日本の生き方は世界の未来 自分はバーチャル世界を生きてた話
こんにちは。のまどちゃんです。
3つの先進国、オーストラリア・ドイツ・カナダに住んでみて、今の日本は近未来的だなと思ったので、記事にします。
日本の内側にいると、たぶん理解しずらい内容ですが、なるべくわかりやす解説しました。3分ほどで読み終わります。
日本の生き方は世界の未来になる【近未来化】
日本は一人で楽しめるインドア文化の最先端だから。
日本には お一人さま産業という他国にはないマーケットがあるようで、世界の最先端をいっています。
いくつか例をあげます。
・ゲームや漫画などの屋内で一人で楽しめる文化の最先端
・ネットカフェやカラオケなど、一人アミューズメントの最先端
・一人焼き肉や一人鍋など、一人で質の高い食事が楽しめる最先端
・一人で楽しめるセックス産業の最先端
このお一人さま産業の共通点として、
・一人でできること(相手がいらない)
・屋内で楽しめること
・狭い空間で楽しめること
・低い予算で楽しめること
今の日本は近未来映画の世界感と同じ
最近、近未来を題材にした映画や海外ドラマがめちゃくちゃ多いです。
四角いボックス状の部屋が与えられ、壁一面にバーチャルの映像を映しだし、そのボックスの中で生活するとか。
ゴミ捨て場のようなスラムに暮らしながら、VRを頭に装着して、バーチャルライフを楽しむとか。
これらの映画の共通点は 、
・一人でできること(相手がいらない)
・屋内でできること
・狭い空間でできること
・低い予算でできること
今の日本のお一人さま文化と同じですね。このお一人さま文化は近未来の先駆けだと思います。
現に、日本のゲームやアニメ文化は先進国のオタクたちを魅了しています。『 小さな部家で長時間を一人で過ごすという生活 スタイル』はまさに、近未来の映画の世界を連想します。
核家族を超えた超個人主義の日本は世界の未来だよ
日本人の孤独化が半端ないからです。
カナダにはフィリピン移民が非常に多いんですが、
ここに住んでいるフィリピン人の多くは、国にいる家族や親戚に仕送りをするのが彼らの常識です。現に知り合いの家に訪れたとき、歯磨き粉やら石鹸がぎっしりつまった段ボールをみました。何年分?てくらいの量でした。
今のフィリピン政府は汚職まみれでして経済が安定せず、貧しい家では教育が乏しく子供が多く生まれ、小さな部屋に川の字で寝て、家族や親戚同士が寄り添って生きていかないと、食べ物もろくに食べれない生活です。
彼ら移民の多くはカナダでも低所得層でして、一つのアパートを家族や友達とシェアして生活をやりくりしつつ、さらに段ボールで国へ待つ家族へ仕送りです。
一方、先進諸国の中級階級以上の家庭では、子供は一人か二人が一般的。裕福でいい教育を受けた人々は、子供を産まなくなりさらに核家族化します。
裕福な人が増える=核家族が増える これは世界共通ですね。
そしてさらにその先をいってるのが最先端の国が日本です。
核家族をもはや通り越し、超孤独化です。子供を作るどころか、恋人も作らず、 家族とも過ごさず、友達すらいらない。
この記事を読んでる人は、家族や友達がいるかもですが、それでも世界レベルで見ると、人と関わる時間は少ないと思いますよ。ビッグダディーとかは別ですが、、
『 家族で群れをなして生きる=貧しかった昔の日本 』でして、半世紀ちょっと前のそうでした。それが今では、日本の低所得層は社会や家族とも関わらず、低予算でお一人さま文化を楽しむことで、人生を最適化してる感じがします。
お金がないとみっともないとか、人に頼っちゃいけないとか、たぶんいろんなジレンマがあって、
結婚しない・恋人いらない・セックスもしない・もはや人とも会わない
みたいな構図ですよね。
とくにセックスレスは他の先進国からみるとかなり異質のようで。NETFLIXにある日本のドキュメンタリーなどは、『 アニメかセックスに関連してるのもの 』が非常に多いです。
それらのドキュメンタリーを見ると、かなりリアルな日本が取材されており、日本では結構あたりまえの文化が、他国の人にとってはネタになるくらい変わった文化だわからされます。
お金のかからない日本の生き方は世界の未来を牽引する
今の資本主義社会のあり方を変えない限り、今後さらに貧富の差が増えるので、日本のお一人さま文化は世界の低所得層に定着すると思います。
それはあまりお金がかからない文化だからです。
お一人様文化は、あまりお金をかけずに楽しめるものが多いので、低所得層にフィットするわけです。
・そもそも人に合わないから交際費がかからない
・狭い場所でも楽しめる
・行動範囲が狭いで交通日(車)がいらない
・ゲームや漫画はネットで安く手に入るし長時間楽しめる
あまりお金がかからない楽しみ方は、貧富の格差が広まる未来の先進国では、圧倒的な数を誇る低所得層に定着します。
すでに日本がそうであるように。
自分でも気づかないうちに私の脳はバーチャル化してました
ドイツのミュンヘンに住んでいた時、夏になると初めてのアルプスへ。そこはまさしく、ハイジ♪の世界。
そこで奇妙な感覚になりました。
標高1500キロの山の上。雪解け水でできた青緑の湖とその壮大な景色を見て、『CGを見てるみたい』と思ったんです。それって、完全に逆ですよね。。。
※見出しの写真は私がスマホで撮影。一切加工してません。
ゲームや映画でみたバーチャルの景色は知っているのに、実物は見たことなかったんです。 自分の脳は完全にバーチャル化してましたが、まったく気づいてなかったです。偽物のマグロを本物と思って食べてた、みたいな感じですかね、、
初めて本物の女性を抱いたとき、『人形みたい』、、、って思ううのかな。。。
技術が発展してくると、リアルと作り物の区別が付かなるというのを身をもって体験しました。
もうこうなってくると、本物も偽物もなくて、どちらも選択肢としてありなのかと。
今回は、こんな感じで世界の未来を予想してみました。
みなさんはバーチャルと現実世界、どちらが好みですか。
見分けが付かないくらいだったら、コストの安い作り物でもありなのでは?と思ったりもしてます。
自分はオタクや引きこもりではないし、友達や家族もいるし、リアルな社会を生きてると思ってる方、、、日本社会はすでに人間らしさ(リアル感)から離れつつありますよ。おそらく自分では気づいてないと思いますが。
では私はボックスにこもってバーチャル世界を生きるとかできない人なので、現実の世界を自分の目で見るために、ノマド生活を継続します。