人の人など。相手国は二重でも問題ないが、日本の法律がそれを認めないのでややこしい状態に。自分の国籍を捨てるってそう簡単なことではないよね。日経新聞:二重国籍、日本に「89万人」世界は容認
「Other passports or documents for travel」
「?」に表示されるものがなければ「No」。詳細:Other passports or documents for travel
「Other Identity documents」
「?」にある書類が手元になければ「No」。詳細:National identity documents
「Health examination」
過去12ヶ月の間にオーストラリアビザ取得のために健康診断を受けた人は「Yes」。
4 – Critical data confirmation
「confirmation」なので内容を確認をし、間違いがなければ「Yes」あれば「No」で訂正する。
Step 5 – Contact details
まず画面に表示される「Transaction Reference Number」を保存しておく。後のプロセスで必要になるかもしれない。
「Country of residence」
”residence”は、基本的に住民届がある国のこと。”Usual country”とあるので、長期間住んでいる国のことだね。※オーストラリア国内からはWHV申請できないので注意です。
「Department office」
ビザの種類によっては対面インタビューが必要な場合があるのね。ワーホリビザの場合、インタビューを受けることはほほないので安心してね。
住居に一番近い「Australian Government Office」を選択。もし日本国内のオフィスがなければ、最も近い他国のオフィスを選択してね。
「Residential address」
現住所を記入。英語の住所は日本と逆の順番になるので、住所変換ツールを使うと便利だよ。
住所の変換サイト:
「Postal code」は、ハイフンをいれないほうがスムーズにいくと思う。
「Postal address」は、郵便が届く住所なので「Yes」だと思うが、事情がある場合は「No」で別の住所を設定してね。基本はEメールなので手紙が届くことはまずない。
「Contact telephone numbers」
電話は、いずれか一つを入力しよう。
- Home phone (landline)
- Business phone
- Mobile/Cell phone
記入方法は数字のみ。「81○○○○○○○○○○」日本以外にいる人は Country Codes を変更してね。
「Email address」
ImmiAccount で設定したものがそのまま適応される。もしメアドを変更したい場合は、ImmiAccount 内の「Manage Account」に変更を加える必要があるので注意してね。
6 – Authorized recipient
自分でビザ申請していると思うので、ここは「No」です。第三者に申請を依頼する場合のみ「Yes」です。
7—Occupation and education
職業や学歴がワーホリビザ申請の結果に影響することはないので安心してね。
「Occupation 」
職業を英語で記入してね。
- 学生「student」
- 無職「unemployed」
- 会社員「office worker」
など。一応、自分の職業を英語で何というのか調べてみて。レジュメ書く時には必要だしね。
職業の英語変換サイト:
「Does the applicant intend to work during their time in Australia?」言い換えると、Do you intend to work during the working holiday in Australia?
この質問は「Yes」でも「No」でも問題ない。ワーホリは仕事をしてもしなくてもどちらでも良い制度だから。1年遊び倒したって問題なし!
もし「Yes」と答えた場合は、就く予定の職種を選択する。この内容は健康診断が必要かどうかを判断するためのもの。飲食業などワーホリで就く仕事を選んでね。間違って福祉や医療関係などを選ばないように。もちろん専門的な職業に就く予定の人は正確に選択してね。
「Education」
最終学歴を選択する。
この内容はオーストラリアの教育システムに基づいているので、大体あてはまるもので大丈夫。まだ学位を取得していない人は、その状況に一番近いものを選択するよう英語サイトに助言があるので参考までに。ワーホリビザに学歴は影響しないので大丈夫だよ。
手順8はないようなので9へ。
9 – Health declaration
”Declaration” とは、申告(申し出)を意味する。これは健康診断が必要かどうかを判断するものだね。それぞれ「Yes」と答えた場合は詳細を入力しよう。
「In the last five years, has any applicant visited, or lived, outside their country of passport, for more than 3 consecutive months? Do not include time sent in Australia.」
過去5年間に3ヶ月以上連続でパスポート国外に滞在したことはあるか。オーストラリアを除く。
”applicant” や ”their” は君のこと。わずらわしい英語表現なのでなんとなく意味がわかればOK。
「Does any applicant intend to enter a hospital or healthcare facility (including nursing homes) while in Australia?」
病院や医療機関を利用する予定はあるか。
「Does any applicant intend to work as, or study to be a doctor, dentist, nurse or paramedic during their stay in Australia?」
オーストラリア滞在中に医療関係の仕事に従事する予定、または医師・歯科医師・看護師・救急救命士になるための勉強をする予定はあるか。
「Does any applicant intend to work or be a trainee at a child care centre(including preschools and creches) while in Australia?」
児童福祉施設で仕事または訓練生として従事する予定はあるか。
「Does any applicant intend to be in a classroom situation for more than 3 months(eg. as either a student, teacher, lecturer or observer)?」
学校に3ヶ月以上通う予定はあるか(学生・教員・講師・視察者として)。つまりESL(語学学校)に3ヶ月以上通う人も「Yes」だね。
以下、健康状態の項目は該当するものがあれば「Yes」で詳細を記入してね。
10 – Character declarations
ここは前科や犯罪歴があるかなのでほぼ「No」だとは思うが、犯罪とは違う以下のような質問もあるのでしっかり目を通してチェックをいれてね。「Yes」を入れた項目には詳細を記入する。
- 過去に軍や警察に所属したことがある人
- 他国から強制送還されたことがある人
- 外国にビザ切れ状態で滞在したことがある人
- オーストラリアに多額の借金がある人
難しい英語を日本語にしといたので参考にしてね。ニュースや映画で頻繁に使われる表現ばかり!学んでおいて損はないよ。
Criminal offense:犯罪
Criminal record:犯罪歴
Criminal charge:逮捕・告訴・起訴など、犯罪として扱われること
※offense・record・chargeなどは、criminaを省略して使うのが一般的。「offense」は、ニュースで本当によく目にする単語。言葉や暴力に関係なく人に危害を加える行為全般を意味する。
形容詞は、“I don’t want to be offensive(rude) but…” 「嫌な思いをさせたくはないが…」みたいなニュアンス。ドラマでよく目にするから表現だよ。”rude”より強いニュアンス。
Warrant:捜索令状・逮捕状
Arrest:逮捕
Conviction:有罪判決
Legal action:法的措置
Interpol notice:国際手配
Sex-offender registry:性犯罪者登録
※Offender は不快な思いをさせる側のこと(犯行を犯した人)
Grounds of unsound mind・insanity:精神疾患・精神障害が理由で
Acquit:無罪になる
Criminal conduct:犯罪行為
Smuggling:密輸
People trafficking:人身売買
Deported or exclude:追放・強制送還された
Overstayed a visa in any country :ビザ有効期限切れでの滞在
Debts:借金
11 – Working holiday declarations
この項目は、ワーキングホリデーの条件(condition)を理解し承諾するためにある。なので基本的には「Yes」になる。
注意点として、間違えて「No」を選択してしまいそのまま次へ進むと訂正できないようなので、間違いがないことをダブルチェックしてから次へ。
12 – Declarations
ここは手続きの契約内容を理解していることを最終同意する内容となる。つまり全て「Yes」にする必要がある。
- 申請フォームの記入内容や提出する書類に虚偽や不正はないか。
- ビザの規約やワーホリ制度の条件を正しく理解しているか。
- バイオメトリック(指紋)や無犯罪証明など、繊細な個人情報の提出を求められた場合に承諾できるか。
みたいなことが書いてあるので、一応全部読んでね。
「Australian values」
この項目は、Australian values statement を読みその内容に同意するというもの。日本語も用意されているので、これは時間があるときに絶対読んでね!日本語版:オーストラリアの価値観と原則
読んでほしい理由は、オーストラリアで使える社会知識を学べるから。ワーホリに最適な教材だよ。海外で話のネタになるしね。ただまぁ現実とは違う内容もあるけどさ。そのあたりの理想と現実の違いは、ワーホリ中にガツッと肌で感じるべし。
日本語を読んでから英語版を読むと英語を理解しやすい。無料ワーホリ教材ごちそうさまでーすッ!
「Review page」ですべての内容を最終確認し、内容を承認してね。
申請フォームの記入はここまで。おつかれさまでした〜。しっかり「save」してから休憩してね。
ここから先は、申請書類のアップロードへ。必要な書類内容は、 ImmiAccount 上の「Checklist of documents」に表示されるのでそれに従ってね。
書類の詳細は:オーストラリアビザ申請書類にまとめので参考に。
記事はここまで。あーマジで疲れた…。肩ゴキゴキやで。リラックスしよ〜。