【ワーホリ必見】カナダ維持費無料のバンクアカウント(銀行口座)
こんにちは。 のまどちゃんです。
海外の銀行では、基本的に口座を作るだけで『口座維持手数料』がかかる。
そこで維持手数料はもちろん、さまざまな手数料が無料、使いやすく安全性の高いカナダの銀行を紹介。もちろん、銀行に関する英語が学べるようになってるよ。
【ワーホリ必見】カナダ維持費無料のバンクアカウント(銀行口座)
おすすめのカナダ銀行は『Tangerine』というネットバンク。
「ネットバンクってなんだか頼りないな」と思うかも。
ところが『Tangerine』は、安全性・利便性ともに優秀な銀行で、理由は以下だよ。
カナダのネットバンク『Tangerine』とは
『Tangerine』は、大手銀行『Scotiabank』の子会社です。
『Scotiabank』とは、CIBC・RBC・TD・BMO と並ぶ、カナダの5大バンクの一つ。
簡単にいうと、Tangerineは大手バンクの一部だということです。
カナダのネットバンク『Tangerine』が超優秀な理由
ここでは、わかりやすい英語記事をもとに解説。銀行に関する英語も学べるように記事を構成したよ。
引用元：TANGERINE REVIEW—BEST ONLINE BANK IN CANADA?
No fees for your everyday banking. That includes unlimited debit transactions, bill payments and free Tangerine email money transfers.
◆fee、charge これらの単語は手数料のこと。
◆transfer お金の移動のこと。つまり送金。
１．口座維持手数料が無料
親会社の『Scotiabank』は、口座をもっているだけで、毎月$3.95の維持手数料がかかるよう。年間で約$50の手数料は大きいかも。
銀行によっては初年度無料などのキャンペーンもあるが、Tangerine はそもそも維持手数料がかからない。
私はワーホリ当初 CIBC銀行の初年度無料(コレもおすすめ)を利用してたのだが、ビジタービザでカナダに2年住むことになり Tangerine に切り替えましたよ。
２．デビットカードの利用手数料が無料
大手バンクでは、月に20回まで無料など制限があるが、Tangerine は使う回数を気にすることなく完全無料でデビットカードを利用できる。
３．Emailで振り込みが無料
Emailアドレスを利用して振込ができるよ。他の銀行宛てでも手数料無料で振り込みができる。私はこの方法で大家さんに毎月シェアハウスの支払いを行っている。これかな便利！
Free ATMs at all Scotiabank locations. Since Tangerine is owned by Scotiabank, you can use 3,500 Scotiabank ATMs for free with your Tangerine account, making it easy to withdraw or deposit cash.
◆account 口座
◆withdraw 引き出し
◆deposit 預け入れ
◆transaction fee 取引手数料
４． Scotiabank のATMが無料で利用できる
ScotiabankのATMを利用すれば、時間帯や曜日に関係なく引き出し手数料が無料。他の銀行のATMだと利用するたびに$1 ～$2ほどかかるみたい。
５．Tangerine カードはデビット機能がついている
Connect to mobile wallets. You can use your Tangerine Client Card (aka your debit card) with Apple Pay, Google Pay, and Samsung Pay—which is a great way to balance the convenience of mobile wallets with the limits of only spending what you can afford.
◆mobile wallets お財布携帯
◆Tangerine Client Card Tangerineのバンクカード
デビットなら口座に入っている額しか使えないので、クレカ使いすぎてしまう人にはデビットが無難なのかな。クレカも作り、2枚所持しておくのがおすすめ。なにかクレカに不備があった際に、デビットがあると安心だから。
７．お財布携帯が便利で安心
Tangerine のデビットカードを、Apple Pay, Google Pay, and Samsung Pay などの、お財布携帯に登録できる。
例えば、財布を忘れたり落としてしまったり、海外で何か緊急事態が起きたとき、ケータイで支払いができるというのはとても助かる。
私はもお財布携帯を利用してるけど、指紋認証で瞬殺で支払いが済むからたまげた！使った後はアプリで残高を確認でき安心だよね。
７．小切手を写メで簡単入金できる
Deposit cheques from your phone. With the Cheque-In® feature on the Tangerine mobile app, you can take a photo of your (Canadian) cheques to deposit into your account no matter where you are.
◆deposit 預入れ、入金
◆cheques 小切手
日本ではまったく馴染みのない習慣だが、カナダの給料は小切手で支払われる。
2週間おきにボス(雇用主)から小切手を給料として渡されるのね。昔はその紙切れを、わざわざ銀行で換金する必要があったが、現代はアプリで解決でき、振り込みとさほど違いはない。
私も最初はわざわざ銀行のATMで、その紙切れをマシーンに投入する作業をしてたんだが、そんなめんどうな事をする必要はまったくなかったのさ。
Tangerineのアプリから小切手の両面を写メするだけで、口座にその金額が振り込まれる。便利すぎて涙がでそうだった。(笑)
８．Tangerineマスターカードは年会費が永年無料
No annual fee. While annual fees can be worth it if you spend enough, Tangerine’s Mastercard comes with no annual fee, so it’s a great fit no matter how much or little you’re going to spend on it.
◆annual fee 年会費
Tangerineのマスターカードは、ワーホリでも簡単に作れるよ。
たぶん学生さんでも作れるんじゃないかな。誰でも作れる楽天カードやパルコカードみたいな感じかな？
私は基本的にクレカを使っている。使うたびにキャッシュバックがあるから。Tangerineマスターカードの還元率は微々たるものだが、キャッシュバックがないよりは、ある方がいいかと。
※やはりクレカが使えないお店もあるので、デビットと2枚持ち、または現金を持ち歩こう。市場やイベントなどの個人店では、現金しか使えない場合の方が多いよ。
カナダのクレカをサクッと作っておく
ワーホリでカナダに着くと過ぎに、カナダのクレカを一枚準備しておこう。日本円を使わなくても、ワーホリで稼いだカナダドルを使いつつ、キャッシュバックも受け取れるから。
年会費無料で維持費はかからないので、ワーホリ後も、旅行などでカナダドルを使いきることができるよ。またカナダに出たり入ったりする人にとっても、最高に便利なクレカかと思う。
Tangerineマスターカードのキャッシュバック率についてはこちらhttps://www.tangerine.ca/en/products/spending/creditcard/money-back/
クレカって払い忘れがないか心配だよね
私は使いすぎを防ぐため、2週間に一度は balance（残高）をアプリでチェック、その場でカードの支払いを済ませるよ。スマホアプリは見やすく操作が本当に簡単なので、英語がニガテな人でも大丈夫だよ。
カナダは日本と違い超がつくほどのカード社会
カナダでは、デビットやクレジットカードは必須と言える。
観光客は別として、カナダで現金を使う人はあまり見かけない。私はもう1年くらいカナダで現金を見てない。(笑)
カナダで財布に準備しておくもの
- デビット１枚→クレカに不備があった時のため
- クレカ１枚→ポイントが貯まり、旅行に便利だから
- お財布携帯→便利で緊急事態にも役立つから
- 少しの現金→市場や野外イベント、商店などで必要
【維持費無料】カナダの銀行口座を開設しよう
Tangerine の口座開設についてまとめたよ。
Tangerine 口座開設に必要な物
- 住所と携帯番号 Address ＆ Phone number
- SINナンバー Social Insurance Number
- 有効な身分証明書 Identification(ID)
SINナンバーって何？とという人はこちら。
カナダワーキングホリデーで現地到着してすぐにやるべきこと３つ【銀行・携帯・SIN】
有効な身分証明書とは？
運転免許証です。ただしそれがない場合は、『Ontario Photo card』というものを利用しよう。ちなみにこの銀行では、パスポートでは有効なな身分証になりませんでした。
この『Ontario Photo card』、普段は財布に入れIDカードとして持ち歩ける、政府発行の公的な身分証となる。免許証がない人は、マストで作っておこう。別記事でチェックしてね。
Tangerine口座開設は２ステップ
ステップ１．ネットで５分！口座の開設手続き
まずは、Tangerine の HP から sign up をして bank account 開設の申し込みを行う。
選ぶ Account type（口座の種類）は、Checking Account（当座預金口座）です。
Checking Account とは、名前の通り小切手（check）の入金（給料の受け取り）や支払いなどに使う口座、つまり普段使うための口座です。カナダやアメリカではこれが基本の口座になります。
ちなみに定期預金や貯金をしたい人の口座は、利息がつく savings account（普通預金口座）なんですが、お金を運用したい人などはこちらも利用するようですが、短期滞在の人にはあまり関係ないですかね。
口座開設でなるべくキャッシュボーナスを受け取ろう！
Tangerineでは、基本的に新規の口座開設で『＄50がもらえる紹介キャンペーン』を行ってます！
ネットで口座開設をする際、紹介者の Orange Key（10桁の番号）を記入する欄があります。そこに私の Orange Key （紹介番号）を入れてみてください。その番号が有効であれば、口座開設の後に＄50が受け取れます。そして紹介した私も＄50を受け取れるとい仕組みになっているので、お願いします。
My Orange Key 57821095S1
＄50キャッシュボーナスの詳細はこちら。
https://www.tangerine.ca/en/referafriend
ステップ２．身分証を人の目で確認してもらう
ネットバンクの口座開設を完了させるには、人による身分証の確認が必要です。
ただしネットバンクには支店がありません。
そこで口座を開設する際、身分の確認をポストオフィスの職員が代行してくれるという段取りになっている。
上記の口座開設の申し込みをすると、身分証明に関するガイドラインがでてくるので、それに従い最寄りのポストオフィスへ。その際に、上記で述べた有効なな身分証明書が必要になるよ。
CIBCの支店で口座を開設した時は、パスポートでよかったんだけどね。
この身分証明書の確認は少し面倒とも思ったが、やはりTangerineで口座を作っておけば、のちのち便利なのでOKかと。大手銀行の窓口で口座をつくり、解約を忘れてしまうと維持手数料がかかるなど、のちに面倒なことに。
海外では大手銀行の窓口接客を、あてにしてはいけない
カナダの大手銀行の窓口は微妙です。日本みたいに「いらっしゃいませ（スマイル）」からの丁寧な接客、みたいなものは存在しない。もちろん稀にやる気のある銀行員もいるとは思うが、やはり稀だ。(笑)
さらに英語がカタコトの人は舐められる。よくわからないままお金のかかるプランをおすすめされてしまうこともあり、銀行員の言ってることが間違ってるなんてことも少なくはない。海外の銀行員は、セールスマン色が強いので、気をつけてね。
なので海外では、自分で銀行HPの内容を確認するというのが、とても大切だよ。
Tangerineはワーホリや学生にピッタリだけど、一応デメリットはこちら
Tangerine は、シンプルに銀行を利用する人にとって、ベストな銀行だと言える。
日本に一時帰国する場合も毎月の維持費がかからず、日本にいてもアプリで口座の管理ができるので安心かな。もちろんタックスリターンの受け取りも可能だよ。
Tangerine のデメリットとは？
利率が良くないのと、マスターカードのキャッシュバック率も低いので、クレカでかなりの金額を使う人、また長期的にしっかりお金を運用したい人、などには微妙。
あと、コールセンターがなかなか繋がらない問題と、オペレーターのやる気がない問題も。そこで、オペレーターの名前をしっかり確認し、優秀そうでないオペレーターの場合は、かけ直すなど、臨機応変に対処する必要がある。まあ、大手銀行も、係員は微妙だからね。
個人的な話をすると、秘密の質問の回答を間違えた際に、口座にロックがかかってしまい、センターに電話をしたが、係員と話をしなくても、音声ボイスの案内だけで解決できたので、以外と困らなかった。
セキュリティーの面で暗証番号や質問の答えなどを何度も間違えるとロックがかかってしまうので、指紋認証にし、質問の答えをしっかり把握するなどのネット管理能力が大切かな。自分はこれが苦手で、たまにやらかす。(笑)
カナダではアナログな日本とは違い、ほとんどのことが電子取引で行われる。通帳や印鑑なんてものは存在せず、スマホで口座や契約を管理するのがあたりまえ。
その点を踏まえたうえで、海外ではネット上で正しい情報を集め、スマホやPCで、さまざまな事柄に対応していく能力を養おう。
