【ワーホリ情報学】ウィキペディアの正しい使い方を学び、英語力と情報力を身につけよう
こんにちは。 のまどちゃんです。
ワーホリや留学などで海外へ行くなら、まずwikiを使いこなす事から始めてほしい。なぜならウィキペディアは、情報収集の基礎だから。
今回は、日本語ウィキと英語wikiの両方を使い情報収集をしつつ、ついでに使える英語まで学べてしまうよ。
内容:
Wikipediaとは?
Wikipediaの正しい使い方と使える機能
日本語ウィキと英語wikiの情報量の違い
Wikipediaを英語学習に活用する方法
【ワーホリ情報学】ウィキペディアの正しい使い方を学び、英語力と情報力を身につけよう
私がWikipediaを愛用し始めた理由は:
- 英語を学ぶのに超便利なツールだから
- 本を読むのに絶対に欠かせないから
- 情報の宝庫だから
大袈裟ではなく、Wikipediaを利用しない日は一日たりともない。それくらい人生に欠かせない万能ツールとなっているよ。
では私の脳は Wikipedia 情報のみでできているかというと、まったくそんなことはないのさ。Wikiはあくまでも基礎ツール。これを使い深い情報にリーチするのがこの記事の目的だよ。
Wikipedia とは?
Wikipedia は、あくまでも Encyclopedia (百科事典)なので、情報の幅が広い。紙媒体の百科辞典よりも圧倒的に情報量が多い。逆に言うと、権威性の高い深みのある情報というわけではない。
What makes Wikipedia useful to citizens of the internet is its breadth. It provides information on more topics than any print encyclopedia could.
Crash Course
運営元は、アメリカの非営利団体 the Wikimedia Foundation となっている。
Wikipedia is owned and supported by a non-profit, called the Wikimedia Foundation.
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英語版、日本語版共に2001年に設立されたが、当初は誰でも編集できるという点から、信頼性に欠けると評判はあまり良くなく、その後も様々な物議をかもし出した。
ただ現在は設立から20年が経ち、ルールやポリシーに関する様々な改善が行われ、信頼度はかなり向上している。
「ウィキペディアは信用できない!」と、ステレオタイプなツッコミを入れてくる人が周りにいるかもだけど、正しく利用すれば超使えるツールなので、そういう人には以下のウィキ知識をを紹介してあげよう。
Wikipedia コンテンツの3つのポリシーを英語でみてみる
1.A Neutral Point of View
Content must be represented fairly, proportionately and without bias.
2.No Original Research
All material must come from a published, reliable source.Crash Course
3.Verifiability
People reading and editing articles must be able to check that the information comes from a reliable source.
1.中立的な視点
バイアスのない公平で均整のとれた内容でなければいけない。
2.独自リサーチではない
信頼性のある出版物が情報源となっている。
3.検証可能
読み手や編集者など全ての利用者が、情報源を確認することができる。
基本的には、これらのポリシーを元に運営されている。高い権威を持つ管理者(administrators)と呼ばれる人たちにより、厳しく管理されているようだ。日本ウィキには40人、英語wikiには1108人ほどの管理者がいる。(2022年時点)
一般の利用者や編集者などは、Wilipedians という愛称で呼ばれ、主に wiki 編集に参加している人たちのことを意味しているよ。
Wikipediaの正しい使い方を英語で学ぼう
情報収集の基礎はラテラル読みにある。これは一つの情報源に頼ることなく、複数の情報をクロスチェックする情報学の基礎となる。
You go there for a general overview of a topic or stepping stone to more references, or to use as one literal reading source among several. And as long as you know how and when to use it appropriately, Wikipedia can be a great friend.
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ウィキペディアは、一般的な概要をサクッと確認するためのツールで、あくまでも調べものの第一段階なのだと覚えておこう。
ここでwikiの機能を少し紹介する。
1.タグ機能
左側にArticle・Talk(ページ・ノート)
右側にRead・Edit・New section・View history (閲覧・ソースを編集・話題追加・履歴表示)
などのタグ機能が存在する。
Talk(ノート)は、編集に関わったウィキペディアンたちが意見を共有する場となっている。
View history(履歴表示)は、編集の履歴と誰が編集したのかを確認できる。
例えば、日本語版ワーキング・ホリデーのページは、最終履歴が2016年とやや古いことがわかる(2022年現在)。それに比べ英語版は、世界中の人により頻繁に編集されていることがわかる。
2.限られた人のみ編集できる Locked Page 機能
If an article is contentious or prone to vandalism, it may be locked for protection. There are different levels of protection under which certain users might be able to edit a partially locked page.
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特殊な記事にはロック機能があり、誰でも編集できないようになっている。右上の鍵アイコンが目印だ。編集の権威レベルは色で識別される。例えば、英語版のBig Bangページはロックされてるが、日本語版はロックされていないいよう。国によって異なるみたいだね。
3.Attention-grabbing notes 機能
Wikipedians add attention-grabbing notes to alert readers to any problems.
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ページの上の方に表示される横枠には、そのページに関する注意書きが表示される。参考元の掲載がない、広告記事になっている、などさまざまな指摘が表示されるので注目してみよう。
ただ、この注意書きがないからと言って、信頼性が高いというわけではないので、あくまでも参考に。ページの信憑性を確かめるには、何度も言うが、ラテラル読みをする必要がある。そこで便利な機能が、以下だ。
ウィキペディアで最も使える機能、References(脚注)
ページの一番下の方にある脚注機能
には、情報元がすべて記載されている。著書やホワイトペーパー、ニュース記事など。
You shouldn’t use one single site as a definitive source. When evaluating new information, we have to read laterally. That means looking to other sources to provide contests.
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例えば、ワーホリに関する記事では、必ず各国政府の公式HPがリンクされているので、大元である公式の情報を検証することができるよ。
強者リーダーの中には、本文を読む前に脚注へ直行する人もいる。独自のリサーチをする場合、権威のある情報を探し出すのはけっこう大変な作業なので、まずwikiの脚注から始める人も多いだろう。
日本語ウィキと英語wikiの情報量の違い
ただ英語が読めるだけで、5倍の情報量にアクセスできるということ。ウェブ情報全体でいうと5倍どころでは済まないということになる。
もちろん、日本国内に関する事など、日本語ウィキにしかない情報も沢山あるよ。日本語は特にアニメ・マンガに関する記事が多い。元々ウィキはオタク愛用ツールだったみたい。
ということは英語と日本語の両方が読めると、英語しかできない人よりも多くの情報にアクセスできることになる。
Wikipediaを英語学習に活用する方法
のまどちゃんが日々実戦しているのが、wikiを利用した英語学習だよ。
1.英語wikiで、意味ではなく概念を調べる
日英辞書や英英辞書ではいまいち理解できない場合。
専門用語やイディオム、固有名詞などは、英語wikiのoverviewをサクッと読む。英語wikiの情報量なら、ほぼ出てくるから。
さらに嬉しいのが英語と日本語、両ページの情報の見比べができること。
2.英語と日本語ダブルウィキサーチを習慣化しよう
例えば、日本語で調べものをする際も、日本語ページ+英語ページにも目を通す習慣をつけよう。日本語を読んでから英語で読むことで、語彙や文法を理解しやすくなる。
Wikipedia is also dependent on published sources, which have their own fender and racial biases and contribute to what is and is not verifiable on wikipedia.
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さらに編集者の違いによる、情報の違いや多様な視点を学ぶこともできる。日本人が書く文章は、日本人バイアスがかかっている可能性が高い。
例えば、ワーホリページ一つとっても、日本語版はほぼ日本の情報のみ。英語版は、世界各国のワーホリ情報を一気に一覧できるようになっている。英語wikiは編集頻度も高く、情報が新しい傾向にあるよ。
この記事の英語の情報源を紹介、ワーホリや英語学習に活用してね
Using Wikipedia: Crash Course Navigating Digital Information #5
クラッシュコースのデジタル情報コースを参考にしたよ。ラテラル読みなど、正しい情報収集スキルを身につけたい人は、全10コースで学んでみて。
情報学の基礎は、ワーホリで必ず役に立つから、わかるところだけササっと見るだけでもいいと思う。もちろん一生使えるスキルになるので、まあワーホリ関係ないけどね。