英語学習で情報社会に必須な調べる力が身につく理由【ワーホリの副産物】
こんにちは。のまどちゃんです。
英語を正しく学ぶことで情報に強くなり知能が向上する。その理由は、徹底的に調べる力が身につくから。
今回は、英語学習と調べる力の関係性について。
英語学習で情報社会に必須な調べる力が身につく理由【ワーホリの副産物】
まず質問。社会人になってから、一日に何回くらい調べものをする?
数回、いやゼロかも…。これが以前の自分だった。
ところが英語を学んでからの自分は桁が違う。
例えば、文字媒体に接したとき:
- ブログ一記事→約10~20回
- ドラマ一本→約10~20回
- ユーチューブ(10分)→約10~30回
- 小説(10ページ)→約10~50回
- 難しい本(10ページ)→約10~50回
ワーホリがキッカケで英語を学び始めてからは、知らない言葉を感知すると、感覚神経が反応するという体質になり、ほぼ無意識で調べものをするようになった。
もちろん英単語の検索が含まるれるけど、日本語の熟語の意味から、人物名や会社名、フランス語からラテン語まで、英語の文章を理解するためには何でも調べる。
そう、そもそも英語学習の98%は調べものだったのだ。
現在はスマホ時代、常に文字媒体に触れているような状態になる。言い換えると情報社会=文字社会と言ってもいい。つまり、ものすごい数の単語を一日に処理する必要がある。
正しい英単語の調べ方で、調べる力が身につく
例えば、英単語を調べる手順は以下。英語どうこうの前に、漢字の読みや熟語の意味すらわからない。(焦)
①日英辞書→②国語辞典→③熟語の使い方→④プラスα
こんな風に、一つの単語だけでも3回以上調べることがあるよ。大体は1〜2回かな。
英単語を理解する一連の流れ
例えば「ratify 」という英単語。
①まず日英辞書で調べる
〔条約・法案などを〕承認する、批准する、裁可する
アルク
「いや、真ん中のやつ読まれへんから。」
②次に国語辞典で調べる
ひ‐じゅん【批准】 条約の締結に対する当事国の最終的確認、同意の手続。
OxfordLanguages
「いまいちピントこない、締結ってなんやねん?」※ここで締結も調べる。
③さらに使い方説明ブログでとことん調べる
「批准」は、「全権委員が署名した条約を、条約を締結する権利を持つ国家機関が確認し同意すること」と言う意味です。
語彙.com
「あ〜なるほどね、理解したわ。」※ニュースを読める日本語も身につく。
「批」は「批判」や「批評」の「批」ですが、「ただす。是非を決める」という他に、「主権者が承認する」という意味も持っています。
「准」は「次ぐ」「ゆるす」「よる」といった意味があり、この場合は「許す」という意味で使われています。
語彙.com
「これは勉強になった!てかこの人、説明の仕方うま〜。」
同じ英単語を何度も調べることで、鉄の忍耐力が身につく
たった一つの単語を、何度も何度も調べることで忍耐力が養われる。でも、同じ単語を繰り返し調べる理由ってなんなの?
理由① 単語は完全に記憶が定着するまで何度でも調べる必要がある。
これは記憶の法則で、単純に、同じ物を何度も見れば見るほど脳に定着する。何千とある単語を一つ一つ覚えるのは無理があるので、調べるスピードを最速化し、より多くの文字に触れる方が効率的なのだと気がついた。
日本語でも読書をすることで、使われる頻度の高い語彙は自然に覚えていくよね。
理由② 同じ綴りの単語でも、文脈によりまったく違う言葉になる。
例えば、「fine」。
使われ方①【会話】しょうがないなあ (映画でよくあるシーン)
使われ方②【形】最高級の (物の質を表す場合)
まったく同じ綴りの単語でも、「この文脈ではどういう意味なんだろうか」と新しい単語として調べる必要がある。日本語は読みが同じでも、漢字で見た目に違いが出るが、英語はまったく同じ綴りなので混乱する。日本人は同じ単語として捉えてしまい、一気に覚えようとする場合があるので注意。
「同じ綴りの単語でも、まったく違う意味があるかもしれない」と、何度も懲りずに調べることで、鉄の忍耐力が身につく。
ちなみに「fine」を「とても元気です」なんて使い方はまず見ないな。日本の英語教育はズレまくっているので、自分が日本で得た知識を疑い、再度調べるという思考も必要になる。日英辞書がズレていることも多々あるので、英英辞書の活用も大切になるよ。
英語を理解するには、絶対に社会や歴史を調べる必要がある
英語は、文法・単語・熟語を学んでいれば良いわけではない。日英辞書だけで事足りるのは、日常会話や簡単なブログ記事など。その先は、文化・社会・歴史などをどんどん調べる必要があるのね。
例えば、どれだけボキャブラリーがあっても、社会知識がなくてはニュースは理解できないし、ブラックコメディを見てもポカン、アメリカ映画を見ても歴史背景がわからずポイントが掴めない。
優れた映画作品やコメディは、観客がすでに歴史や社会背景を知っているという前提で話やネタが構成されている。ニュースは社会知識が前提となる。
英語学習とは自身の成長そのもの。だから英語を始める年齢なんて関係ないのさ。
情報社会に強くなるための調べる力が身につく
例えば、高卒レベルの歴史を調べるために、ウィキペディア冒頭をザーと読むこともあるし、英語ウィキと日本語ウィキを両方とも読んだほうが、文化や社会概念を理解しやすい時もある。
専門性の高い言葉は、わからない、理解できないという状態になるので、動画を見た方がわかりやすい場合もあり、さまざまな情報ソースを活用し調べるという力も身についた。
英語学習で、情報社会を生き抜く術まで磨かれるなんて、最高じゃない?
【まとめ】ワーホリの副産物は、英語以上に調べる力だった
人は知りたい好奇心の強〜い生き物だけど、その快感を発掘できずに、この世を去ってしまう人も多い。
「スッ、スッキ、スッスッスッスッスッスッスッキリ」って番組あったよね。(笑)
この快感が癖になると、英語や言語に限らず調べること自体が楽しくなってくる。英語学習と密接に関係のある歴史のおもしろさを知ったのは、ワーホリで英語を学ぶ楽しさを知った、一番の副産物かもしれない。