ワーホリで学んだ頭が良い人の英語の口癖と思考、マネすれば成長する理由
こんにちは。のまどちゃんです。
海外生活で、頭のいい人の簡単な見分け方、というか聞き分け方を発見した。
今回は、世界共通、頭が良い人の特徴を学んでみる。頭の良い人の考え方をマネすることで、自分自身も成長するよ。
ワーホリで学んだ頭が良い人の英語の口癖と思考、マネすれば成長する理由
英語を学んでいると、必然的に言葉を深く意識する脳ミソが構築される。つまり観察力が鋭くなる。
そこで発見したこと。頭が良いタイプの人が頻繁に使うフレーズがある。
”Depend on” ”Depends”
有名大学の学生や、物事を深く考えるタイプの人と会話をすると、このフレーズが口癖の人が多い。
日本語で言うと:
状況による。ものによる。一概にそうとは言えない。
つまりコンテクストが重要だということ。
コンテクストとは?
【名詞】context
物事の前後関係のこと。頭が良い人は物事を側面だけで判断せず、前後関係や細かい背景を把握しようとする。「〇〇だよね~」とザクっと会話をすると、
“Depend on the context”
”Depend on the situation”
”Depend on the person”
こんな感じで「もっと細かく説明しろ」とツッコミが返ってくる。ただし、幼稚なことを細かく話すと冗長になるので話す内容による。
”Depend on” は深堀の始まり
アホな人の目線で言うと、何でも深堀する奴はめんどくせ〜と感じる。
まさに自分がそうで、”Depend on” という返答に若干イラっとしていた。
「いや〜、これ何気な〜い会話じゃん。ただの一般論だから、そこは深堀する必要なくない?」これが自分の思考だった。
ところが自分がアホだった理由は、この浅〜い思考にあったのだ。物事を深く考える癖をつけなければ、そもそも人は賢くはならない、成長しない、学ばない。
”Depend on” が口癖の大学生が多い理由
大学は学ぶ場所、ではなく、学ぶ思考を育てる場所。つまり学び方を学ぶ場所。
大学キャンパスを一歩出ると学ばなくなる人は、本来大学で学ぶべきものを学んでいない、ということになる。
大学生は学び方、つまり物事を深く考える方法を学んでいるのだ、と海外で学んだ。エリート崇拝社会(日本など)では、就職のために大学へ行くのが目的で、学び方を学ばずに卒業する人も多い。
頭が良い人の思考は、日々の生活で積極的に学ぼうとすること。彼らの ”Depend on” は、「今から深堀しますよ〜」の合図。
これを理解してからは、”Depend on” がくると、「きたきたっ、この人の深い思考が学べるでぇ。」と興奮するようになった。(笑)
頭が良い人は具体的、悪い人はあいまいの法則
頭が良い人とは、学び方を知っている人のこと。何でも知っている人のことではない。てかそんな人間は存在しないよ。
頭が良い人は、自分が全てを知らないことを知っている。だから学ぼうとする。
頭が良い人の思考は具体的:
物事を深く捉える。細かく考える。様々な側面で見る。視野が広く深い。深堀大好き。
頭が悪い人の思考はあいまい:
なんとなくでOK。視野が狭い。浅はか。表面しか見ない。詳細は気にしない。そもそも何も考えない。
頭が悪い人の英語の口癖:
Whatever・Something like that・Maybe so・Doesn’t matter・Kind of・Sort of
そんな感じ。アレアレ。たぶんそう。それッポイ。なんとなくそうかも。どうでもいいかも。
特定の話題に興味がない事は別におかしいことじゃない。問題は、自分がわからない事をハッキリ認めず、あやふやにしてしまう事。
- 返答や意見があいまい、あやふや。
- 具体的な語彙がわからず「アレコレ言葉」でやり過ごす。
- 雰囲気で会話する。思い込みで会話する。
- 相手の会話にテキトーに合わせる。
- 同調することが会話の目的になっている。
このあいまい思考はレイシストの根源でもある。偏見や差別は、浅い間違った知識から生まれることが多い。
曖昧な口癖がある人は、偏見やステレオタイプ発言をする可能性も高い。ドラマや日常で観察してみて。有名人や政治家でも同じことが言えるよ。
頭が良い人が具体的で細かい理由
知識は具体的でなければまったく意味合いが変わってしまうから。
例えば、日本で女性は男性より収入が低いの理由とは。
理由①女性の学歴が低いから。②子供を産むから。③女性の能力値が低いから。
これらの理由だと、女性側に原因があるように感じる。
理由④男性優位社会だから。男性に都合の良い社会システムが構築されているから。
これだと意味合いまったく異なる。ちなみにこれを検証するには、まず歴史を学ぶ必要がある。
うわーめんどくせ〜。
うん、物事を正しく理解するのはめんどくさい。でも物事を具体的に知ろうとする癖をつけると、めんどくさいことにも慣れてしまう。
頭が良い人は具体的の重要さを理解しているので、わからない事をテキトーに答えることは少ない。
頭が良い人の思考を学んでからは、見える世界が変わった
私はもともと「アレコレ言葉」や「みたいな感じ」とあやふやに会話する癖があったので、そこを意識して直すようにしている。
「なんとなくノリや雰囲気でわかってよ。」という話し方は自己中心的な思考。うちわでは通用しても、世界では通用しない。そもそも社会人として通用しない。
自分の能力が低く説明ベタな上司やマネージャーが「そこは空気読めよ」を乱用するのも、自己中なパターン。
また海外生活では、「〇〇人は〇〇だよね。」など決めつけた会話をすると、偏見まみれになってしまう。というか即レイシストになる。ジョークや皮肉は別の話だけどさ。
”Depend on” をマネすることで、自分自身が成長する理由
もちろん、ただ ”Depend on” を連発しただけでは頭は良くならない。むしろアホに聞こえる。意識高い系がそういうこと。
”Depend on” を意識的に使ってほしい理由は、”Depend on” の後に頭を使って考えなくてはいけないから。思考し、調べものをし、相手の意見を求め、より具体的な答えを求める。
この過程を繰り返すことで人は賢くなる。さらに ”Depend on” を言ったからには、なんらかの材料を引っ張り出してこなくてはいけない。
- 自分の経験や分析
- 自分の観察や洞察
- ニュース記事やスタディ
- 参考文章や動画
- 映画やドラマ作品の一例
言ったからには責任も伴う。言葉と行動はセットでなければ意味がない。このバランスは難しいけど、あきらめたら何も前に進まないから。最初はカッコ悪いけど、やってみて失敗しながら学ぶしかない。
ワーホリ海外で頭が良い人のパターンを観察し成長しよう
意識高い系と実力のある人の違いを見極めてみて。観察力が磨かれるよ。
その観察力は、英語を学ぶのにも重要な能力となる。
一件まったく関連性のないことでも、能力やスキルはどこかで繋がってくる。だから好奇心旺盛にいろいろ学ぶことが大切だよ。もちろん具体的に学ぶことも忘れないでね。See you.