【カナダデーとは?】英語も歴史も政治も一気に学ぶ【バカホリ脱却】
こんにちは。のまどちゃんです。
今回はバカホリ脱却企画、短いブログに学びを凝縮してみた。
無知なままカナダに住んだところで、英語だけ学んだところで、カナダのことも、日本のことも、理解できるようになんてならない。それはなぜか?きちんと世界史を学んでいないから。
そして君が歴史をニガテな理由?それは学校の先生がダサかったから、君のせいではないのだよ。さらにカナダの歴史を学ぶと追加得点として、米・豪・イギリスのこともわかるようになってくるよ。ではいってみよう。
この記事の内容はこちら
- 英語で学ぶカナダデーの起源と歴史
- 厳選おすすめ英語動画3選
- 学べる英語資料3選
【カナダデーとは?】英語も歴史も政治も一気に学ぶ【バカホリ脱却】
今回はこの記事を読むだけで、このわけわからん長文をサクッと理解できるように構成したよ!では、いってみよう。
Canada Day (French: Fête du Canada) is the national day of Canada. A federal statutory holiday, it celebrates the anniversary of Canadian Confederation which occurred on July 1, 1867, with the passing of the British North America Act, 1867 where the four separate colonies of Upper Canada, Lower Canada, Nova Scotia, and New Brunswick were united into a single Dominion within the British Empire called Canada.Originally called Dominion Day (French: Le Jour de la Confédération), the holiday was renamed in 1982 when the Canadian Constitution was patriated by the Canada Act 1982.
まず「statutory holiday」とは、直訳すると法定休日のこと。一般的に言う「祝日」のことね。この日は給料割り増しになったりするので、ワーホリする人はクリックして学んでみてね。
次に、西洋の国でよく目にする「federal」という単語。カナダは複数の州「province」から成るよね、この州たちが集まってできた国を連邦国家という。日本に州ってのはないから、わかりにくいよね~ホント。
形容詞の「federal」がついてると、「中央政府の〇〇」って意味になる。言い換えると「国の〇〇」ってことねぇ。名詞の「Confederation」も、まあ同じような意味だよ。ちなみに「Federation」との違いを知りたい勉強熱心な人はコチラをどうぞ。
これで2割り型この文章を理解できたと思う。問題はあとの8割。日英辞書を引いても文章を理解できないのは、英語力ではなく歴史力が足りてないから。ここで、カナダデーの起源と歴史をサクッと学んでいく!
日本の建国記念日とは全然違う!カナダデーの起源と歴史
まず、カナダ建国の前ってどういう状態だったか知ってる人~?
カナダが国になる前、このでっかい領土はイギリスの植民地でした。みんな知ってるか、私は知らんかったけどね、、、日本は一度も植民地化されてないからね、私はいまいちピンとこなかったのさ。
カナダデーはカナダの独立記念日、ではない件
In the early 1860, he land that we now know as Canada was called British North America. It was made up of seven colonies and two territories. Each of the colonies had its own government.
Canada’s Constitution is Weird
1860年代の初期、現在のカナダの領土は「British North America」という名称だった。イギリスなんかアメリカなんか、どっちなんって思うよね~これ。
その詳細は、独自の政府を持つ7つのイギリス植民地と、2つのテリトリー(準州)で構成されていた。ちなみに現在のカナダは、9つの州と3つの準州で構成されてるよ。州と準州について学びたい人はコチラ。
British North America Act was an agreement ratified by the British Parliament by a piece of legislation on July 1st, 1968.
Canada’s Constitution is Weird
よくニュースで目にする単語「Act」は法律のこと。「legislation」も同意語だよ。「British North America Act」とは、1968年7月1日にイギリスの議会によって承認された法律とのことで、これによりカナダが国として誕生した。「Parliament」は議会のことで、日本でいう国会のようなもの。
The British North America Act said that the four colonies now known as the four provinces of Canada would be governed by a single Canadian Parliament. 4 colonies became four provinces of Canada and would be governed by a single Canadian Parliament.
Canada’s Constitution is Weird
動詞「govern」は、国を運営するということ。イギリスの植民地だった4つの州はカナダの州になり、カナダ議会によって統治されることになる。ちなみに4つの州とは、Ontario・Quebec・New Brunswick・Nova Scotia だよ。
こうして、バラバラだった4州が連合してカナダ政府が誕生した日が「Dominion Day」なのです。
Dominion Dayとは
アルク辞書
自治記念日、カナダ自治記念日、カナダの自治記念日◆7月1日。1867年のこの日にカナダが自治宣言した。Dominionは、多数の旧英連邦自治領の内、カナダ・オーストラリア・ニュージランド自治領など極一部の自治領を指す。the Dominionはカナダ自治領を指す。
そういうことです。ここはややこしいので深く触れないでおく。これは古い呼び名で、現在は『Canada Day』になってるよ。
The year 1867 was the year that Canada became a country in many respects but it was certainly not the year that Canada became independent.
Canada’s Constitution is Weird
1867年の7月1日は、カナダという国が誕生した日だけど、イギリスの植民地から完全に独立したわけではないということ。植民地でなくなったとはいえ、結局のところ最終的な政治権限はイギリス議会側にあった。そして、なんで州が4つしかないねん?という疑問も生まれる。
カナダが現在の独立した国になったのは、実は80年代だった
1867年以降、その他の州も徐々に加わり1982年、やっと現在のカナダが誕生する。
In 1982, the government of Canadian Prime minister Pierre Elliott Trudeau and british Prime Minister Margaret Thatcher worked out a deal in which Britain agreed to formally transfer the power to change the Canadian Political system Over to Canada.
1982年、政治的なパワーがイギリス政府からカナダ政府に完全に移行した。当時のイギリス首相とカナダ首相が新たな憲法に同意したよ。もちろんエリザベス女王も。ちなみに、Prime minister Pierre Trudeaさんとは、現首相Justin Trudeauさんのオヤジさんのことだよ。
On April 17th 1982 the day Canada became completely utterly 100 politically independent from Great Britain. The old British North America Act was renamed the Constitution Act 1867.
この日、カナダの憲法が「British North America Act」から「The Constitution Act」へと生まれ変わったよ。
カナダデーの歴史まとめ
July 1, 1867: The British North America Act (today known as the Constitution Act, 1867) created Canada.
June 20, 1868: Governor General Lord Monck signs a proclamation that requests all Her Majesty’s subjects across Canada to celebrate July 1.
1879: A federal law makes July 1 a statutory holiday as the “anniversary of Confederation,” which is later called “Dominion Day.”
October 27, 1982: July 1, “Dominion Day” officially becomes Canada Day.
1867年7月1日にカナダという国が誕生して、イギリス政府から政治権限が移り『Canada Day』と命名されたのが1982年10月27日といことですね。参考:History of Canada Day
カナダデーを英語で学ぼう【厳選した英語動画と資料を紹介するよ】
この記事をまじめに読んだ人は、カナダデーの起源や概要をなんとなく英語で理解できたかと思う。ここからが肝心、さらに英語や知識を深め、記憶を定着させる方法とは?
同じ内容を違うソースで重複して学ぶこと!
違うソースで英語と物事を学ぶ利点
- 同意語や類義語が一気に学べる
- 単語の概念を深く理解し、その使い方を学べる
- 違った視点や角度で物事を学ぶことで、論理的思考が養われる
以下、のまどちゃんが超厳選したおすすめ動画と資料だよ。
絶対に見てほしいカナダデーおすすめ動画3選
おすすめ動画① Canada’s Constitution is Weird
今回の内容の多くはこの動画の前半部分を引用したよ。しっかりリサーチされていて、難しい分野をわかりやすく学べるのが特徴だ。ただし緩いまとめ動画ではないので、わりと英語力がいるけど、チャレンジしてほしい。
J.J. McCullough
登録者数30万人超えのカナディアンユーチューバー。世界の歴史や政治を詳しく解説してる動画だよ。
おすすめ動画② Canada Day! What is Canada Day? Learn about Canada Day and Improve your English Vocabulary! 🇨🇦カナダデー!
彼女の動画は英語が本当にわかりやすい。ただし、まとめ系チャンネルで深い解説はないので、あくまでも英語学習者向けです。
JeN’s Jyugyou / ジェンの授業
登録者数1.64万人 英語学習系カナディアンユーチューブ
おすすめ動画③ The Words That Shaped Canada: The British North America Act
この動画はシンプルでわかりやすいのでサクッと見てみよう。
Parliament of Canada
これはカナダの政治が学べる教育系チャンネルみたい。
読解力を高めるために、おすすめ英語資料一覧も載せておくよ
- Canada Day-Wikipedia
- The Constitution Act-Wikipedia
- History of Canada Day-Government of Canada