【ワーホリ学生必見】カナダの保険証OHIPの取得方法【保険料タダでおすすめ】

こんにちは。のまどちゃんです。

最近はトロントで月5万くらいで生活してます。

さらに保険料タダでして、どの病院でも安心して治療を受けれる状態なので、ほんとに助かってます。

ワーホリはもちろん、今後カナダに移住したい人はしっかり福祉制度を学んでください。では、始めます。

【ワーホリ学生必見】カナダの保険証OHIPの取得方法【保険料タダでおすすめ】 

OHIPとは、、、

Ontario Health Insurance Plan オンタリオ州の健康保険のこと

現在ワーホリビザでトロントに住んでまして、この『 OHIP 』に加入してます。

※今回はオンタリオ州の内容です。他の州に関しては必ず役所で確認してください。

最初に加入してた保険の期限が切れて、どーしようかなーと思ってたところ、カナダでは『 国民でなくても健康保険に加入できる 』とのことで、申請してみたらなんとワーホリの自分でもできました!

日本でもそうですが、本当は福祉制度をあまりよく知らないという理由で受けられていない人達がいます。日本でも弱者に対し多くの制度を設けていますが、広く周知されていないというのが現状です。

英語の情報収集は難しいところがあると思いますが、ワーホリの方は海外に興味がある方たちだと思いますので、国の制度もしっかり学んでほしいと思います。

カナダの保険制度

みなさんまず日本の保険制度はご存じですか?

国民健康保険と厚生年金保険の2種類がありますね。

どちらも収入によって収める保険料が異なります。そして病院にかかった際に、医療費の3割を自己負担する必要がありますね。

カナダの保険制度は日本と全然違います。

そもそも日本のように毎月の保険料金を支払う必要がありません。

国民の保険料は税金でまかなわれます。ですので保険料金は払いませんが、税金という形で間接的に保険料を収めてます。

「 じゃ保険に入らないともったい! 」はい、その通りです。

ではカナダの健康保険に加入する方法を解説します。

【ワーホリ必見】カナダトロントで保険証OHIPを申請する方法

カナダの健康保険に加入する条件や方法は州によって異なります

今回はトロントを代表するオンタリオ州の保険証に関しての私の体験です。

オンタリオ州で国の健康保険に加入できる人とは

  • カナダ国民(Citizen)であること。
  • 学生ビザで学校に通っていること。
  • 労働ビザで実際に働いていること。

例えば上記が見られまして、ワーホリはワークビザ、学生は学生ビザがあるので、条件に当てはまりますね。

オンタリオ州で健康保険に加入する方法【ワーホリの場合】

ワークビザを持っているだけではなく、実際に雇用されているという証拠が必要になります。

  1. オンタリオ州で仕事を探し、一つの職場で90日以上務める。
  2. 『 OHIP 』に加入するための雇用証明書類を雇用主に出してもらう。
  3. オンタリオの役所『 Service Ontario 』にて申請を行う。

この3ステップで行います。順番に解説します。

1.オンタリオ州で仕事を探し、一つの職場で90日以上務める

現在のオンタリオ州の最低時給は14ドル(約1,100円)で、もうすぐ15ドルにあがりそうですね。

仕事をサクッと見つけて、3ヶ月同じ雇用先で働きましょう。私は寿司屋とカフェで掛け持ちしてまして、寿司屋の方で保険申請しました。

カナダの給料は2週間おきです。その際に給料明細をチェックしてください。特に保険料などは引かれてないですが、所得税と雇用保険が引かれます。収入が少なければ税金は返ってくるので、年末調整もしっかりしましょう。

タックスはこちらで解説してます。
【無料】カナダタックスリターンはネットで自分できる【日本でもOK】

2. 『 OHIP 』に加入するための雇用証明書類を雇用主に用意してもう

オンタリオの役所の職員に、保険加入に必要な書類の記載条件を確認しました。

  • 6ヶ月以上雇用しますという雇用主の一筆が必要
  • 会社名と雇用主のサイン
  • 実際に自分の住んでる住所

これらが記載されてる書面ならOKとのこと。※給料の明細書ではダメです。「 ○○さんを正式に雇用し、このまま6ヶ月以上雇い続けます 」というような一文が必要でした。雇用主に『 OHIPに加入するための書類 』と言えばわかるかと思ったんですが、雇用主が無知な場合も多々あります。

最初にボスに用意してもらった書類では、「自分の住所や雇用の条件部分が不十分なので、雇用主に付け加えてもらって」と役所の職員が丁寧に教えてくれました。親切な職員さんだったので、とても丁寧に教えてくれました。

案の定、自分のボスはいまいちよくわかってなかったようで、「 役所にこう言われたからその通りに書き直してくれ」と伝えると、書類を作り直してくれました。雇用主に任せるのではなく、役所のプロの指示に従ってください。

一つ大切なことを言います。

海外でも日本でもそうですが、何事も思い込みで行動してはいけません。さらに、専門科でない人の情報をあてにしてはいけません。職場のボスや同僚はもちろん、ブログ、SNS、ニュース番組の情報を鵜呑みにしてはいけません。

留学代理店もまた、法律家でもなければ政府の専門機関でもありません。オフィスを構えているただのアドバイザーです。ですので自身で専門科の情報へアクセスし正しい内容を調べるクセをつけてください。

海外では特に、ボスがこう言ってたから、たくさんの人が言ってるから間違いないだろう、という思い込みで行動するのは危険です。

3. オンタリオの役所にて申請を行う。

最寄り役所 『 Service Ontario 』の窓口に行き、OHIPを申請しました。

※『Service Canada』は管轄が違うので注意。こちらはビザなどの役所です。

《 必要な物 》

  • パスポート
  • ビザ
  • 雇用主からの雇用証明書類(手紙を一筆)
  • 自分の住所が証明できる書類(光熱費の領収証や銀行の郵送物など)

このあたりでした。

書類に不備があれば、揃えなおして申請すればOKですよ。書類仕事は面倒ですが、自分で行うことによって徐々に慣れるから大丈夫です。

わりとすぐに郵送で保険カードが送られてきました。そのカードを持っていくと、病院へかかることができます。カードの期限はワーホリビザの期限と同じでした。

学生ビザの場合

学生ビザもOHIPの取得が可能のようです。

学校に通っている証明が必要なので、具体的にどんな書類を用意すればいいか、役所の窓口でしっかり確認してください。上記と流れは同じかと思います。

役所の職員によってはとても丁寧に教えてくれますが、やる気のない職員であっても、それが彼らの仕事なのでしっかり内容を確認しましょう。

カナダで申請した保険証OHIPの保証内容や使い安さ【ワーホリ学生に便利】 

日本の保険は自己負担3割ですが、カナダはどうでしょうか。

  • 病院にかかった際の医療費が無料
  • 処方箋は無料だが薬代は払う必要がある
  • 病気以外のことに保険は効かない
  • 特定の検査に自己負担が必要な場合がある

歯をキレイにとか、美容整形とか、整体など、美容目的の医療はもちろん保険適応外です。救急車も自分で呼んだ場合も適応外だそうです。事故で誰かが勝手に呼んだとかは自分の責任ではないようですね。

日本の健康保険と内容が異なりますので、必ず『 Service Ontario 』 で保険が適応される条件を確認してください。ブログの人が書いてる内容でなんとなく決めてはダメですよ。

検査に関して料金がかかるものもあり、薬代もかかかるので、高額な薬を定期的に服用するなような場合や、持病があるような場合は、OHIPでカバーされるのかを確認し、民間の保険も検討してください。

私は、アレルギーやアトピーでたまに病院に行くのでこの保険は便利でした。ワーホリで健康体の人は毎月の保険料がかからないのでいいですね。

カナダの保険は最低限の医療を保証する国の制度でして、短期滞在のワーホリでもしっかり適応されました。さすが移民の国カナダですね。

「 少ししか税金払ってないのに、そんな恩恵を受けてもいいのかな? 」
と思うかもです。

問題ありません。そもそも福祉制度というものは、富裕層と低所得層の格差を配慮してつくられている制度です。

民間企業が利益目的で行うべきでない産業は、収入の低い人や弱者でも最低限の暮らしに困らないサービスを提供するため、国営になっています。

アメリカはその概念が崩壊してまして、そもそも国の医療保険制度と言うものがありません。

国民であっても高い保険料を払って、民間保険に加入する必要があります。さらに民間保険はとても高額だと聞きます。病気にかかっても病院に行かない人が増いのはそのためです。医療ビジネスはアメリカの一大産業と言えます。

さらにカナダで資格を取った医師や看護師が、給料の良いアメリカで働くことも問題になっています。このようにアメリカでおかしな政策ができるとカナダに影響されることもあるので、隣国の動向もチェックしてくださいね。

同じ先進国でもこれだけの違いがありまして、達国の福祉を学び知識をつけることで、今後の日本での生活にも役立つと思います。

現在の自分はと言うと、、、

保険を申請した際の職場や辞めまして、それでも保険証は使えるので大丈夫です。保険料が無料になり、タックスリターンで税金も全部帰ってきました。政治や国民性をみているとカナダは弱者にやさしい国と言えます。

のまどちゃんブログでは、海外生活を通して学んだ、厳しい世の中を生き抜く方法を解説してます。参考にしてください。


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