ワーホリ前の英語特訓メニュー、勉強に必要な期間はどれくらい?
前回の記事では、渡航前に毎日2時間を英語に捧げてね、という話をしたよ。
→英語上達に最適なワーホリ年齢とは?
今回は、具体的に英語の何を2時間やるのか、どれくらい続けるのかを話すね。
ノマドちゃんブログは、ブログそのものが英語学習ツールになってるよ。英語リンクをつけたので、活用してね。
ワーホリ前の英語特訓メニューと勉強に必要な期間
ワーホリの渡航前は、毎日2時間を英語に捧げてほしい。
2時間なら映画を一本…というのはあまぁぁぁーい!パシッ(竹刀で肩叩かれるやつ)。
映画を見ながら英語に集中する。これは完全に矛盾している。なぜなら、勉強の本質は集中することにあるから。
机の上の勉強と日々の生活の学習は、どちらも大切。ただちょっと概念が違う。ワーホリ生活の英語は、どちらかというと日々の生活の英語学習になる。
渡航前に日本でやってほしい英語は、机の上の勉強。つまり集中力が肝となる。
ワーホリ渡航前の英語の勉強、特訓メニュー
- 発音練習(毎日30分)→ヒアリングと発音の強化
- リーディング(毎日1時間)→単語力・文法力の強化
- 英語の動画(毎日30分)→リスニング・リーディングの補助
使える英語を習得するための勉強は、なるべく毎日繰り返すのが効果がある。→ spacing effect
発音練習は、30分集中してサクッと終了する。
リーディングは、最も集中力のいる作業なので、最低でも1時間くらいは必要かな。必死にやると、あっという間だよ。でも辛い場合は10分くらいから始めて、集中できる時間を徐々に伸ばす感じで。
英語の動画は、5分から10分ほどの短いものを何回か見て、理解しようとしてみる。
この3つを一気にやると集中力が続かない。間に休憩を入れるか、違う時間帯に埋め込む感じで。
優先順位は、1→2→3で、疲れ切ったら3はあきらめてもいいけど、1は鉄板でやる。リーディングは時間を減らしてでも、継続する方が効果的だと思うよ。
集中できない勉強はダメダメ。
→ How Long Can A Person Concentrate When Studying?
→ Five ways science can improve your focus
ここにスピーキングがない理由
おそらくスピーキングを強化するために、ワーホリしたいんだよね?そのスピーキングに重要なのは、文法以上に単語力!
スピーキングは、海外で地元の人との会話を通して、相手のマネをしながら、話し方を学ぶのがポイント。→ The Importance of Imitation
話し方がわからない段階では、ひたすら語彙を並べることで、相手が理解する可能性が高まる。会話が弾むと相手も楽しいと感じ、話す機会が増える。話す機会が増えると自分のスピーキングが上達する。
ノマドちゃんはオーストラリアで、文法ハチャメチャ英語をしゃべってたけど、なんかこの人言ってる事おもしろ〜みたいな感じで、友達になってくれた人たちも。まずは、とにかく単語を並べて自分のキャラを出す感じでいこう。
語彙力がないと、小学生みたいな会話になるので、相手がつまらないと感じてしまうかも。
ワーホリ英語にリーディングが重要な理由
リーディングは、言語学習の根本にあるもの。子供が絵本を読む理由がそこにある。読書は、文法・単語力・熟語・社会知識を網羅できる。
→ Importance of reading: Why reading is such an important English language skill
→ Why Is It Important to Read to Your Child?
英語動画は、発音がある程度できないとヒアリングが難しいと思うので、字幕をつけてリーディングをしてもいいし、ユーチューバーの話し方を学んだり、知識学習など、いろいろ活用してみてね。
英語文法まったくわからん、という人
上記を始める前に、中学の英語文法をサクッと復習してね。文法復習のポイントは、ザックリテキトーにやること。文法だけ完璧にしても、実際に文章を読めないと意味ないからさ。文法の復習はテキトーで okey dokey!
ワーホリ渡航前に、やってはいけない英語の勉強法
- 映画やドラマを英語で見る →これで上達するなら誰も苦労しない
- ヒアリング聞き流し法 →文字通り右から左へ流れるので意味がない
- 単語帳で単語学習する →コンテクストのない単語学習は意味がない
映画やドラマを観たい人は、2時間の学習時間とは別に、娯楽として楽しんでね。
英語を学び続ける能力、これがポイント
ノマドちゃんがヒアリング・リーディングを協調する理由はとてもシンプル。
この二つができるようになれば、英語を学び続ける能力が身につくから。
なんとなく英語を理解できるようになると、日々の生活で使えるようになる。ブログ・SNS・ニュース・映画やドラマを見る。これらすべてが英語ベースになる。渡航前やワーホリ中に身につけるべき事は、英語力ではなく、英語を学び続ける能力だよ。
英語は、ヒアリングが難しい言語。そこは集中してやる必要がある。
リーディングは、文法力+英語知識。RPGでいうトレーニングモードの部分が文法なので、そこに時間をかけ過ぎると、本ゲームにいけないっていう…。
この内容がしっくりこない人。以下に教育の本質を書いたよ。
ワーホリや英語どうこうの前に、学校の本質をサクッと理解
”Do you know what university students are supposed to learn?”
“Mmm, whatever things they need to learn?…”
“No, Universities are the place to learn how to study. Many people don’t understand what postsecondary education is meant to be”
“Oh!! That’s why many university grads can be dumb, it makes sense.”
ある日こんな会話になり、へえ〜大学って、学び方を学ぶ場所なんだ〜と学んだ。
義務教育の目的は、基礎知識を学ぶこと (compulsory education)
中等後教育の目的は、専門知識の学び方を学ぶこと (Postsecondary education)
つまり学校教育は、社会人になってから自分で勉強を続けるためにある。と私は思うのさ。
学問や研究が進むと、古い知識は陳腐化する。知識はアップグレードし続ける必要がある。
学校を卒業し資格さえ手にすれば、もう勉強しなくていい。こんな日本の社会ノームは、愚かだと思わない?これが老害の根源じゃない?
日本人が英語ができない理由は、義務教育の学習時間や内容というよりも、学校の本質を理解していない点にある。私はそう思うけど、君はどう思う?
ワーホリ渡航前の英語勉強に必要な期間とは?
勉強は、毎日繰り返すほうが効果がある(spacing effect)。と言われてはいるが、週7日の勉強は、精神的に辛いので、2日休んで週5の設定で計算してみた!
1日2時からの…カチカチカチ…短くて3ヶ月〜。
2×5=10
10×4=40
40×3=120時間
中学校の1年間の英語の時間は140時間らしいね。3ヶ月で120時間なら、まあ上出来じゃない?
個人の英語・ワーホリの目的によるので、絶対この長さとは言えない。ただし3ヶ月このメニューを継続することで、自分の成長を感じられるはず。できる自分を発掘する。これ大事!
2時間以上できる人はやってもいいけど、集中できないなら、ゆっくり映画でも見た方がいいかも。息抜きも大事。または、1日の時間を減らして週7で設定してもいいよね。
ワーホリ渡航前に時間の余裕がある人は、さらに3ヶ月続けると劇的に成長するよ。6ヶ月もあれば十分じゃない?計240時間でしょ?
最後に、勉強の本質は集中力。SNSピピーの音とかダメだからね、マジで。じゃまた〜。