ドイツ部家探し体験談と家賃相場や注意すべき点【留学・ワーホリ必見】

ミュンヘンの街並み

こんにちは。のまどちゃんです。

3大陸3ヶ国に住む間、軽く20回くらい引っ越しをしました。日本での経験もあわせると、軽く30回くらい引っ越したかと。

子供の頃から引っ越し慣れしており、様々な環境や状況を経験し、現在は引っ越しのプロ化してきたなと思うので、今回はドイツの部家探しノウハウを解説します。

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ドイツの部家探し体験談と家賃相場や注意すべき点【留学・ワーホリ必見】

ミュンヘンの家の近所のレストラン

ドイツ部家探しの心得3つ

  1. いかなる時もあきらめない心を持つべし
  2. 騙されないための感を鍛えるべし
  3. 言語を習得し戦略をもちいるべし

日本とオーストラリアやカナダと比べると、ドイツの部家探しは難易度高めです。まずこの三つの心得をしっかり頭に叩き込んで部家探しをしましょう。

ドイツのシェアハウス事情と相場

ドイツで日本人に人気の移住都市は『ベルリン・ミュンヘン・デュッセルドルフ』の3都市でして、他のヨーロッパ諸国からの移民にも人気のドイツは、家賃相場がここ10年でどんどん上昇しており、貸し手市場の真っただ中。

この中で私が1年2ヶ月生活していたミュンヘンは、部屋探しが最も困難な街。そこで6回の引っ越しを経験した理由は、部家が簡単には見つからないからですね。短期滞在の部家を転々とし、最終的にまともなな部家を見つけました。

ベルリンでも部屋探しは大変と聞きますが、ミュンヘンに比べるとたいしたことないかなと。ベルリンに行く人には朗報。

ベルリン→難易度強 ドイツの首都であり一番人気の都市
ミュンヘン→難易度超最強 高層ビル少ない高級住宅地で家賃も最強
デュッセルドルフ →難易度やさしい 最大の日本人街あり日本人向け

ミュンヘンのシェアハウスの一部屋の相場はこちら

600€~900€ ( 約7万~10万 )

シェアハウスの一部屋にこの値段はヤバいと思ったかもです。

オクトーバーフェストで有名なミュンヘンは、ドイツで一番家賃が高い都市であり超高級住宅街でして、ドイツ人でも収入が少な目の人は生きづらい。

東京の一等地に住むようなものでして、そもそもお金持ちでない人が住もうというのがおろかな考えです。たとえワーホリでも、ピアノやバレー音楽やらをやってます、なんて人がたくさんいて、超凡人の自分はビビりまくる感じです。

私がミュンヘンで最終的に手に入れた部家の家賃は?

ミュンヘンの中心地の静かな高級住宅街。オシャレなレストランやバーが立ち並び、オクトーバーフェストの会場すぐ近く。最寄り駅は徒歩3分。トラムは徒歩1分。

自分の身分に合わないと思いつつも、天井がとても高い解放感のある素敵なお部屋で私が支払ってたお値段はこちら。

月370€ (約4,3000円) 光熱費・Wifi込み 家具付き 

運が良ければ見つかる!訳ではないですよ。ミュンヘンは甘かあないです。

ネットでこの部家に応募した人数は?

100人~150人以上 もはやカウント不能。

その中で選ばれるのはもちろんたった一人でして、運はもちろんのこと、戦略もあります。「 そな大袈裟な 」と思いましたね。冗談抜きでして、募集を行ったドイツ人本人に確認しました。応募のメール数は、「 軽く100人超え 」とのこと。「 こんなのミュンヘンでは普通 」とのこと。

どうして私がこの部家を獲得できたのか?

  • この部屋の前に4回引っ越しつつ、約5ヶ月あきらめずに探し続けた。
  • サイトのチェックと応募のメールを毎日の日課とした。
  • ドイツ語サイト・日本サイト・ 新聞・ 口コミあらゆる手段を駆使。
  • 応募する際のメールの内容を他の応募者と差がつくよう工夫した。
  • 面談で自分が住むとここがいいですよとアピールした。
  • 英語力と今までの経験値をフル活用した。
  • ドイツの住宅事情やドイツ人の気質や考え方、文化を勉強した。
  • ミュンヘンに住みたいという執念で幸運を掴み取った。

要するに相当苦労したということでして、これはすみませんが誰でもできません。部家探しが就活みたいな感じかな。いや戦いですね。部屋が決まったとき飛び上がって叫び、みんなに報告し酒をかわしました。本気です。

< サイドストーリー >実はその時ドイツ人の彼氏がいまして、彼も部屋探しをしてる最中でした。ただ彼も同じく苦戦してまして、二人で部屋探しにしのぎを削ってました。彼は月200€という破格の値段で部屋をゲットしてました。

大家さんが老人で値上げをしておらず、彼のんびりとした人柄が気に入られたようです。キャラも大切! 相手は人間。 彼自身も見つかるまでに、7ヵ月くらいかかってました。ミュンヘンえげつない、ほんとうに。

ミュンヘンに住もうと思ってる人は、お金持ちでない限りあきらめることをおすすめしますが、日本人のコミュニティで探すのがいいかと。ほとんどの友人はそれでなんとか部屋を見つけてました、が見つけられない人も、、、。ちなみに日本人経由の相場は月500€~700€です。

上記の部屋が見つかるまで、ドイツ住宅あるあるを一通り経験しまして、自分で探す場合はこのあたりの覚悟で挑もう。ベルリンは日本人が多いし、もっとチャンスがあります。最悪部屋が見つからなければデュッセルドルフに行けばOK。

私が乗り越えた数々の試練はこちら

  • 住んだ家の大家さんにがっつりセクハラされた
  • Wifiなし、さらに狭いところ住んだ時期がある
  • なかなか部屋が見つからず、短期で住める部家を転々とした
  • シャワーヘッドがなかったり、洗濯機がなかった
  • 床キシキシの家で下の住民に迷惑がかかるので足音を忍ばせて生活した
  • かなり腕の良い振り込め詐欺に騙されそうになった

こんな感じでして、失敗は成功の元ですね。今はすべて思い出です。

日本と海外、特にヨーロッパは住宅事情がぜんぜん違い、文化も言語も価値観もまったく異なり大変ですが楽しいです。今はさらにレベルアップしまして、トロント市内で月200ドル(約1万5000円)のところで生活してます。快適です。

人のリア充をうらやましいと思う人が多い話

いい部屋に格安で住んだり、いろんな国に住んだり、フリーランスになったり、多くの貴重な経験をしてますが、それだけ多くの失敗を繰り返してまして、人生の経験値は人並ではないです。

私の海外移住や旅話を、うらやましいとかすごいなと思う人が多いかもですが、正直言ってそうとう苦労してまして、超凡人の自分は見えないところでコチコチ努力しないと生きていけないわけです。

凡人で海外に出たい人は最低限英語を習得する必要ありでして、海外に関して多くの知識も必要になるよ。

ドイツの部屋探しを自分でする方法【留学・ワーホリ必見】

ミュンヘンで最後に住んでた部家370€

自力でミュンヘンに住みたい、またはドイツに住みたい方はこちらをどうぞ。

ドイツ語でルームシェアはWG(ウ゛ェーゲー)と言います。光熱費や家具はついてくるところが多いですが、入居前に確認すればOKです。

ただ、必要な物がすべてそろってないからと言ってより好みすると一生部屋はみつからないのでご注意を。

①ドイツの部屋探しサイト

上記のサイトはドイツ語ですが、グーグル翻訳を使って徐々に慣れましょう。ドイツ語の勉強になります。ドイツ語が使いこなせる自信がある人はドイツ語で、自信がない人は英語で応募する方が無難。一緒に住む人が英語を好むような場合も中にはあります。

※すべてのサイトに詐欺案件があるのでご注意を。

②日本語サイトで探す

  • ドイツMIX B (一番有名なサイト・毎日チェックすべし)
  • あっとベルリン (ベルリン行きの人は毎日チェック) 
  • ドイツ掲示板 (これも毎日チェック)

他にもサイトあるんですが、この3つが圧倒的に情報が多いです。日本人の情報の部屋相場は600€前後です。ベルリンなら400€くらいからありますが運とタイミングなので600€は想定しておくのが無難ですね。

日本食レストランの所有する物件や、日本人と住む物件が圧倒的に多いですが、語学ができない人には一番。部家のクオリティーに比べ、高めの物件も多いですが、日本人が持つ少なーい情報なのでしょうがないですね。同時にライバルも少ないぶん、ドイツ語サイトで探すより見つかる確率が高いのが利点。

ドイツ語か英語ができれば、選択肢が広がるのは言うまでもないので、サクッと勉強しましょう。ちなみに私はドイツ語できません。

③足を使ってアナログな方法で部家を探す

年配の人が情報を持ってることもあり、ネットにはない情報をというのがドイツは意外とたくさんあります。

住宅に配られる地域新聞があり、アナログな世代はここに部家の募集や、家具のセールなどいろんな情報が載ってます。アパートのエントランスに束で置いてあったり、地域の図書館などにもあるかもしれないので確認してください。地域センターの掲示板などをチェックしてみるのもありかもです。

住みたい地域に実際に足を運んで、情報収集、圧倒的にライバルが減るのでねらい目です。

【本当に危険】ドイツ部家探しを自分で する際の注意点【留学やワーホリ必読】

ミュンヘンで始めに住んだ部家530€

人を騙そうとする悪い人間に注意すべき

  • 日本人が困っているのをいいことにそこにに付け込む日本人大家
  • 移民、特にアジア人女子を狙う変態男
  • 部家探しをする人の心理を巧みに利用する詐欺師

これらすべてはドイツとうかヨーロッパの家探しあるあるでして、避けてとおれません。脅しでなくリアルです。

同じ日本人でもあくどい人間はいまして、相手の本質を読み取る力がなければ、言葉もできず、土地勘もない人間は騙されます。

ただ住むところは絶対に必要なので、そこで焦るとよくないかと。
こういった危険を回避するには、お金よりも大切なことがありまして、いかに言語ができるかと正しい情報収集ができるかです。

たっぷりお金を持って行けば、大丈夫と思うのは危険でして、お金さえ出せば部家が見つかるという考えは全面否定します。お金をたっぷり持ってる平和ボケした日本人は詐欺師にとって格好の餌食ですね。

ドイツの住宅事情は完全なる貸し手市場。貸し手が絶対的に強い訳で、ドイツ人ですら部屋探しは困難。自分の判断能力や適応力や経験値、最低限のドイツ語か英語が部屋探しには大切ですね。

そもそも、足元見られてることすら気づいてない日本人が多めで残念。相場より高くて狭い部家とか、値段の割に条件の悪すぎる部家とか、あちゃーコスパ最悪っていう部家に住んでても気づいてない日本人多め。

これは日本国内でも同じでして、まあ知らないほうがいいこともあると思ってるかもですが、それは完全に甘えかと。日本人は完全に情弱で世間知らずです。

言ってることが大袈裟だと思ったかもです。

『 無知 』は申告な症状だと思ってまして、日本の外をまったく知らない人が多すぎてヤバいです。30回くらい引っ越しして、3大陸をサバイバルしたから言えます。自分もまだまだ知らないことが山積みなので、日々世界を学び続けます。

最後に

のまどちゃんブログでは、単なるワーホリや海外ブログではなく、自分が日本や海外で学んだ人生に必要な生きる術を解説。お金も学歴も何もなかった自分が英語を習得し、フリーランスランスになった方法も公開中。

<参考記事>

海外生活で学んだ圧倒的に運やチャンスを掴む方法とコツ【日本でも誰でもできる】 
海外の部屋探しでライバルに打ち勝つメールの書き方【裏技とコツ】

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