ワーホリオーストラリア(NZ)で最低時給の仕事をゲットするために一番大切なこと
こんにちは。のまどちゃんです。
今回は、オーストラリアのワーホリ経験と、仕事探しに関するデータを元に、ワーホリで仕事をゲットするためにできることを書くよ。
ワーホリオーストラリア(NZ)で最低時給の仕事をゲットするために一番大切なこと
日本では、飲食店の人手が足りないという社会現象が起きてるよね。
ところが、オーストラリアやカナダなどの移民国は、飲食店に人が殺到するという逆の現象が起きている。
理由は:
- 就職難だから
- 最低時給が高いから
- 移民が多いから
- 英語国だから
若者の就職難は日本だけでなく、欧米を含む世界の先進国で起きている現象なのね。その理由を一言でいうと、労働者側の権利が弱まっているから。
すると、ホワイト企業に就職できない若者たちは、リテイルで働かざる終えない状況になる。おのずと飲食店の倍率が高まる。
日本は、移民も若者も少なく最低賃金が低すぎるので、飲食店に人手が足りないのはごく自然なことだよね。
オーストラリアに関しては、最低時給が最も高い国として知られている。さらに移民が多い国。そして英語圏。つまりそういうこと。
これを理解した上で、日本人ワーホリが最低時給のリテイルジョブをゲットするための方法は以下だ。
オーストラリア(NZ)で最低時給の仕事を得るためには
うすうす気づいてはいたんだけど、データを調べると思った以上に残酷な数値が…。
単独の応募ではなくコネクションで仕事が見つかる割合は:約70〜85%
えええええ〜って思ったよね、うん。この数値を見ると、ほとんどの仕事の採用は、知人の紹介で決まってしまっている。
Networking is using personal contacts to find and secure opportunities. Word of mouth is important and personal referrals are very powerful.
Networking, Networking, Networking! Is it the best way to find a job?
英語でコネクション作りのことを、Networking なんて言うよ。
Networking also seemed to be the most effective strategy as it accounted for a 74% success rate for those people that used it.
Networking, Networking, Networking! Is it the best way to find a job?
Networking is vital for those who want to move up in their career. According to HubSpot, 85% of jobs are filled through networking. In fact, according to CNBC, 70% of jobs are never published publicly.
IMPORTANT NETWORKING STATISTICS EVERYONE SHOULD KNOW (2022)
この他にはも、様々な英語サイトでリサーチしたけど、どのデータも70~85%という数値になっている。
「でもこれって、プロフェッショナルな仕事の話でしょ。最低時給のリテイルジョブにそんなの関係なくない?」
と思うよね。
でも私の見解はこう。
たとえ飲食店のバイトでも、倍率が高いとすごい数の応募が殺到する。みんなが必死にレストランジョブを探してる状態になるとどうなるのか?
”Mmm…My friends are struggling to find a job. I think I should better ask my manager for an available position.”
こういう心理になるよね。
“Hi, manager, is there any position open right now? My friend, John, is looking for a job.”
“Oh, That’s a good timing. I was thinking of hiring for a waiter position. Amanda will leave next month. He can bring a resume when I’m here.”
バイト先での会話もこういう流れになるよね。
人は自分の家族や友人をひいきにする。これを Nepotism と言うよ。
実力や経験が大切かと思いきや、社会の大部分はネプティズムで成り立っているという現実がある。家族や親戚が多い人、兄弟がいる人の方が就職先が見つかりやすい。不公平だけどこれは現実なのさ。
私は母子家庭の一人っ子ということで、この痛みは本当によくわかる。
ということで、日本とは違い最低時給が高いオーストラリアで、飲食店の仕事をゲットするには、コネクションが超重要だと考えるのが自然だよね。
でもオージーは家族や古い友人がいるのに対し、ワーホリにはコネなんてまったくないよね。どう考えても無理ゲーな気がしてしまう…。そこでおもしろいデータがある。
仕事探しのコネクションは浅く広くでも良い件
強いコネクションと弱いコネクションでは、どちらのほうが仕事が見つかりやすいのか。という研究について書かれた記事を見つけたのね。
A Massive LinkedIn Study Reveals Who Actually Helps You Get That Job
専門科によると、実は弱い繋がりで仕事を見つけている人が多い可能性が高いという。ただし、コネクションの強さと仕事探しの因果関係をリサーチするのはかなり複雑なので、明確にそうだとは言いきれないみたい。
ただ「弱いコネクションを侮らない方がいい。」と専門科は言っているよ。
ワーホリの場合は:
- 日本人のコネクション
- ワーホリのコネクション
- 留学生のコネクション
- 移民のコネクション
など、外国人や移民ならではのコネクションを作ることができる。
その土地に根付く市民よりもワーホリのコネは弱いかもしれない。だからこそこの貴重なコネクションを広げる活動が重要だと思うのね。
現地でレジュメを配った後はコネクションに時間を割くのが賢い
レジュメを作るのは1日で済むよね。日本にいるうちに作っておけばいいし。現地でレジュメを配るのも、日に数時間ほどで済んでしまう。
そこで余った時間を英語の勉強にあてる以上に大切なこと。それは人に合うこと。
ワーホリの微々たる英語力の向上やレジュメの精度が仕事探しに役立つと思う?
それよりもコネを作った方が早いと思わない?
だってほとんどの仕事はコネで決まっちゃうんだから。がんばって応募数を増やすより、がんばって友達を増やした方がよくない?
というのが今回の結論だよ。