休んでも給料が貰えるカナダの祝日 statutory holiday を英語で学ぶ【学生・ワーホリ必見】

こんにちは。のまどちゃんです。

今回は、給与に関することを英語で学んでみる。海外の社会システムをきちんと学んで、搾取されない人になろう!

この記事の目的
間違った情報や不当な雇用主に騙されないよう、英語で祝日の給与に関する知識が学ぶ。ビジネス英語や社会人としての基礎知識も学べるよ!

休んでも給料が貰えるカナダの祝日 statutory holiday を英語で学ぶ【学生・ワーホリ必見】

カナダには、祝日に休んでも賃金が貰えたり、出勤した場合は割増賃金がもらえる制度があるよ。ただし、雇用形態や州によってその条件は異なる。

カナダは9つの州と3つの準州から構成されてるので、自分の住む州の情報をゲットする必要がある。そこで、祝日の賃金に関する英語を学び、動画も紹介しつつ、最終的には自力で英語検索できるように構成してみた。

情報に強くなろう、不当な雇用主や無知な人の言うことを信じない

雇用主によっては、本当は適応される場合でも、資格がないとごまかしたりする場合がある。特にワーホリや学生、パートタイムは知識がないと正当な賃金を貰いそこねる可能性が高いよね。

「海外だし、別にそんなのどうでもいいや」と思うかもだけど、無知を放置することで、海外だけでなく日本でも搾取される側になってしまうよ。

まず祝日に関する単語をサクッとチェックしてみる

  • statutory holiday 法廷休日
  • public holiday 公休日、祝祭日、祝日、祭日
  • substitute holiday 振替休日
  • day off work 平日に取る休日のこと
  • time-and-a-half 1.5倍[5割増し]

カナダ祝日の給与に関する英文を読んでみよう

What are Statutory Holidays?

Statutory holidays are public holidays recognized by the federal government or your province.

What Employees Need to Know About Statutory Holidays

Depending on your eligibility and employer, you are entitled to a day off without losing pay on these dates. Federally regulated employees are entitled to nine paid holidays each year, but the amount and dates vary if you’re a provincially regulated, part-time, or private sector employee.

What Employees Need to Know About Statutory Holidays
  • employer 雇用主
  • employee 従業員
  • eligibility 資格
  • entitled to ~を得る資格[権利]がある

statutory holiday(stat holiday)とは、国や州によって決められた、いわば強制的な祝日のこと。原則的に、この祝日は休んでも賃金が保証されるようになっている。カナダでは9日の祝日がそれにあたる。ただし、州や雇用形態によって違いがあるとも書かれているよ。

Jan — New Year’s Day
Apr  — Good Friday
May — Victoria Day
July — Canada Day
Sep — Labour Day
Oct — Thanksgiving
Nov — Remembrance Day
Dec — Christmas
Dec — Boxing Day

日程に関しては、必ず各州の最新情報をチェックしてね。
Statutory Holidays in Canada

What Employees Need to Know About Statutory Holidays

Full-time employment and holiday pay
If you are an indeterminate full-time worker, you are paid for all statutory holidays.

Statutory holiday pays

Part-time work and holiday pay
A part-time employee is not paid for designated holidays, but is instead paid a premium.

Statutory holiday pays

会社員やフルタイムの仕事だと、休んでも賃金が貰えていわば有給みたいな状態になる。ただし、パートタイムの場合は、プレミアムペイというのが適用されるみたい。

What is Premium pay?

Premium pay is 1½ times an employee’s regular rate of pay. If an employee is entitled to receive premium pay for work on a public holiday, they must be paid 1½ times their regular rate of pay for each hour worked.

Government of Ontario

For example, Nathan’s regular rate of pay is $17 an hour. This means that his premium pay will be $25.50 an hour ($17.00 X 1½).

Government of Ontario

プレミアムペイとは、規定の祝日に働くと1.5倍の賃金が貰える制度。ワーホリや学生だとこれが適用されるパターンが多いのかと思う。

パートタイムだと祝日に休んだ場合はまったく給料が貰えないの?

そのあたりは複雑で、実際は条件によって Public Holiday Pay が貰えるみたい。職種や雇用形態によるので、自治体のサイトを読みつつ、役所や詳しい人にも確認してみよう。以下はサービス業に関する内容だよ。

Special rules for certain industries

Special rules apply to employees who work in the following types of businesses:
●hotels, motels and tourist resorts;
●restaurants and taverns;
●and nursing homes;

Government of Ontario

An employee who works in any of these businesses can be required to work on a public holiday without their agreement, but only if the holiday falls on a day that the employee would normally work and the employee is not on vacation.

Government of Ontario

If an employee is required to work, they are entitled to either:
their regular rate for the hours worked on the public holiday, plus a substitute day off work with public holiday pay; or
●public holiday pay plus premium pay for each hour worked.
The employer chooses which of these options will apply.

Government of Ontario

この文章はオンタリオ州のものだけど、祝日も働かなくてはいけないサービス業などの仕事は、特別ルールが適用されるようなことが書いてある。このあたりは要チェックな内容かもしれない。

ちなみに、オンタリオの『Public holiday pay calculator』なるものを発見したので、リンクを貼っておく。

参考になるサイト(ページ)

これといったわかりやすい総合サイトがなかったので、いろんなサイトを読みあさったよ。以下を活用してほしい。

小売業(飲食業)に関する権利が学べるページを発見したのでこれも参考にしてみてね。
Retail workers

カナダワーホリ、ホリデーペイの現状

雇用主が日本人であっても、そうでなくても、パートタイムの祝日の特別給与は、スルーされる場合も多いみたい。だからこそサクッと知識を身につけておこう!さらに英語を理解するため、わかりやすい英語動画を紹介するよ。

カナダの祝日『Statutory Holiday』を動画で学ぼう!

動画① Statutory Holidays
これは雇用主向けの内容だけど、短い動画なのでサクッと見てみよう。

動画② CANADIAN CULTURE | Holidays in Canada
この動画はカナダの祝日について、いろいろ学べる英語教育チャンネルだよ。

動画③ The Employment Standards Act. Know your rights. Public Holiday については4:57 を参照。
こちらはオンタリオ州のチャンネル。賃金や休暇など、雇用に関する情報が盛りだくさん!政府のビデオは誰にでもわかりやすいように制作されているのがポイント。英語がニガテな人でもわかりやすいようになってるよ。

【学んだ英語は実際に使う】各州のHPや動画にアクセスしてみよう!

今回キーワードとなる英語を学んだので、他のサイトや動画でも、ある程度は理解できるかと思う。でも自分のシチュエーションが、どれにあてはまるかわからない。そんな時はどうする?

①学んだ英語を駆使して、雇用主に聞いてみる。

給与のことで少しでも疑問があれば、必ず雇用主に確認すること。もし説明してくれない、またはウソを言っているかもしれないと思った場合はどうする?

②雇用規則を理解してそうなカナディアンに聞いてみる。

企業でフルタイムで働いている人なら、基本的な雇用の権利を理解してると思う。ただしリテイルジョブで働く人たちは、ローカルでも理解していない人が多いと感じる。ではもっと確実な方法とは?

③州の役所に電話、又は窓口で聞いてみる。

雇用主がきちんと説明してくれない、そんな時は自治体の専用サービスに電話して確認しよう。英語での電話対応は難しいけど、訓練だと思って試してみるのもあり。もしかすると日本語が話せる職員がいるかもしれないので確認してみるのもあり。

※英単語訳はアルク辞書を参考にしました。

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