【3大陸に住んでわかった】ドイツで英語を勉強するのが実は日本人にあってる理由5選
こんにちは。 のまどちゃんです。
英語圏での英語の勉強に苦戦しているみなさんに朗報!
実は、ドイツでの英語学習はメリットが多すぎるのでは?と心の底から思ったので記事にしました。
今回は、ドイツで英語を勉強することのメリットを紹介。
ワーホリでドイツに1年2ヶ月住んで、英語をしゃべりまくった結果、英語は伸びたが、ドイツ語はまったく伸びなかった私が解説します。(笑)
まずドイツでの英語留学が向いている人とは
- 安い学費で質の高い語学学校へ通いたい
- ヨーロッパの文化に興味がある
- ヨーロッパ旅行が大好き
- 日本人があまりいないほうが良いと思う
- 周りにいる日本人についつい流されて日本語をしゃべってしまう
- アメリカ人やイギリス人など英語圏の友達がほしい
- よその国で現地語ではなく、他言語を話すのに抵抗がない
- 英語を学べる環境があるなら特に英語圏にはこだわらない
なぜ私がドイツに住んだかと言うと、「ヨーロッパ文化が大好きで、とにかくヨーロッパに住みたいが、言語は英語がしゃべりたい」と思ったからです。
若干わがままというか、いいとこどりというか、ただ結果としてこの欲張りが通ったのがそう、ドイツという国でした。以下解説。
【3大陸に住んで思う】ドイツで英語を勉強するのが実は日本人にあってる理由5選
金銭面・環境面・精神面といろんな角度からドイツでの英語の勉強についてまとめました。
理由① 語学学校がとにかく安い
英語圏で語学学校に通う→1ヶ月約10万円前後
ドイツで語学学校に通う→1ヶ月約5万円以内
私はメルボルンで2ヶ月の語学学校へ通い、英語留学のバカ高さに驚愕。
オーストラリア・カナダ・アメリカ・イギリスはただ言語を学ぶだけで、日本の私立大学並みの高さですねー。これらの国は世界でもトップクラスの学費が高い国です。
ドイツは学費が無料の国でして、学生に優しい国です。
ただ留学生が語学を学習する場合は若干料金がかかります。私はメルボルン以来学校には行かない派になりまして、こんな私でもミュンヘンで英語コースに行くことを検討。なぜなら授業料がメルボルンの半額以下だったからですね。
周りのワーホリ達がドイツ語学校へ通う中、ドイツ語にまったく興味のない私は英語コースを調査。いくつか学校の金額を調べましたが、中級英語コースで月に5万もしないくらいでした。※その時はお金なかったので行くのを断念。。。
日本に住みたいアメリカ人などが英語の教師をするように、ヨーロッパに住みたいアメリカ人などが英語教師をするようで、もちろんドイツでも先生は英語ネイティブですね。
理由② ドイツ人の第二言語は英語、ドイツは英語のみで生活できます
《 ドイツで話される言語 》
ドイツ語 95%
英語 56%
フランス語 15%
※日本の英語教育とはまったくわけが違いまして、ドイツ人が受ける英語教育はマジで使える英語かと思われます。
なんとドイツでは半分以上の人が英語をしゃべれることがわかります。
陸続きであるお隣のフランス語と比べるといかに英語が話されていて、いかに英語教育が本気なのかがわかりますね。
私の肌間隔では、若いドイツ人はほぼ95%英語をしゃべれます。
私はミュンヘンというオクトーバーフェストで有名な150万人もいない都市というか、街に住んでました。南ドイツは歴史的な観光地が多く、日本でいう京都のようなイメージかな。ベルリンと比べると保守的な町ですね。
その伝統的な街ミュンヘンで無謀にも英語のみで生活しまして、印象としては、20代~40代のドイツ人はハイレベルの英語をしゃべりまして、さらに彼らは英語圏の人となんの支障もなく会話をしているようでした。
小学生以下の子供は、英語学習をしておらずまったくしゃべれません。
高齢者もまったくしゃべれない人が多いです。
彼らはもちろんドイツ語で生活しますが、英語でしゃべりかけても問題のない人が多い。役所の手続きも英語で済みました。”Does someone speak English?” で英語がしゃべれる職員が対応してくれますね。※もちろんど田舎は例外です。
理由③ ドイツの英語学校へ行けば、ドイツ人の友達ができる可能性がある
ドイツ人で英語をもっと勉強したい人ももちろんいます。日本人が英会話に行くのと同じですね。そこでドイツ人と知り合いになれてしまうかと。
ドイツ人と英語を話すメリットとは?
ドイツ人は英語を比較的ゆっくりしゃべります→やはり英語はドイツ人にとっては第2言語です。母国語のドイツ語とはわけが違います。
ドイツ語は英語のように単語と単語の繋がりが少ない言語。ドイツ人は言語をハッキリ発音する癖があります。そのドイツ語アクセントのハッキリした英語はある意味英語のダメな日本人には聞き取りやすかったりします。
日本人に足りないのは圧倒的なアウトプット(スピーキング)。→ドイツ人は英語ができすぎず、できなさすぎず、日本人が英語のおしゃべりをするのにちょうど良いレベルの相手だったりします。
英語圏でネイティブの友達をつくるのは、日本人には至難の業。なぜなら母国にいる多くのネイティブは英語のしゃべれない移民のことなんか眼中にも入ってない人が多いですね。
ドイツ人はドイツ語がしゃべれなくても、がんばって英語をしゃべる移民を相手にしてくれる傾向にあります。それはなぜか、彼らも英語が完璧ではないという同じ劣等感をかかえているからです。英語を話す関係性が比較的イコール。
ドイツは他のEU国に比べ、移民や難民受け入れに前向きです。なので、移民へ対する寛容さがあり、英語も積極的に話すドイツ人は、ドイツ語以外を話す人種にも敬意を払う人が多い印象を受けます。
ここが英語圏にはない点です。英語ネイティブは英語以外の言語を本気で勉強したことがない人が多い=第2言語をがんばって勉強する移民の気持ちを理解しずらい人が多いということ。
理由④ ドイツに住む英語ネイティブと友達になりやすい
ヨーロッパ屈指の経済大国ドイツ。仕事や留学で実は世界から英語ネイティブが集まります。
ドイツ語がしゃべれない人も多い。特にIT関係など技術職の人は、ドイツ語をあまりしゃべれない、またはドイツ語に興味のない人もいます。→社内は英語環境だからですね。
ドイツ語が不自由な英語ネイティブは、母国語である英語をしゃべれる環境を探します。
ドイツには多くの移民コミュニティが存在しており、そこでの共通言語は英語です。
どの国でも移民は移民同士で集まる傾向にあります。
英語圏で移民友達を作る=あたりまえだが英語ネイティブは移民ではない
ドイツで移民友達を作る=英語ネイティブやレベルの高い英語話者と簡単に知り合える
ドイツに住みながら移民コミュニティに所属して英語を使いまくるというのが、私が発見した英語圏では味わえない価値です。
英語圏にいる英語ネイティブ→立場が圧倒的に強い(移民の気持ちはわかりずらい)
ドイツにいる英語ネイティブ→立場が圧倒的に弱い(移民の気持ちが理解できる)
言語はコミュニケーションです。相手の気持ちがわかる人間と会話してこそ有意義な時間が過ごせます。
理由⑤ ドイツはアジア人が本当に少ない
英語が伸びない一番の理由は、日本語をしゃべる時間が多いことですね。
オーストラリアやカナダで英語を勉強する一番のデメリットは、その逆、日本人が多すぎる事です。
日本人や文化の近い韓国人の友達ができてしまう機会が多く、彼らと過ごす時間が劇的に多くなります。英語ベタで有名な日本人や韓国人は自分でも気づかないうちに群れてしまいます。言い方残酷ですが事実でして、オーストラリアで散々苦労しました。彼らは友達として付き合うには最高なんですが、英語環境でいうと最悪です。
外国に住んでいるにも関わらず、日本語をしゃべってしまう機会が多いというのが、留学やワーホリに人気の国ならではの欠点です。
ドイツは英語留学の本場ではないので、アジア人が圧倒的に少ない。
語学学校に来る生徒もヨーロッパ人を始めアフリカ系・アラブ系が多いですね。アジア人を探すのは逆に難しい状況になり、言語学習には最適な環境だと判断しました。
ドイツ語も日本語もあまりしゃべれない状況=こりゃ英語を使うしかない!という危機感のある状況を作りだせるのがドイツで英語を学ぶ(使う)最大のメリットではないでしょうか。
ドイツは英語を勉強するのに完璧な国ではないです
英語を学ぶのに完璧な国など存在しないです。
ぶっちゃけて言うと、英語の勉強は日本でもガンガンできまして、日本でペラペラ~もわりと実現可能です。
現代の英語の学習は超多様化してますね。
- オンラインで学ぶ
- アプリで学ぶ
- 安いフィリピン留学
- 元祖アメリカ留学
- ドイツで英語留学
こんな感じでして、どこで学んでもやり方と本気度で結果はまったく異なります。
ただ、モチベーションや、自分が甘えやすい性格かどうかの精神面が一番大きいのでは?とのまどちゃんは思ってたりします。
私は日本で孤独にアプリと向き合ってる時期が一番英語が伸びました。
『 孤独+アプリ 』と言うのが自分にはあってました。
オーストラリア1年(英語力ほぼ皆無)→日本(半年アプリ勉強)→ドイツ1年(英語を使いまくる)→カナダ(半年で翻訳者になる)
といった流れでして、自分が一番英語が伸びたのは日本であり、その次がドイツです。
ある程度しゃべれるようになったので、カナダでさらに伸びましたが、カナダで伸びた理由はネットフリックス樣のおかげ。笑
まったく英語ができない人、又はカタコトの人が、「英語圏なら英語が伸びる」なんていう思い込みを持つと自分の可能性を狭める、もしくは多額の資金を投入して伸びしろ1、なんていう可能性もあるので、最後に一言。
英語学習に正解はないが、思い込みは捨てて、安い教材や自分の興味のある国から始めてみるのもありなのでは?
というのが自力で英語を学習してペラペラになった私のアドバイスです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。今後もいろいろな目線で英語情報をゴリゴリ発信していきます!是非参考にしてください。