オーストラリア/ワーホリ学生/アコモデーション宿泊施設の基礎知識と英語
ワーキングホリデーまたは学生が選べる、宿泊施設の種類を学びます。
基礎知識ですが、部屋探しの方法も少しあります。英語と文化、社会知識を一気に学ぶね。
オーストラリア/ワーホリ学生/アコモデーション宿泊施設の基礎知識と英語
英語で、部屋探しのことを「accommodation」といいます。直訳すると宿泊施設。
旅先でホテルを探す時も、定住アパートを探す時も使える宿泊する場所の総称です。
”I’m looking for an accommodation.”
「泊まる施設を探してます。」や「部屋を探してる。」など、コンテクストにより日本語訳は多様に変化する。
ワーホリと学生の宿泊施設の種類をは以下だよ。政府の情報が元になってます。
短期の宿泊施設 / Short-term accommodation
ワーホリ初期は、ホテルやホステルなど、短期で泊まれる場所を探します。
Many international students stay in short-term accommodation while they become familiar with their new city and meet potential housemates, including hotels, hostels and other temporary options.
Types of accommodation
一時的な宿泊施設「Temporary accommodation」と言い換えることも。
「Short-term」の定義はとても曖昧。数日なのか数ヶ月なのかは、コンテクストにより大きく異なると理解してね。
西洋では、「hotel・hostel・bed and breakfasts・AirBNB」 などの短期宿泊先がある。ちなみに「motel」は、主にアメリカの長距離道路にある安宿のことで、車社会特有の文化です。
「Short-term accommodation」には、Host と Guests の関係性があるのも特徴だね。客として扱われるので、観光客気分になる可能性も。住む施設により心理的な違いもでる。自分の心理状態も観察してみてね。
【使える英語レッスン】
友達の家に泊まらせてもらうのも、短期宿泊に入るのかも。
”Can I crush at your place? Just a few days.” 「数日だけ泊まらせてくんない?」これドラマでよく見る。サクッと言えたらクールな英語表現…?いや、いきなり泊めてと言われた側はウザイか。
”Can I sleep at your place tonight?” は、ベッドインをかもし出す場合も。気をつけてね。”I slept with her(him).” は、「やっちゃった」というニュアンスに…。これもドラマでよく見る。
“Mom, I wanna go to sleepover.” は、子供のお泊り会のこと。同じ “sleep” でもコンテクストで大きな違いに。
日本語も、お泊りと”お泊り”じゃ全然違う意味に。ドラマや映画で言葉の文化を学ぼう。
ホームステイ / Homestay
ホームステイは、その土地の家族と共同生活をすることです。主に学生や若者ためのアコモデーションだね。
Homestay involves living with a local family in their home. This can be a good option for younger students who can enjoy all the comforts of a family home, while getting to spend time with their host family, often with meals and cleaning provided.
Types of accommodation
ホームステが他の宿泊施設と異なる点。それは教育的な要素が大きいこと。
ホストの家族は、ゲストのウェルビーイング(福祉)をサポート管理する責任がある。身心ともに適した環境を整える。これが本質です。
学業の環境を整えるだけでなく、地域の文化を学び人との繋がりを体験する。寝床と食事さえ提供すればよいわけではない。ゲストを自分の家族のように扱う、これがホームステイの目的だよ。
Encourage students to experience life as a member of the family and assist students to adapt to the new culture and life. Where suitable, include students in family related activities and events.
Provide a safe and welcoming homestay family environment that is conducive to the students’ emotional, social, physical and educational wellbeing.
Homestay Standards
家庭内だけでなく、地域で暮らすための知識や地元イベントの参加など、コミュニティ教育があるのも魅力的です。
日本文化でいう下宿と似てるのかな?「Boarding house」という言葉もあります。
ホームステイのルール、責任と権利
ホームステイに興味がある人は、Australian Government School International (AGSL) の Homestay Standards を必ず読んでね。以下、重要な部分を説明します。
ホームステイには、3つの立場と役割があるよ。ここ理解しておこう。
①Homestay Provider と Coordinator (International student coordinator / Homestay coordinator)
規則に基づきホームステイを監督する責任者です。定期的にホームステイのホスト宅を訪れ、視察する責任があります。
②Host family
ホストファミリーは、Provider や Coordinator の基準に従い、ゲストに適切な環境を提供する責任があります。ホストは「Host family Responsibilities」の内容を基準に環境を整えます。
- 安全なプライヴェートルーム(充分な収納スペース、適したデスクやチェア・照明)
- 家具を備えた家族と生徒のための清潔な住居
- バスルームの利用 (シェアまたはプライベート)
- 公平なシャワー時間の確保
- キッチン・リビング・共有スペース・ランドリー施設の使用
- 冬の暖房と必要であれば夏の冷却設備の完備
- 政府規則の安全基準に基づく住居設備と家電
- 玄関の鍵またはパスワードの支給
朝食と昼食はゲストが一人で食べる場合も、夕食は家族で食べるなど、生活面の細かい基準も示されています。
Provide all meals – breakfast and lunch may be self-service and dinner should be a meal with the family. There should be a nutritional variety of food with some choice to accommodate cultural differences. Students should be advised of mealtimes.
Homestay Standards
➂Guest (Stuent)
ゲスト側も「Homestay Standards」の内容を元に生活するのが原則だよ。Provider・Host・Guest の3者が、それぞれの責任や役割を果たすことで、このホームステイは成立する。
ただしゲストは、規則やルールを決める立場ではない。もし責任者が規則を守っていないと感じた場合は、相談できる機関に報告をする必要があります。そのためにも、ホームステイの最低限の規則を理解しておくことが重要です。
たとえ英語力が弱くても、正しい知識さえ身につければ、海外で騙されたり搾取される状況に対処することができます。
ホームステイを探す
本質は理解しましたね。その知識を元にホームステイ先を探そう。以下は、Study Australia による homestay providers です。他にも民間会社のプログラムもあるようだ。
学生だけなのか、ワーホリでも参加できるものか、少し調べてみてね。自力で調べることで英語が伸びます。あとはノマドちゃんブログのシェアハウスに関する記事も参考に。
Homestay Standards に目を通し、規則や権利を理解した上でホームステイを探してね。プロバイダーに言われるがままではいけないよ。Critical Thinking 大事です。
- Global Experience
- Homestay Australia
- Homestay Network
- International Homestay Agency (Melbourne only)
- Student Accommodation Services
- Study Visio
シェアハウス / Share house
シェアハウスまたはフラットシェアは、主に学生や若者が共同生活をする住居です。
A share house, also known as a ‘flat share’ or a ‘house share’, is when two or more people rent a house or apartment together. Typically, each person will have their own private bedroom while sharing common areas such as the kitchen, living room and bathroom.
What is a share house?
シェアハウスを探す前に、自分の権利を理解しておくことが大切です。
It is important for you to know your rights before you start looking for a rental or sharehouse.
What is a share house?
シェアハウスはカジュアルな契約なので、頭金さえ準備すれば、すぐ入居できる場合が多いよ。
家賃(rent) の前払い=レント4週間分
保証金(bond/deposit) =レント4週間分
レント4週間×2=頭金
一般的には、この額を準備しておけば安心です。これより少ないことはあっても、多いことは稀です。
If you rent a house or apartment, you will need to pay a security deposit or ‘bond’ (which is usually equivalent to four weeks’ rent). You will also need to pay some rent in advance (usually to cover the first four weeks of your tenancy). This money is held by the relevant state government department in every Australian state or territory.
What is a share house?
シェアハウスの注意点や探し方は、長くなるので別記事で。
学生専用の住居 / Managed student accommodation
Student accommodation は、学生のための住居です。
学生用のワンルームやシェアルームなど、様々なタイプがある。
Managed (or ‘purpose-built’) student accommodation are residences designed and built specifically for students. The options range from private studio apartments to shared rooms with communal areas, activities and facilities.
Managed student accommodation
住居の場所は、学校の周辺または公共交通機関の近くにある場合が多い。光熱費やインターネットのレント込みで、毎月の費用が変動しにくいのも特徴です。
These residences are usually located close to major education providers or near public transport. Bills such as electricity and internet are generally included in the advertised rental cost, so the cost of living should not change much from month to month.
Managed student accommodation
学生住居を探す
National Property Accreditation Scheme (NPAS)
オーストラリアの学生住居を斡旋している団体です。Student Accommodation Association (SAA) が運営元です。NPASは、教育機関と住居プロバイダーの間に立つ団体のようです。
詳しくは、NPAS website に目を通してくださいね。全ての州の学生住居をチェックできます。部屋を決める際は、学生の権利やその規則を理解した上で選んでね。
学生に必要な知識は、Study Australia でガッツリ学べます。合わせてノマドちゃんブログも活用しよう。
オーストラリア/アコモデーション参考ページ
主にこのページの内容を簡潔に翻訳したが、全部は伝えられない。大学やカレッジの知識もあるよ。
ワーホリに役立つ社会知識なので、なんとなくでも読んでみてね。
- Types of accommodation – Study Australia
- Protect your rights in a share house – Study Australia
- Homestay Standards – AGSL