カナダタックスリターンに必要な知識をサクッと学ぼう【ワーホリ必読】

こんにちは。 のまどちゃんです。

1年のワーホリで2回のタックスリターン(確定申告)を行いました。収入の低かった私は所得税の全額免除で2000ドルほど返金されました。

カナダでは、所得の低い人は所得税が全額免除されます。よその国の人も税金を免除してくれるなんて、ありがたい話ですね!

今回は、ワーホリが知って得する情報をわかりやすくまとめました!

カナダタックスリターンに必要な知識をサクッと学ぼう【ワーホリ必読】

まず、所得税が全額免除になる収入はいくらなの?ということを学ぼう!

1年間に一定額以上の収入がなければ、カナダでは所得税が全額免除になります。

年間 30,000   
※日本円で約235万円(1ドル約80円計算)

「年間の所得がこの金額よりはるかに低いよ!」という方は、タックスリターンをすると給料から差し引かれた税金が戻ってきます。申請時期は後半で。

※約という表現になってますが、正確な金額は年によって若干異なります。「$30,000近い年収があるよ!」と言う方は、正確な内容を確認してくださいね。

タックスリターンってそもそもどーゆー意味?

みなさんの言う「タックスリターンする」とは、確定申告で税金が返金されることです。以下は税金に関して最低限覚えた方が良いかな~という英語です。

◆Tax file  確定申告 所得を申告することです
◆Refand 返金 税金が返ってくることです
◆Tax return これは文字通りです
◆Income tax 所得税
◆Deduct 税金が差し引かれること
◆Overpayment 払い過ぎた税金
◆Unpaid Tax 未払いの税金

給料からタックスが差し引かれないようにする方法とは?

そもそも全額免除される場合、所得税が毎月の給料から差し引かれること自体がが無駄だと思いませんか?

「なんで一度払ってからタックスリターンまで待つ必要があるの?」
そうなんです。そもそも給料から差し引かれなければ良い話なのです。

ただそのためには、仕事を始める際に、雇用主(ボス)に一言伝える必要があります。


「所得税の申告をしないでくださーい」

すると雇用主は、所得税を差し引かずに給料を支払ってくれますね。

もし理由を聞かれたら「自分で申告するから」ですね。

【注意】タックスファイルは必ず行う必要があります

確定申告(Tax file)は、「一年間でいくらの収入がありました」と国に報告することでして義務だからです。ネットで簡単にできる

所得税以外に返金されるものって何?

リターンの対象は主に3つのものがあります。

  • Income Tax 所得税
  • Canadian Pension Plan (CPP) 年金
  • Employer Insurance (EI) 雇用保険

給料明細を見ると、いろんなものが引かれていてビックリしませんか?

これらは大切な社会保障というものでして、ワーホリも一労働者として、差し引かれてたりします。

私は所得税以外に$200ほど返ってきました。
このあたりの返金の計算は、私にはよくわかりませんが、所得税意外にも帰ってくるお金が少しあるのかもかもしれない!ということです。

※タックスファイルは、経費のことなどいろいろ複雑なんですが、、、今回の内容は、ワーホリが知るべき基礎的なところです。

所得税を差し引かれなくするメリット

特にワーホリの場合、所得税がいったん給料から引かれない方が良い場合もありますよね。

  • 仕事が始まっったばかりのころは少しでも多く手取りがほしい!
  • 翌年のタックスリターンまで待ってられない!
  • カナダで稼いだお金を帰国前に旅行などで使いたい

タックスリターンはカナダドルでカナダの銀行に振り込まれます。人によっては日本に帰国後にそれを受け取る事になります。

タックスリターンの時期まで待ちたくない場合は、ボスに一言伝え、給料から所得税が差し引かれないようにしましょう!

< 英語聞き方例 > 
”Please don’t deduct the taxes from my paycheck”
もし理由を聞かれたら?
“Because I want to pay it myself at the end of the tax year” 

もちろん全額免除の場合は払う金額はないですよ。おそらく理由を聞くボスは、脱税をせずちゃんと申請するのかという点、を確認したいのだと思います。

複数の雇用先で働いた場合

もちろんすべての雇用先の総所得でタックスファイルをする必要があります。

タックスファイルの時期まで待てるよ!と言う方は、自動的に給料から差し引かれた税金を、翌年にタックスリターンすればOKですね。

あとは申請時期などを理解しょう!

ワーホリカナダタックスリターン基礎知識【時期と必要なもの】

所得の額は、1月1日~12月31日で計算してください。

The Canadian tax year runs from 1st January – 31st December.

タックスファイルの申請時期

翌年2月の3週目もしくは4週目~同年の4月末日まで

年によって開始する時期が異なるようなので、調べるのが面倒な場合は、2月の4週目以降に申請すれば大丈夫かと思います。

私の場合、ワーホリで10月~3月まで半年ほどしか働いてませんが、年をまたいでしまったがために、翌年とさらに翌年の2回、タックスファイルを行う必要がありました。

ワーホリの場合は一回の申請で澄む場合と、2回必要な場合があるということですね。

申請時期を過ぎてしまっても大丈夫?

人によります。

➡税金の返金がある場合 Overpaied
税金を払い過ぎている場合は、政府がみなさんに借金している状態になります。なので、問題なく返金されますが、手続きなどに時間がかかるかもしれません。

➡税金を追加で払う必要がある場合 Unpaid Tax
国に借金がある状態になるので、期限をすぎると利子などがかかってくるかと思います。

ワーホリなどで収入が低く全額免除になる場合は、『Overpaied』の方になるかと思います。

タックスファイルに必要なもの2点

  • T4 雇用主から発行される書類(働いらすべての雇用先で必要)
  • SIN Social Insurance Number

雇用主はこの『T4』を必ず従業員に発行する義務があります。雇用主は、12月頃(年末)から発行を始めます。タックスリターンの申請をできるのが2月からなので、それまでにゲットしておきましょう。

ただし、雇用主(ボス)によっては忘れていたり、なかなか発行してくれないなんてことも普通にあります!その場合は、しっかり催促しましょう。

「タックスファイルをするので、T4をくださーい」と自ら連絡する
※日本に帰国後は、メールで聞く必要があるかと思うので、すべての雇用先のメアドを確保しておきましょう。

< 英語聞き方例 >   
”Can I please have my T4?”  
“Can you please send my T4 digitally?”

最後に】帰国後にタックスリターンするとややこしい件

『 銀行の問題 』です。

ネットでタックスファイル自体は簡単なんですが、戻ってくるお金の受け取りが若干めんどうです。言うまでもなく日本の銀行への送金を行ってないからですね。

なのでカナダの銀行口座を、受け取りが済むまで残しておく必要がありますよね。※銀行を解約済みの場合はさらにややこしいかと。

小切手で受け取るとかもあるのかな、、?よくわからない、、。

一番良いのは、維持手数料のかからないネットバンクの口座を作っておくことかな?と思います。

今回は所得税の基本の基本を説明しました。自分でもっと勉強したい!という熱心な方は、CRAを確認してくださいね!

タックスリターンを自分でする方法はこちらで説明してます。

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