ワーキングホリデー査証申請時の年齢の意味
この記事は、ワーホリの基礎知識なので、国ごとの詳細はつけてないよ。査証申請時の年齢について深堀。
何ヶ国かワーホリしたいと思っている。
将来は海外移住や留学の手続きも考えている。
ワーホリ年齢制限が超ギリギリ。
こういう人は、ビザの基礎や本質を理解し、この先のビザ手配や手続きに役立ててね。
ワーキングホリデー査証申請時の年齢の意味
ワーホリの年齢制限は、実際にワーホリをする年齢のことではない。
外務省の年齢条件にはこうある。
査証申請時の年齢が18歳以上30歳以下であること(オーストラリア、カナダ、韓国及びアイルランドとの間では18歳以上25歳以下ですが、各々の政府当局が認める場合は30歳以下まで申請可能です。また、アイスランドとの間では18歳以上26歳以下の方が申請可能です。)。
外務省 ワーキング・ホリデー査証発給要件
この査証申請時の年齢とは、どういう意味なのか?
査証申請時の年齢は、相手国の申請手順により微妙に異なる
査証審査時の年齢とは、ビザ申請の書類をすべて提出し、受理された時点のことを意味する。
た・だ・し、相手国により申請方法や手順は大きく異なる。今やワーホリ提携国は29ヶ国もあるので、各政府のビザ要件に従い理解する必要がある。
査証審査時の年齢とは:
申請書類を提出し相手国の政府に受理された時点なのか
提出書類に不備があり必要書類を再提出した時点なのか
オンライン申請と役所の窓口申請では事情が異なるのか
などなど、様々な疑問が浮かぶよね?
例えば、カナダワーホリ(IECプログラム)は、まずビザ発給枠の抽選に応募し、その招待状が届いてから申請書類を提出するなど手順が少し複雑。手続き上どの時点での年齢を意味するのかわかりずらい。
例えば、私が役所で申請手続きしたドイツワーホリでは、役所の営業時間や長い待ち時間も考慮し申請する必要があり、かなり社会勉強になったのさ。
年齢制限で不明な点は、とにかく政府公式HPで調べる
基本的に政府HPには、申請者の様々な状況に対応するため、こういう場合はこうですよという細かい注意事項が記載されている。Q&Aページに書かれていることも。
年齢ギリギリで不安な人は、まず政府HPの要件を注意深く読んでみてほしい。けっこうちゃんと答えが書いてあるので安心するよ。
もちろん、ビザ手続きの専門科にも訪ねてみよう。
「査証申請時」の日本語と英語
日本語も英語も、言葉って難しいよね。
日本外務省のワーホリ条件によると、「査証申請時」とある。
アイルランド大使館では、「申請書受理時点」と書かれていたよ。
英語でも表現いろいろ:
- at the time of application
- date of application
- When applying
At the time of application means the closing date for applications.
Law Insider
ググると、申込みの締め切り日を意味するとでてきた。
ちなみに “application” は、ここではビザの申請を意味するが、社会では様々な場面で使われるので柔軟に意味を解釈してね。
査証申請時の年齢がギリギリの人 細かい注意点
年齢制限が超ギリギリの人は、相手国政府の公式HPで(たとえ英語でも)、年齢制限に関する内容を隈なく確認してみよう。もしマイナーな情報でみつからない場合は、のまどちゃんにコメントいれてね。英語ページであれば読めると思う。
さらに細かい事をいうと、以下の点も注意してね。将来、国際的に仕事したい人は、ワーホリのうちに世界の社会ルールに慣れておこう。
注意1. 社会人はビジネス営業日を考慮すべし
24/7のコンビニに慣れてしまうと、つい忘れてしまうビジネス営業日の概念。土日や祝日に申請すると、受理が月曜日や火曜日になる可能性も。祝日は国によって違うしね。
オンライン申請にビジネス営業日が影響するかは、国のシステムによると思う。政府HPで、“business day” に関する記載も確認してみよう。
注意2. 国際人はを世界基準時刻を考慮すべし
インターナショナルなやり取りでは、時間システムを明記する事がマナーなのさ。
例えばカナダ政府の場合、こう記載がある。
The date and time of your deadline is in coordinated universal time (UTC). This may be different than your local time.
Make sure you know the date and time of your deadline
UTC(Coordinated Universal Time)とは、国際的な基準時刻のこと。
世界では、このUTCを利用するのが一般的だが、国や地域によっては、UTC以外を利用する可能性も。例えばGMTとか。相手国が基準にしている “time standard” をチェックしてみよう。
これはカナダ政府のUTC説明。興味ある人は読んでみて。
UTC – Coordinated Universal Time
ちょっと細かい話をしたけど、手続きをなるべく自分でやることで成長するので、がんばってみてほしい。
私自身もワーホリ手続きを通して、様々な社会知識を身につけることができたよ。その経験や知識を少しでもシェアできればと思ってます。では、またね〜。