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【ワーホリ農業学】オーストラリア、セカンドビザのために学ぶ3つのファーム形態

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こんにちは。のまどちゃんです。

セカンドやサードビザに目がくらんでいるみなさ〜ん。ファーム探しを始める前に、少しファームの基礎を学んでほしいと思う。

今回は、3つのファーム形態の違いを英語で学び、農業のリアルな世界を知ろう!もちろんオーストラリアのファーム経験も書くよ。

この記事で学べるのは、使える英語・地理学・社会学・経済学など。

【ワーホリ農業学】オーストラリア、セカンドビザのために学ぶ3つのファーム形態

banana farm

まず目をつぶって想像してみてほしい。

常夏のコンクリートジャングル、涼しいオシャレ〜なスタバでババナナフラペチーノを味わうクールな自分。はぁ〜やっぱ夏はこれに、限る!

同じ年の秋。

終わりの見えないプランテーション。マシャティを振り回す男にビビりながらも、50キロものバナナをおんぶし、人生で今だかつてない冷酷な肉体労働を味わう自分。資本主義グローバル社会ってエグッ。

Capitalism globalization sucks!!!

このように、ワーホリファーム体験ではグローバル世界の素晴らしさを、汗だくで学ぶことができる。とまあこれは一例で、ファームには主に3つの形態がある。

【ワーホリ農業学】3つのファーム形態を英語で学ぶ

おそらく義務教育の社会科の授業とかで習ったと思うけど、まあ、きれいさっぱり忘れたよね、期末テストの後に。てことで学習ではなく復習。

1.SUBSISTENCE AGRICULTURE

Someone who grows just enough food for themselves. Many cultures where subsistence agriculture is common also share all the land between everyone in the community, so it can also mean growing enough food for the community.

Crash Course

Subsistence には、必要最低限や自給自足などの意味合いがある。ここでは自給自足農業とでも訳しておこう。この農業は、農家や周辺コミュニティが消費するのに十分な量の作物を生産し、過剰が出ればマーケットなどへ出荷する。ちょっと古いけどダッシュ村がそうだよね、たぶん。

例えば、自給自足する家族経営の小さなファームなどが当てはまるが、商売目的ではないので、ワーホリセカンドビザ取得には当てはまらないかと思う。ビザに関係なくファーム体験をしてみたい。そんな人はこのタイプのファームがおすすめ。

2.SMALL-SCALE AGRICULTURE

A slightly larger farm that may have the space to grow enough food to feed the family and community and to trade or sell within the region. These farms are sometimes also called smallholder farms or even family farms, and all the food produced is meant for local consumption. 

Crash Course

小規模農業。自給自足農業との違いは、自主消費だけでなく商業を目的とする。Smallholder (小自作農)とも呼ばれる。小規模な国の国内生産や地元の需要を支えるための農業形態。日本農業の多くはこれに当てはまるのかな。

3.INDUSTRIAL AGRICULTURE

Operates on a much larger scale and most of the food produced is meant for exporting around the country or world. Giant agribusinesses fall into the industrial agriculture category, but so do some independent farms. The key is that most of the food is grown to be exported outside.

Crash Course

ワーホリが最も従事するのがこの、工業型農業だ。この農業の特徴は、とにかくでかい敷地面積で一つの作物のみを育て、主に輸出品として利益のための効率的な大量生産を行う。

プランテーションでは、サトウキビ・コーヒー・綿花・タバコなどを、町一つにも及ぶ広大な土地で生産する。これを Cash Crops と言い、その名の通り企業の利益のためにある作物だ。環境汚染や作物の多様性の低下、搾取や奴隷労働など、ヤバい問題を多く抱えている。インドでは、大手企業に搾取された農業経営者の自殺が後を絶たない。

Yeah, you knew it, right?  People are literally dying in order to sustain our precious life…

初ワーホリオーストラリアで汗を流した2つのファーム

small farm

私のオーストラリアでのファーム経験をもとに、さらに農業知識を学んでみる。

  1. 小規模農業のマッシュルームファーム
  2. 工業型農業のオレンジファーム

1.小規模農業マッシュルームファーム

一つめは、メルボルンから海よりの地域で家族で営むマッシュルームファーム。私が朝一で摘み取ったマッシュルームを、ボスが周辺のスーパーやマーケットへ集荷する。配達に連れていってもらった事もあって、地域密着の農業の奥深さを体験した。

この農家ではキノコ以外にも、子供を産むの牝牛の飼育、家族で食べるたヤギの飼育、フリーレンジエッグのための鶏の飼育も行っていた。そういや、隣のファームにはウマがいたっけかな。近所には豚ファームもあった。うん、小さな家族ファームが栄える地域だったみたい。

【学ぶ】LOW-INPUT AGRICULTURE とは?

Recycles nutrients from within their immediate surroundings instead of human adding them.

Crash Course

これは農薬や除草剤、燃料などを極力使用せずに、土地の自然環境を活かす農業システムのこと。綿密な手入れや人手が必要で難しい農業でもある。

このマッシュルームファームでは、ヤギを殺めた後に人が食べない内臓をニワトリの餌にするなどしていた。農業犬はキツネなどの外敵から動物たちを守り、ネコはネズミを退治するなど、それぞれ動物達にも役割があり、お互い共存調和しているのだと学んだ。

2.工業型農業のオレンジファーム

このファームは内陸の方にある赤土の大農園だった。オレンジの木が一面に広がり、ファームの始まりも終わりもどこにあるのかわからない。農園には本当に木しかなく、公衆トイレがはるか遠くにポつんとあるのみ。

【学ぶ】HIGH-INPUT AGRICULTURE とは?

Requires a lot of commerciality developed seed or synthetic fertilizers and herbicides. 

Crash Course

これは商業目的で、大手企業が独自に生産する種や苗木を使用し、肥料や除草剤なども指定されたもを利用する。すべては企業利益のためであり、効率化と経費削減が重要視される。実際に作物を育てる農家に権限はなく、企業の指定した種や条件で契約せざる終えない仕組みになっている。

なんかフランチャイズと同じ響きだねぇ。

このオレンジファームでは、経営者が誰なのかなんてよくわからん。ミニバスで宿泊施設から運ばれ、早朝から夕方まで働き、迎えが来るまでそこを離れることはできない。宿泊先は外国人労働者を斡旋する仲介業者によって取り仕切られる。

人の身体がいくつも収まる大きな箱の中に、力一杯もぎ取ったオレンジを入れていくが、一日の労働でやっと箱の底が見えなくなる程度。オレンジの木は背が高くハシゴを使う。肩にぶら下げた重たい麻の袋にオレンジを収穫し、いっぱいになるとあのでかい箱へと移す。

この手のファームは体力だけでなく精神的にも追いやられる。同じ作業を永遠とするからだ。1~2時間もすれば手は痛みで感覚を失い、一日終えると体中が悲鳴をあげる。でかい蚊との格闘は言うまでもない。

Learning is fun, isn’t it? Your compulsory education in Japan is very useful, unless you forget it…

【ワーホリファーム体験】使える英語を動画で学ぶ

今回は、ファーム知識と英語を一気に学んだ。すべて Crush Course Geography を参考にしたよ。以下は動画と参考文章、わかるとこだけでもいいから学んでみて。

動画:
How Do We Produce Food? Crash Course Geography #43

Why is There Uneven Access to Food? Crash Course Geography #42
how do we produce food? crash course geography #41

参考文章:
Subsistence agriculture, Industrial agriculture, LOW INPUT CROPPING SYSTEMS

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