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オーストラリア/ニュージーSmartGateの全て!ワーホリ入国の知識と英語

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Image by 2H Media via Unsplash

ワーホリや留学等で、オーストラリア・ニュージーランドへ渡航する予定の人は、入国に関する英語や、SmartGate の概念を正しく理解しておこう。

社会人・国際人として最低限必要な知識のまとめです。自動本人確認システムの本質や利用方法など、関連動画も紹介するね。

オーストラリア/ニュージーSmartGateの全て!ワーホリ入国の知識と英語

今回は、主にオーストラリアの英語情報を元にしたが、ニュージーランドの内容もつけたので活用してね。

SmartGate、概要をサクッと説明

「SmartGate」とは、空港の出入国審査を自動で行うシステムのこと。電子パスポート・顔認証システムを利用し本人確認を行う。主にセキュリティの強化・手続きの効率化が目的だ。オーストラリアでは、2015年頃からシステムの大規模な導入を始めている。

以下、二つの英語説明を読んでね。

SmartGates automatically process passengers through passport control. They use facial recognition technology and your ePassport to check your identity. It is quick and secure, meaning you may leave the airport faster.

SMARTGATES – Australian Border Force

自動入国システムの総称は、Automated border control system またの名を「eGate」。「SmartGates」はオーストラリアの呼称だね。日本語だと自動化ゲートと言うみたい。

要するにスマートゲーとは、自動で本人確認(Passport contol)をする自動改札機(Gate)のことです。

※自動化は本人確認のとこだけ。荷物チェックは人の手で行われるよ。

オーストラリアとニュージーランドの自動化ゲート

この2国の自動化ゲートの違いを軽くみてみよう。ゲート利用の条件などが微妙に異なる。まず英文を読んでね。

SmartGate (eGate in New Zealand) is an automated self-service border control system operated by the Australian Border Force and New Zealand Customs Service and located at immigration checkpoints in departure and arrival halls in ten Australian international airports, and 4 New Zealand international airports (as eGate).

SmartGate – Wikipedia

オーストラリアの管轄機関
入国を管理する機関は「Australian Border Force(ABF)」だよ。軽く覚えておいてね。となると、SmartGates は、AFBの管轄ですね。

日本での管轄は、出入国在留管理庁です。以前は入国管理局という名前だった気が…。

ニュージーラントの管轄機関
入国を管理する機関は「New Zealand Customs Service」です。この国では「eGate」が名称みたいだね。日本もEゲートって名称はどう?Eメールみたいな感じでさ。

スマートゲートを利用できる空港

オーストラリア(入国の場合)

  1. Adelaide
  2. Brisbane
  3. Cairns
  4. Darwin
  5. Gold Coast
  6. Melbourne
  7. Perth
  8. Sydney

ニュージーランド

  1. Auckland
  2. Wellington
  3. Christchurch
  4. Queenstown

スマートゲートを利用できる人

オーストラリア:ePassportを保持する16歳以上の人。
ニュージーランド:ePassportを保持する12歳以上の人。

オーストラリア参考:Find SmartGates
ニュージーランド参考:eGate

「ePassport」の概要は以下で説明するね。

スマートゲートは「ePassport」ありきのシステム【歴史】

「ePassport」とは、表紙にカメラマークのあるパスポートのことだね。別名「Biometric passport」とも言う。若い世代の人は、これが当たり前だと思うが、日本で電子(IC)パスポートが導入されたのは2006年のことです。

「ePassport」が本格化したキッカケを知ってる?

2001年のとある朝、テレビをつけると高層ビルに飛行機が突っ込むシーンが。「なんや朝からアクション映画かいな!」と思ったら、超現実だったっていう。これが9.11事件という歴史です。ノマドちゃんはガキだったので、学校休みにならないかな~なんて思ったのを覚えている。この日を境に世界のセキュリティ意識は激変したのさ。さらにはイラク戦争(2003年)へと発展、多くの人が亡くなった。これらは重要な歴史なので覚えておいてね。

そしてこの ePassport に、君が取得したeVisa(ワーホリビザ)がリンクしているというわけ。だから、ビザを失くして大変!なんてことはもうないのさ。まぁパスポート無くすと大変だけどさ。

オーストラリア空港「ePassport」で本人確認、2つの方法

ePassport check in two ways: 

  1. Manually: Australian Border Force Officer
  2. Automatically: Smart Gate(eGate)
New SmartGate inflight vide

日本人の場合は、①の自動手続きを利用することになる。逆に、ePassport を持ってない国の人は②しか選択肢がないということになる。「ePassport」はあくまでも、一部の先進国の特権だからね。

スマートゲート、ワーホリ前に伸ばす英語力

スマートゲートの使い方は、簡単すぎるので学ぶ必要などない。(笑)

ただし、知識や英語を学びたい人は別の話だね。なんでもかんでも英語で理解することで、どんどこ英語力が育つ。

特にワーホリする人は、海外の社会知識を育てるために、快適な日本を離れ、海を渡るんだよね?まぁパリピ・リア充・意識高い系には関係ないと思うけど。

スマートゲートの使い方、英語リーディング+英語動画を見よう。どちらか一つじゃダメかって?同じ内容を違うニュアンスで学ぶことで知識が繋がってくる。騙されたと思ってやってみて。

スマートゲートの使い方【英語】

Using SmartGates ページの「SmartGate Step」を別ブラウザで開いて、さっそく読んでみよう。下につけた英語解説や日本語訳で答え合わせしてもOKだよ。

Using SmartGate page

スマートゲート【関連英語の解説

入国管理やビザ手続きで使われる言葉の意味、ではなく概念をまとめた。日本語の意味だけ覚えても、結局は物事の概念を理解できないと使える英語は育たない。

言い換えや対になる概念もリーディングで学ぶことができるよ。

名詞・形容詞・動詞の変化は、文章構成によるので説明しないね。それもリーディングで自然にわかるようになるからね。

Wiki ページをつけたので、知識が足りない人は活用してね。

border control・passport control・immigration control:入国管理の手続きのことあが、コンテクストにより日本語の訳はことなるだろう。
customs:税関のこと。その出入国管理を行う機関やその概念を示すので、空港やビザ手続きの至る所で目にする。
checkpoints:検問する場所。入国や渡航者を確認する場所や地点を意味する。
manual processing・personally meet with:手作業で行うこと。
automated・electronically:デジタルや機械で行うこと。
kiosks:自動手続きマシーンのこと。
eligible⇔ineligible:該当するかしないか。資格があるかないか。
queues:待ち列のこと
ePassport・biometric passport:表紙にカメラマークがあるパスポート。
Electronic visa・eVisa:電子ビザやそのシステムを示す。
facial recognition:顔認証システム。
smart ticket・e-ticket:ゲートから出てくるチケット。
incoming passenger card:日本語では入国カードと呼ばれている。

スマートゲートの使い方【日本語】

使い方ページを翻訳しました。必要な人はどぞ。

ステップ1

  • キオスクにパスポートを挿入する。
  • タッチスクリーンの質問に答える。
  • 承認された場合は、スマートチケットを受け取りステップ2へ。
  • マニュアル手続きが必要な場合は、SmartGate アシスタントデスクへの案内が表示されます。

ステップ2

  • チケットを受け取り空いているゲートへ進みます。
  • ゲートの前で受け取ったスマートチケットを挿入する。
  • ePassport のチップと顔認証で本人確認を行います。メガネやヘッドフォンなど顔や首の部分を覆うアイテムは外してください。
  • 承認された場合は、スマートチケットを回収しゲートを通過してください。
  • 却下された場合は、チケットはそのままの状態となりゲートは開きません。ABF officer のいるアシスタントデスクの列へ移動し手続きを行ってください。

スマートゲートを通過した後

手荷物受取所(baggage claim area)で荷物を受け取り、その後 ABF officer に 入国カードと スマートチケットを手渡してください。

スマートゲートの使い方【英語動画】

個人チャンネルがあげてる動画なので、消えちゃった時はごめんね~。上の使い方を英語リーディングしてから見てね。いや、逆でもいいかな。やりやすい順番でやってみて。

New SmartGate inflight video 

kioskって何?売店のこと?(笑)。うん売店のことだよ。駅とかにある小さな店はね。

ただここでは、self-service kiosks というタッチパネル形式の機械を意味します。ちゃんとググっておいたよ。

「Incoming Passenger Card」の知識は以下記事で。

スマートゲート、参考リンク一覧

オーストラリアとニュージーランドの行政機関HPです。出入国に関する公式情報はここで。

Wikipedieページは、概念を理解するための参考程度にどぞ。

記事はここまでです。”Hooroo!!”

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